5.板門店の歴史が、少し見えた気がしました。 【SAT】さん 9点(2004-07-04 17:42:22) |
4.命を懸けて家族を守る「家長」がテーマとして最初から最後まで貫かれていた。 今の日本にピッタリだと思いました。「少子化」「父権の消失」「晩婚化」「負け犬の遠吠えブーム」「天皇家ですら家の存続が危うい」「ヒーローの不在とその出現に対するほのかな期待」… 韓国も深刻な少子化に見舞われているが、このヒロイズムの体現によって方向を指し示している。「家族愛、兄弟愛を前面に出しすぎでは?」と思う方ももちろんいらっしゃるだろうが、私はこの一本の太い道をグイグイ突き進む勢いがそれを感じさせなかった。 しかし、共産主義国があからさまに敵意と武器を持って攻め込んでくる、という日本人にはなかなか想像しにくい点が評価の分かれるところだと思う。ラストの兄の変わり様などはその最たる物である。ただ、大東亜戦争同様、「配給だけでは生きていけない」「疎開」「学徒出陣」など重なり合う部分も多い。 細かい点については敢えて述べません。今の時代の空気をしっかりと描ききっている監督に脱帽です。素材が「戦争」でなくとも私はこの映画を観たと思います。 【ナイトホークス】さん 10点(2004-07-02 01:10:08) |
3.痛い痛い痛い。。。 【ヒロヒロ】さん 7点(2004-07-01 07:37:15) |
2.韓国映画はそこそこ見てるものの、 「JSA」以外はハズレばかりだったんで不安だったんですが… なかなかの出来で一安心。 力作って言葉が良く似合う映画だと思う。 無駄な間がなく説明臭くなく、ちょうどいいテンポで進む展開には好感を持った。 終盤、泣かす気満々の脚本は好きではないが、出来自体は悪くない。 日本でもこういうスケールの大きな映画を作って欲しいなぁ…。 でも突っ込みどころも多数。 「シュリ」と同じく、敵陣に突っ込んでも全く弾に当たらない兄貴。 ずっと守られる側で弱かった弟が終盤、急に強くなるのはいかがなものか?(笑) キーになる人と偶然ばったり遭遇、とかご都合主義もちょこちょこあるのは残念。 あと戦闘パターンももう少しほしかったな…同じようなシーンばかりで後半ちょっと飽きました。 【ふくちゃん】さん 8点(2004-06-30 00:11:05) |
1.面白かったです。 まあ心の中でのツッコミはありましたが・・。兄弟愛ですね。韓国映画は家族&年長者を大事にするのでそう言うのを忘れてしまっている日本人に受けるのかもしれません。(特に年配の人) このような戦争ものの映画、邦画では作れないのではないでしょうか? やはし同じ国を二つに分けていると言う私には分かり得ない緊張がこの映画の原動力ではないでしょうか? あとやはり徴兵制のあるお国ですから「国を守る!」と言う意識も高いのでしょうね。日本人が忘れている数々のものが入っている映画だと思いました。 【あずき】さん 7点(2004-06-29 08:38:41) |