4.良い意味でバカらしい。「映画は芸術じゃない。娯楽だ」と言うことを教えてくれた傑作。 【ガブ:ポッシブル】さん [DVD(邦画)] 10点(2015-10-14 15:38:58) (良:1票) |
3.これはまたとにかく熱い映画だなあ!という印象で、とにかく熱いのである。菅原文太の星桃次郎の馬鹿だけど凄く正直で思っていることは何でも口にしないと気が済まない。その結果、早とちりしたり、挙句の果ては親友であるやもめのジョナサンとすぐに喧嘩になる。だけどもやはり親友らしく直ぐに仲直りする。いつまでも尾を引かないのだ。そんな桃次郎に男達は惚れる。この映画は男が男に対して惚れる映画ではないかと思う。桃さんがトイレを我慢する場面での面白さ、また惚れた女が別の男と付き合っていたと知って最後はその女の為にとトラックで男に会わせてやろうとする桃さん、自分のことよりも愛する女のことを第一に考えて行動する桃さん、作品全体としては何か滅茶苦茶でけして誉められるような内容じゃないけれど、その滅茶苦茶さが星桃次郎の魅力であるとこの作品を観て改めて思いました。 【青観】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-12-31 23:06:27) (良:1票) |
2.トルコ(今では放送禁止用語)大好き、仲間に熱く無鉄砲、ついでにケンカも大好物。こんなとんでもない男がスクリーン狭しと暴れまくるそれがトラック野郎の主人公、星 桃次郎だ!こいつがとてつもない大バカなんだは(笑)八時間の道のりを二時間半で走りきったり(絶対無理)、ケンカの規模は、はんぱじゃない。もう店を、半壊に近い状態にして、しかも次の日のシーンで完璧に直ってる(ツッコミなんて野暮!)。でもね、もうそんな次元じゃないんですよ。この映画は、愛川欣也の見事なコメディリリーフやお京さんと桃次郎の雨の別れのシーンの握手のかっこよさ(お京さん雨でモナリザが泣いてるぜぇ)。洋子さんのベッピンっぷりもいいです(そりゃ星も見えるわなぁ)。最後に、桃次郎が持ってくるはまなすの花の美しさが、俺の胸に染みたときこの映画は紛れも無い傑作だと確信しました。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-11-06 02:31:46) (良:1票) |
1.なんつーか・・・「漫画ゴラク」の世界?いきなりひと仕事終えて風俗(多分当時はトルコって言ってたんだよな)行ってるし、そのくせ自分の惚れた女が売春してると勘違いしたら勝手にブチ切れてるし、自分勝手にもほどがあるって・・・まあ、そんなところも含めて「オトコってバッカよね~」ってとこかな。あ、でも湯原昌幸(なぜかローリングストーンズのTシャツを着ている)がお京さんにプロポーズするところ、あとラストで惚れた女を恋人の元に送り届けるために自分のトラックがボロボロになるのも厭わずに爆走するシーンはホロリとさせられます。いわゆるB級映画なのかもしれないけど、こういう作品こそ当時の映画館で観たかったなあ。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-04-15 16:18:50) (良:1票) |