《改行表示》 4.《ネタバレ》 破局を迎えたジョエルとクレメンタインは話し合った結果、二人でラクーナ社の記憶消去手術を受けることに合意した。しかしそれは以前からクレメンタインを狙っていたラクーナ社の社員で友人のパトリックの策略でもあった。並んだベッドで記憶消去される二人だが、ジョエルは彼女との記憶を遡る過程で破局の原因がすれ違いによる誤解であることに気づき、仲直りの方策を思いつく。しかし手術は止まらず、隣の彼女にも伝えられない。ジョエルは激しく後悔し、記憶の中の彼女と共に“誤解を解く鍵”と“ラクーナ社に残したテープへ辿り着く鍵”を他の記憶の中に巧妙に隠すことにする。手術後全くの他人になって日常生活を送る二人だが、ジョエルはあるときふと記憶の中に隠された鍵の存在に気づき、ラクーナ社のテープへと辿り着く。盗んだテープで事実を知ったジョエルはクレメンタインを探すが、なんと彼女はジョエルの記憶を盗んだパトリックと幸せに暮らしていた。クレメンタインは記憶を完全に失っているので、しかたなくジョエルは挽回する機会が来るまでラクーナ社で働くことにする。記憶を消したと思って安心しているパトリックはジョエルを同僚として迎え入れる。その内彼女とパトリックは以前のジョエルたちのようにすれ違いはじめ、結局は彼等二人もまた記憶消去を受ける。施術したジョエルはパトリックの記憶図から間接的に過去の自分のクレメンタインとの歴史を知り、記憶の中に隠していた仲直りの鍵の使い方を思い出す。そしてジョエルはクレメンタインの前に再び他人として姿を現す。当然のように惹かれ合う二人は以前と同じように付き合うようになり、同じようにケンカもしてしまう。またしても二人の仲は破局しそうになるが、思い出した“鍵”のおかげで乗り越える。そして二人の関係はようやく晴れて新しい局面へと進む。 ・・・と、こういう感じの脚本だったらカタルシスが増して万人受けするんじゃないかな~って思うんだけど、余計なお世話?でも映像表現がとても素敵なのにストーリーやテーマの掘り下げが不十分だったのが実に惜しい!なのでつい自分で改訂版のストーリーを考えてしまいました(笑) 【トマシーノ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-03-31 12:16:13) |
3.シナリオのひねりとか意外性とかそういうものを期待してみる映画ではない。記憶の中をさかのぼっていく見るものを混乱させようとする見せ方だけど、最初の部分とどうつながるかは特に勘が鋭くなくてもすぐにわかってしまう。また繰り返し見たいとは思わないけれど、見た後にそれなりにいろいろと考えさせるものはあった。 【HK】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-03-31 11:32:23) |
2.《ネタバレ》 題名で、なんとなく最後の落ちが予想できてしまったのが、残念。最後の落ちは、お互いにばれないほうがよかったかなぁ、と思った。でも、それじゃ、また同じ破滅に向かう結末になっちゃう。今度こそ、うまくいきますように・・って感じでしょうか。 【ちひろ】さん 7点(2004-04-24 12:46:35) |
1.《ネタバレ》 ま、全体のストーリーとしては「うーむ。。。」という感じですが、いくつかの点で非常に面白かった。(1)まず映像表現。時間と空間が、記憶がなくなっていくとともに歪んでいく表現がとても印象的だった。(2)ケイト・ウィンスレットのアメリカ口語の発音や言い回し(普段の彼女はイギリス英語)に、女優魂を見た。(3)なんといっても、シリアスなジム・キャリーの新境地!なかなかいい演技してたんではないでしょうか。台所で子供になっちゃうシーンは笑えた! 追伸:カウフマン!アカデミー脚本賞、おめでとう!!! 【あまね】さん 7点(2004-04-22 02:39:27) |