29.名作といわれるものは、必ずしも、いままで、無数に流れている名場面集や、名セリフだけで 出来上がるもんではないんですねぇ。この作品実見するまでは、ひとりの男の悲劇だと認識していました。又、「君の瞳に乾杯」が名台詞ではなくて、名翻訳であることも、知りました。私の見たものでは「この瞬間を永遠に」って訳になってました。どちらもいいと思います。 【代書屋】さん [インターネット(字幕)] 7点(2007-06-17 00:58:28) |
28.この映画で一番感動的な部分は、めでたく友情成立ラストシーンでも、顔デカボギーのキザったらしい科白でも、バーグマンの憂いに満ちた画面からこぼれ落ちそうな大きな瞳でもない。「ラ・マルセイエーズ」のイントロが流れた瞬間、ドイツ将校にしなだれかかっていた自堕落フランス女や、豊満な流しのギター弾きの女性ほか、酒場にいた連中が誇らしげな表情で歌声を張り上げるシーンだと思います。甘っちょろいメロメロドラマには弱い自分ですが、この映画についてはまあ悪くはないけど、神格化されるほどの名作にはどうしても思えません。 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(字幕)] 7点(2006-08-28 10:09:20) |
27.俺がシリアスに口にしてるのに、何故か100%の確率で大爆笑になる台詞の代表が「君の瞳に乾杯」です。ボギーと同じ意味の事言ってるのに、私の台詞だと口説きが完敗です。 |
26.名作と呼ばれるだけあって十分に面白いです。随所にオシャレな会話やクサいセリフ。古い映画だからこそ違和感なくサラッと素直に聞けます。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-14 19:52:29) |
25.《ネタバレ》 元カノをどこまで許せるか?がテーマですね。一方でゲシュタポと地下組織との闘い。裏切られたら、誰だってリックのようにイルザを許す気にはなれない。だって助ける義理がないもん。しかし、駅にこなかった理由を知り、まだ愛してくれていたと知り、元カノの危機を救う。男じゃないですか(涙)。最初、「君の瞳に乾杯!」のセリフに、(なんだコイツは、キザったらしいな)と思っていました。しかし、地下組織を支援するため、自分には得にならないラズロを、命を賭して逃がす(真意はイルザのため)リック。そして笑顔で去ってゆく。男の中の男でした。とっても真似できないよ。女を許すのが男の度量ってことですね。まだまだ僕では、経験不足ですね(落胆)。 |
24.かっこいいなあ、ボギー.男は自分のことよりも好きな女の幸せを第一に考えるってか.署長さんもいいいねえ。自分のことしか考えてないような男女の物語が最近多いような気がするので、ボギーの男っぷりが際立って見えた.普通なら気障ったらしくて、恥ずかしいセリフが連発だが何故かすんなりと聞けてしまった。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-25 13:43:41) |
23.決して、いえ絶対にハンサムとは言えないハンフリー・ボガートなんですけどね、演じたボギーはストイックな大人の男、男が粋な男の美学を学ぶっていう点では最高峰ではないでしょうか?ピカピカのキザ男の代名詞にもなってますけど。でも「知らない、わからない、忘れた」ばっかり言ってると愛想尽かされちゃいますよ(笑)男に何か質問した時に返ってくる三大言語ってコレじゃないか??ボキャブラリー貧しすぎです(笑)製作された時代が時代ですから今観ると物足りなさを感じることは否めないとは思う。訂正:ワインじゃなかったぁ、占領地のヴィシー水のびんね、ゴミ箱に捨てたのは。こういう演出がたまらなく好きだけど、うろ憶えじゃなくてちゃんと確認してから投稿しないとだめね^^ 【envy】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-05-03 12:11:22) |
22.正直、観ている最中はずっと4点と5点の間を行ったり来たりしてました。もっとドロドロした三角関係の話なのかと思いきや、ラズロさん完全に蚊帳の外やん! しかしラスト10分ぐらいで事態が急展開してからは一気に話にのめり込み、最後は「そうきたか~」とひとりで納得。再会した二人が妙にいじけてグチグチと言い合う場面がちょっと鬱陶しかったけど、なかなか面白かったと思います。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-27 00:50:54) |
