4.我ながらウッカリにも程がある、と思ったのですが、あのカズレーザーというタレントさんがコブラの恰好を真似しているということに今まで気づいていませんでした。すみません。しかし逆に言うと、金髪のムキムキがピチピチの赤い服を着たところで誰しもがコブラになれる訳ではない、ということで。 やっぱりこのコブラ、シャレてて、カッコいいですね。しかし声はテレビ版でお馴染みの野沢那智ではなく、愛のメモリーでお馴染みの松崎しげる。いや、松崎しげるっつうたら、やっぱりハン・ソロでしょ。という黒歴史はさておき。ニヒルなコブラには、意外にこのハスキーな声も、似合ってしまう。いい感じ。 この映画版というのは初めて見たのですが、映画版では左手が義手ではなく、直接、サイコガンに変化する、ってのはこれまで何となく知ってました。とすると、あの無敵のクリスタルボーイをどうやって(義手無しで)倒すんだ? 倒せないんじゃないか? ってのも何となく気になってました。いやこれはウソで、そんなに気になっていなかったけど、うっすらとイヤな予感が。 結局のところ、映画版、最後までもう一つ盛り上がらなかったですね。クライマックスの対決が、割と普通に終わっちゃった。 というのもありますが、それより、ストーリー自体が、何やら愛がどうのこうのと薄っぺらいことを言うばかり、何かと言えばとりあえずキスシーン、そりゃ盛り上がらん訳で。 とは言え、アクションシーンはやっぱりカッコいい。左手のサイコガンを構えるコブラの姿が、やっぱりカッコいい。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-10-09 07:50:54) |
3.声優に芸能人を、のはしりかも。最初にアニメ版を観たので松崎は違和感たっぷり。聞いてると慣れてきましたが。 【真尋】さん [地上波(邦画)] 5点(2013-05-06 23:08:33) |
2.松崎しげるは結構好きですが、コブラの声にはねぇ(苦笑)それにこの作品ではコブラの描き方が違ってるのも気になった。原作者の寺沢武一氏は、コブラの声に故山田康雄さんをイメージして漫画を書いていたのは有名な話ですね。映画もテレビもそうしてほしかったな。その後、PCエンジンでコブラのゲームが出た時は、原作者の権力で山田さんにしたとか。アレは渋かった。 【ロカホリ】さん 5点(2004-05-27 22:06:49) |
1.出崎=杉野の黄金コンビという事で、過大な期待をしちゃった感じでしたけど、ちょっとスッキリできない映画でした。自分の中では「コブラ」ってハードボイルドなイメージでしたが、この映画はワリとコブラも物語も映画自体もウェットと言うか、弱々しい感じ。一大事が描かれていても、それが数人の登場人物だけで語られてしまうと世界が狭く感じてしまいます。あと、作画が杉野昭夫らしからぬ雑な感じが(特にアクションシーンで)多かった事、音楽が「さよなら銀河鉄道999」の焼き直し丸出しだった事、日本アニメ映画初のドルビーステレオの音響設計がなんかヘンで、マトモにセリフが聞き取れなかった事など、マイナスイメージが多かった記憶があります。今だったら原作世界のイメージをそのまま映像化できそうな気もしますが、当時はちょっと時代が早過ぎたのかもしれませんね。 【あにやん🌈】さん [試写会(字幕)] 5点(2004-04-09 11:06:56) |