3.《ネタバレ》 ロックの寓話とサブタイトルからしてかっこ良い。文句なしのかっこ良さである。オープニングの音楽の素晴らしいリズム、かっこ良さ、音楽だけでなく全てにおいてこの映画はかっこ良く、男が男に惚れる映画である。1980年代、バンザイ!的な臭さが同じ時代を生きてきた者としては自分の青春時代の1本である。主演のトム・コーディ演じるマイケル・パレ、かつての恋人でありロック歌手であるエレン(ダイアン・レイン)のかっこ良さとセクシーさ、更には男ぽくて女気ゼロのマッコイ(エイミー・マディガン)のかっこ良さもこの映画をよりかっこ良く見せてくれている。そして、忘れてはならない悪役、エレンを誘拐する暴走族グループのリーダー、レイヴェン(ウィレム・デフォー)のかっこ良さ、トムとレイヴェンの二人だの対決の場面、仲間達に絶対に手を出させないで戦う素晴らしさ、この映画はアクション映画だけど誰も死なない。一人も死なない珍しいアクション映画である。そこがまたこの映画の素晴らしさである。全てにおいて何から何までやたらかっこ良くてたまらない映画として、一生忘れることの出来ない映画である。映像、音楽、役者達の文句無しのかっこ良さ、何度も言うようにとにかくかっこ良い。私にとってかっこ良い映画は何か?て聞かれたら真っ先にこの映画のタイトルを挙げます。何度も何度もビテオやDVDで見てはその度に痺れるほど熱くなれる映画をこの度、午前十時の映画祭で劇場で見れたことが何よりも嬉しい。好きで好きでたまらない映画です。 【青観】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-06-19 22:34:36) (良:3票) |