17.おすぎの意見に大賛成!ワイパーは必要でした。最後がいいですねvvでも戦争シーンはリアルすぎて怖かった…監督の怨念、みたいなものを感じました。何度か目つぶっちゃったよ…。あと関係ないですが、最後真っ黒になっちゃったドンコンが渡辺謙に見えたのは私だけでしょうか…。 【Ronny】さん 9点(2004-07-23 01:36:20) |
16.お互いを思う兄弟の気持ちが戦争によってすれ違っているのがとても見ていて切なかった。次第に変わっていく兄に反発する弟と弟を助けたい思いで必死になりすぎてしまう兄。それぞれの想いが形は違うと言えども、純粋にお互いを想っているところが暗い戦争の場面を救っていて、この映画の良さを引き出していると思う。 また、ウォンビンの誠実な真っ直ぐな演技、チャンドンゴンの荒々しくも優しさのある演技が素晴らしい。特にチャンドンゴンの鋭い目が印象的でした。関係ないけど、最初の二人からのメッセージが嬉しい。 字幕は根本理恵先生。泣きながら訳したそうです。今までで担当した中で、一番文字数の多い映画ということなので、大変だったと思います。素敵な台詞をどうも有り難うございました。 【うらわっこ】さん 10点(2004-07-21 21:39:16) (良:1票) |
15.同胞同士の殺戮~朝鮮戦争の悲惨さは十分に伝わってきました。でも話の展開に無理があり過ぎ。ホームを走るおかぁさんに拍手、感涙。 【つむじ風】さん 6点(2004-07-19 11:38:45) |
14.CMだけで「泣く準備はできていた」のに、泣いているとなぜか始まる、戦闘シーンがグロすぎて泣きやんでしまいました。ちょっとむくわれなさすぎる展開に、思ったより重かったです。兄の行動や、姉に降りかかる事件などはパンフに丁寧に解説がついてるので理解しやすかったです。 【axion】さん 8点(2004-07-19 04:34:45) |
13.《ネタバレ》 飛び交う銃弾・轟音をとどろかせる砲弾の雨・死に物狂いで襲いかかって くる敵兵達・負傷してもだえ泣き叫ぶ兵士達。。。すごくリアルに描かれて いたんだと思う。。この映画見た人なら誰しもが、戦争になんて絶対行きたく ない、生き残れるはずなんてない、人間が意味なくボロクズ・物のように 死んでいく様を見て、戦争っていったいなんなんだよwwって思うはずだ。 作品中では、誰もがうらやむような兄弟愛が戦争により引き裂かれてゆく 様が 描かれており、戦争がいかに人の人生に大きな影響を与え、狂わせ てしまうかが表現されている。。なんで戦争なんてもので幸せな家庭が 壊されなきゃならないんだよっwwwホント戦争を引き起こした張本人達 ・歴史 をメチャクチャに刺し殺してやりたい気分になってくる。。 作品中では三度泣きました。 一度は、納屋に閉じ込められたイ・ジンソクの のものと思われる遺体のそばに、兄イ・ジンテのあげたペンが落ちていて それを見たジンテが この世の終わりのように落ち込むシーン。 そして二度目は、 ジンテを兄と認めなくなったジンソクが、家族に あてたジンテの手紙の内容を見て 、再び兄への愛を取り戻した瞬間。 そして、三度目は 、クライマックスシーンで、正気を失って鬼畜のように 闘いつづけるジンテを ジンソクが体を張って正気に戻させたシーン。 胸が熱くなりました。。 この映画は韓国の興行収入を塗り替えたっていうけど、やっぱり向こうじゃ 北と南の闘いネタが受けるんだねwwww それだけ互いに根にある恨みが 深いということかwwwww嫌だねww 【アキト】さん 7点(2004-07-18 16:18:54) |
12.《ネタバレ》 久し振りの映画やってんけど、かな~りハードでした。まぁとにかく泣きに泣きました。ストーリーからして泣かねえ方がおかしいだろ!って言いたくなるくらい出だしから中盤、ラストにかけて泣きまくり。特にラストはやばかったな。「兄貴ぃぃぃ~~~!!!あんたって人は・・・」てな具合で涙が止まりませんでしたー。大ヒットしただけあって力の入った作品でした。ただ力入れすぎと言うか・・・戦闘シーンは迫力あってよろしかったんですけどちょっと酔うし、あとウジ虫がでてきたシーン。僕はこのシーンでダブルチーズバーガーが完全に喉を通らなくなりました。まだ半分は残ってたんすけどね~~・・・ま、見応えのある作品だったと思うんで評価は高めです。 【諸星わたる】さん 9点(2004-07-15 03:52:27) |
