4.《ネタバレ》 「深呼吸」は暮らしている場所を離れて自分を見直すような意味合いだと思うけど、それよりもイベント的コミュニティがもたらす一体感や達成感の方にポイントが置かれた作品だと思いました。感激しすぎて大森南朋のように同じ仕事を続ける人も稀にいるけれど、大方は元の日常へ戻って行く。本人を取り巻く環境が何も変わらなくとも、物事を前向きに考えられる自分がいるはず。由緒正しい「リクリエーション」を見せてもらいました。彼らの内面の化学変化が分かりやすく沁みこんできて感動的です。トラウマを抱えた医師の再生はあざとい感もあったけど、彼だけは確かに「深呼吸」になったようです。それにしても、本作の「きび刈り隊」の女性陣の偏差値の高さは異常。深呼吸する前に過呼吸になりそうです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-11-15 21:40:52) (良:1票)(笑:3票) |
3.ひと冬の間、沖縄でさとうきび刈りのバイトに奮闘する若者を描いた映画。そんなのんびりしたプロットそのままに、ゆったりとした時間が流れる映画です。深呼吸しても水泳は速くならないし、ビリはビリ。でも、する前より楽しくなれる。そんな人生の深呼吸を疑似体験させてくれます。仕事に疲れたときにお勧めです。逃げ込む場所ではなく、ここで休んだらまた行ってらっしゃいと背中を押してくれます。 【デルモゾールG軟膏】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-07-30 00:14:18) (良:1票) |
2.おれ、これ映画館にみにいってんだよ。そう、そういえば香理奈と長沢まさみが一緒にでてんだよなあ。けっこうすごいメンツ。それだけでもいいが、作品もいい映画! でも、長沢って、こういう役がピッタリだと思う。実際こういうのに近い気がする。 まあでも、いまや大女優だからなあ。すごい。それから、やはり、こういう映画なので、美男美女が大勢でてくるワケ。だから、どんな状況だって、いいなあ、うらやましいなああ。って、思っちゃう。仮に女性群が、”かもめ食堂”の面々だったら、おれは1秒で逃げ出す。 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-02-21 00:08:27) (笑:1票) |
1.非常に優しい映画だった。やり方間違えればただのスポコンになってたところだが、 一人一人のキャラ説明を詳しくやりすぎないとこが成功だったかな。 ただ、引きの沖縄の風景を映す分にはシネスコの特性を生かせても、 香里奈と谷原が防波堤に座って語らう所や屋内での食事風景等の いわゆる寄りの人間に焦点をあてるシーンでは、構図が定まらないというか イマイチぐっとくる画が撮れてないように思えた。 【マグロのグ】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-05-29 18:46:46) (良:1票) |