4.「馬鹿まるだし」に続いて本作を見たが、こっちの方がずっと山田洋次らしい人情喜劇で断然好き。クレージーキャッツと言えば、当時は無責任男の植木等ばかりが目立っていたけれど、ハナ肇の人情味のある男っぷり(馬鹿さ加減)に感服。岩下志摩はほれぼれするような美しさだし、子役の弓子と安吉もほほえましかった。うさぎ追いしの「故郷」の歌も室生犀星の「ふるさとは遠きにありて」の詩も心に残った。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 9点(2013-02-16 12:57:48) (良:1票) |
3.あんなにドスの効いた「ふるさと」は初めて聴いた(笑) 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-10-18 21:48:34) |
2.安さんいい人だなァ。ラストシーンは少し悲しかった。寅さんに比べると、なんだか安さんのほうはもっと暴走している感じ。どっちも漂っているのは変わらないけれど、寅さん時代の頃には、山田監督も慣れ落ち着いてきたということだろうか? 【揺香】さん 7点(2004-07-08 16:01:32) |
1.「馬鹿まるだし」「馬鹿が戦車でやってくる」と並ぶ、山田洋次がハナ肇を主演にすえた「馬鹿」三部作の一編。ここからあの「寅さん」のキャラが生まれたのだ・・・と、ガラにもなくウンチクってみました。作品としてはそんなに好きじゃないのだけれど(何だか戦後日本のえれぇカッコ悪い部分を強調してる気がするので)、ハナ肇は何だか嫌いじゃないんですよね。結局、ほとんどの男は、女のひとから「馬鹿ねぇ・・・」と言われたいがために頑張っちゃうんだな、と思いました。 【ぐるぐる】さん 5点(2004-04-28 18:22:25) |