11.おすぎめ~~騙しおったな。俺はこの映画駄目でした。兄弟の良い話がメインだと思っていたのに・・・戦争戦争また戦争・・・なんじゃこりゃぁぁ~~TT・・・今まで戦争映画と呼ばれていたものでさえこの映画から見れば甘いかも。それくらいドンパチしまくっていました。確かに最初の方はそれでも良いのですがハッキリ言って何回も繰り返されたらダレます。ロールプレイングゲームで雑魚キャラを倒して経験値ためてる様な感じです。そして、おすぎがワイパー欲しいと思われる部分は確かに泣けるのですが「泣ける、もうちょいやったら泣けるかも・・・ぶちっ(違うシーン)」「はい?・・・」寸止めですよ~TT。結局、たいした内容じゃない、だからここで思い出して書けるほど覚えてもいない。つか、ピーコと仲悪いのに兄弟愛に感動するおすぎが既に間違ってる。 【taron】さん 5点(2004-07-09 21:46:37) |
10.圧倒されました。たくさんの戦争シーンはたいへん痛々しいもののやはりそれ以上にいろんな「気持ち」を感じることができました。死にたくないという思い、生きるために殺すしかないという思い、そして兄弟・家族への思いなど、ひしひしと感じました。まさに大作だと思います。 【アンリ】さん 9点(2004-07-06 18:07:18) |
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9.板門店の歴史が、少し見えた気がしました。 【SAT】さん 9点(2004-07-04 17:42:22) |
8.命を懸けて家族を守る「家長」がテーマとして最初から最後まで貫かれていた。 今の日本にピッタリだと思いました。「少子化」「父権の消失」「晩婚化」「負け犬の遠吠えブーム」「天皇家ですら家の存続が危うい」「ヒーローの不在とその出現に対するほのかな期待」… 韓国も深刻な少子化に見舞われているが、このヒロイズムの体現によって方向を指し示している。「家族愛、兄弟愛を前面に出しすぎでは?」と思う方ももちろんいらっしゃるだろうが、私はこの一本の太い道をグイグイ突き進む勢いがそれを感じさせなかった。 しかし、共産主義国があからさまに敵意と武器を持って攻め込んでくる、という日本人にはなかなか想像しにくい点が評価の分かれるところだと思う。ラストの兄の変わり様などはその最たる物である。ただ、大東亜戦争同様、「配給だけでは生きていけない」「疎開」「学徒出陣」など重なり合う部分も多い。 細かい点については敢えて述べません。今の時代の空気をしっかりと描ききっている監督に脱帽です。素材が「戦争」でなくとも私はこの映画を観たと思います。 【ナイトホークス】さん 10点(2004-07-02 01:10:08) |
7.《ネタバレ》 お兄ちゃんはこの先ずっと弟を庇い、弟もヘタレたままなのはヤダな~と思っていたけど、あの兄の変わりっぷりは弟と一緒に悲しくなりました。映画館でマジ泣きって、久しぶりです。トロイよりよっぽど愛の為の戦いでした(笑) 【倉持】さん 9点(2004-07-02 00:18:12) |
6.痛い痛い痛い。。。 【ヒロヒロ】さん 7点(2004-07-01 07:37:15) |
5.韓国映画はそこそこ見てるものの、 「JSA」以外はハズレばかりだったんで不安だったんですが… なかなかの出来で一安心。 力作って言葉が良く似合う映画だと思う。 無駄な間がなく説明臭くなく、ちょうどいいテンポで進む展開には好感を持った。 終盤、泣かす気満々の脚本は好きではないが、出来自体は悪くない。 日本でもこういうスケールの大きな映画を作って欲しいなぁ…。 でも突っ込みどころも多数。 「シュリ」と同じく、敵陣に突っ込んでも全く弾に当たらない兄貴。 ずっと守られる側で弱かった弟が終盤、急に強くなるのはいかがなものか?(笑) キーになる人と偶然ばったり遭遇、とかご都合主義もちょこちょこあるのは残念。 あと戦闘パターンももう少しほしかったな…同じようなシーンばかりで後半ちょっと飽きました。 【ふくちゃん】さん 8点(2004-06-30 00:11:05) |