21.《ネタバレ》 音楽や雰囲気がよかったです。ハンフリー・ボガートって酒を飲むだけで絵になりますね。ラストの「犯人を探せ」はシビれました。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-03 00:00:43) |
20.イングリッドの瞳のハンフリー・ボガートに乾杯!! 【はりマン】さん 7点(2005-02-08 23:24:29) |
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19.「君の瞳に乾杯」・・・ドリフなどコメディでよく耳にした台詞だがいざ聞いてみるとカッコ良いなと実感。臭い言葉だけど男なら一度は言いたい台詞ではあるよね(笑) 【ゆきむら】さん 7点(2005-01-10 10:15:11) |
18.あの名台詞を聞けただけでなんだか満足しちゃいました。イングリッド・バーグマンはモノクロ映画を見た中では一番きれいな女優さんだと思います。モノクロ映えする顔なのかもしれませんが。カサブランカといいながら、カサブランカらしさがまったく感じられないのがちょっと不満です。 |
17.くっさ~ と思ってしまう台詞の数々ですが、それは「君の瞳に乾杯」や「そんな昔のことは・・・」が、あちこちで使われ、パロられ、ふざけられて来たせいであって、オンタイムで観ていたら、お洒落で斬新だったのでしょう。そう思うと勿体ない気がする。バーグマンとボギーのいい役者っぷりだけは、クサくも古くもならず、素敵でした。 【ともとも】さん 7点(2004-05-15 15:45:02) |
16.男が信念やロマンや人情やらの感傷にどっぷり浸っている間、美貌の女は通行証ゲットを画策する。男を乗り換えるなんてお手のもの。レジスタンスの闘士家の妻というものは、信念よりも、計算高さと変わり身の素早さで、生き残っていくものなんだと納得。 【トバモリー】さん 7点(2004-04-04 13:23:44) |
15.前に見た時は、もっと好きだったんですけど、久しぶりに見たらいまいちでした。 昔、愛し合っていたとはいえ、あんなにひねくれた男ともう一度恋仲になってしまうという処にかなりの疑問を抱きますし、あと、映画の前提としてある(アメリカの)「正義」に胡散臭さを感じるようになってしまったのが原因かもしれません。 【umering】さん 7点(2004-03-14 06:20:58) |
14.面白いとは思わないけど雰囲気がいいので。 (ビデオ) 【zero828】さん 7点(2004-02-25 20:15:43) |
13.ボガードがかっこいい。中身は特に普通で展開もなだらか。こんな渋い役どころこなせるのは彼だけだな 【アルカポネ】さん 7点(2004-02-01 19:56:02) |
12.恋愛映画でがぜん感情表現のうまさが光るバーグマンがとってもきれい。ボギーのセリフも態度もとってもキザ。「君の瞳に乾杯」って最後だけかと思ってたら何回も言ってた。これは1回だけ決めるともっとインパクトがあったと思う。ラストシーンの気の利いた心憎さまで、一貫してキザでおしゃれな物語。 ウディ・アレンのパロディ「ボギー、俺も男だ」のボギーを思い出してしまう。(こっちはなお好き) 【キリコ】さん 7点(2004-01-08 17:02:06) |
11.霧の中のハンフリー・ボガードさんのコートとたばこが印象的です。まさに沢田研二さんの「あんたの時代は良かったー」。 【its】さん 7点(2004-01-07 01:55:27) |
10.現代の商業映画と較べて、古典映画はテンポがゆったりとしている。現代映画に慣れている人はそこでいらつきだすか、まぶたが重くなる。私も例外ではなかった。だが、クラシック音楽を聴くのと同じ心構えで画面と正対すると、不思議とその時代の空気にこちらが同調し始める。サムの弾き語りを始め、映画の一部始終に流れる濃密なモロッコの空気は、半世紀を過ぎた今でも十分感じ取ることができる。「その映画が今でも通じるか」という見方も良いが、それでも苦しいという方は、目を閉じ、耳で映画を愉しんでみてはどうだろう。何にせよ、「観ていないと恥ずかしい」と年輩の方に言われるより先に、自分なりの感想を持っておこうではないか。ちなみに私は、三角関係恋愛映画のアーキタイプとして、味わい深く観させて貰った。古典的価値は満点級だが(「君の瞳に乾杯」という言葉が巷に定着しているだけで凄い)、感想としてはこの点数、ということで。 【J.B.】さん 7点(2003-12-06 17:52:02) |