5.青年特有の気持ちをうまく表現できていておもしろかった。ニューヨークの街並みもいいですね。 【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 7点(2012-08-24 20:13:16) |
4.《ネタバレ》 遅れたニューアメリカンシネマといった感じ。どこかに出口がありそうで、どこにも出口がない。疲れ果てたアメリカ(ニューヨーク)、最後去る時だけがどこか美しく見えた。 【峠のわが家】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-03 16:08:33) |
3.音声一つとっても粗削りで確かに卒業製作映画という感じは否めません。しかし、据え付けられたカメラで日常風景を垣間見ているような感覚が何とも良いです。最初と最後に見せる大都市ニューヨークの路地裏を行く主人公は出会いと別れを繰り返す旅人であり、身近ながらのユーモアを交えた偶然がドラマティックなロードムービーに仕上がっています。この旅人の境地はまるで芭蕉のようではないですか。たゆたうような浮遊感、ゆったりとした時間の流れがとても心地良い。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-02-08 18:58:28) (良:1票) |
2.地味なジャームッシュ作品ですが、個人的にはかなり好きです。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-10 20:21:51) |
1.「青春」という言葉の響きから連想するのは、眩しく輝かしいもの、あるいは反対に怒りと反抗に満ちたもの、だったりするが、この作品で描かれる孤独と葛藤もまた「青春」の代名詞。人生の方向がままならない10代の心の放浪はやたらとリアルでもある。主人公の放浪は、無意識的に未来を模索しているようにも見える。冒頭で交互に映される、いつもの喧騒のニューヨークと、けして表立たないゴーストタウンのようなニューヨーク。賑やかに見える街にも孤独があるということだろうか。出会う人々もまた孤独を抱えている。パリに行っても同じこと。同じような理由でパリからニューヨークにやってきた若者がいるから。でも行かずにはおれない。若者の性分であり特権である葛藤が永遠に続くかのように感じる、それもまた青春。若きジャームッシュがここにいる。そんな気にさせてくれるから好き。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-09-14 16:24:31) |