4.面白かったです。 まあ心の中でのツッコミはありましたが・・。兄弟愛ですね。韓国映画は家族&年長者を大事にするのでそう言うのを忘れてしまっている日本人に受けるのかもしれません。(特に年配の人) このような戦争ものの映画、邦画では作れないのではないでしょうか? やはし同じ国を二つに分けていると言う私には分かり得ない緊張がこの映画の原動力ではないでしょうか? あとやはり徴兵制のあるお国ですから「国を守る!」と言う意識も高いのでしょうね。日本人が忘れている数々のものが入っている映画だと思いました。 【あずき】さん 7点(2004-06-29 08:38:41) |
3.《ネタバレ》 朝鮮戦争を舞台に、家族の悲劇及び戦争の悲惨さを描いた映画。非常によい映画だと思った。ストーリーにも破綻はないし(弟の心臓病の中途半端さだけには残念さを感じる)、映像にも激しいまでの迫力がある。俳優たちの演技も、テーマからか力みのようなものを感じないでもないが、ぐいぐいと引き込ませるものを持っている。いろいろ考えてみて、映画としての出来はよいと言って間違いないかと思われる。なぜ主人公兄弟に弾が当たらないのかという疑問が頭から消えない人は、ほとんどのアクション映画を見ることをやめたほうがよいだろう。今現在、日本からこの程度の映画が生み出せるとは思えない。
しかし私は、映画の出来云々よりも、この映画を「お隣の国では、ほんの少し昔に同じ国の人間が殺し合うという悲惨な歴史があった」という事実を認識させられるべきものとして捉えた。日本も朝鮮の歴史に少なからず影響を与えているという事実も踏まえてだ(もちろん悲しい歴史を持っているのは朝鮮だけではない)。
映画に何を求めるかは人それぞれだろう。「戦争をダシして作った泣き映画」と捉えてそれ以上の何も求めないのもよいだろうし、エンターテインメント性に感心してもよいだろう。私の場合は、朝鮮戦争という史実がそこにある以上は、単なる「作品としての映画」以上のメッセージ性をこの映画に感じざるを得ない。そのメッセージ性が感じられることと、作品としての完成度の高さを合わせて、この映画を非常に心に残る作品と評させていただきます。 |
2.《ネタバレ》 あまりに哀しい結末に、すっかり映画にのめりこんだ自分は、久々に映画館で人目をはばからずに涙した。 日本人が太平洋戦争をある種の「傷」として語り継いでいるように、韓国人・朝鮮人にとって朝鮮戦争もある種の「傷」であるのだと、この映画を見て思った。おそらくそれは日本人や韓国人・朝鮮人にとってのみならず、世界中の人にとってそうだろう。人類の歴史の中で戦争の記憶は、常にある種の「傷」として語り継がれている。この映画は、その試みの中でもっとも成功した例であると思った。 戦争映画にとって戦闘シーンは命であるが、俯瞰を一切排して、同じ距離・高さからのみ映し出される独特の映像は、驚くほどの迫力だった。一方で描かれる家族への愛も、二人の主人公の素晴らしい演技から痛いぐらい伝わってきた。迫力ある戦闘の映像とヒューマンドラマを抜群のバランスで織り込んだことによって、戦争が普遍的なものであると同時に、家族に対する愛も普遍的なものであると認識させてくれる、素晴らしい映画だと思う。 【ぽん太】さん 9点(2004-06-27 00:59:39) |
1.《ネタバレ》 先日、日比谷スカラ座での完成披露試写会で観て来ました。韓国じゃ記録塗り替える勢いの大ヒットだそうです。監督も来日して舞台挨拶してくれました。日本で受けるかどうかは正直疑問だけど、これは久々にガツンと来るアジア産本格的戦争映画です。戦争が9、平和が1の割合。且つ美わしき兄弟愛の映画でもあります。お兄ちゃんの変貌していく様に、この戦争の矛盾や狂気も十二分に伝わってきました。次第に対立していく兄弟の互いの論理、僕はトウが立ってるせいかどちらかと言えば、兄貴のほうに肩入れして観てしまいました。残念だったのは、同じ民族同士が争って殺し合う悲哀みたいなものが、戦闘シーンからもう少し滲み出ても良かったんじゃないかって思った事。兄貴役のチャン・ドンゴンは原田龍二を精悍にした感じ。兄嫁役の女優さんは中島ひろ子に表情も演技もそっくり。髪を短くした弟役のウォンビン君は・・・えっと・・・若い頃の体操の池谷・・・もとい、昔のジェット・リーに何となく面影あるなあ。あ、あと戦場でもどこでも歯が真っ白だなって思った(W)オープニングは「タイタニック」に似てますね。とにかく長時間、肩に力入りっぱなしだったんで疲労困狽です。体調が良い時に観るのがお勧めっす! |