4.せっかくいい役者を揃えて、テーマも意義深いものなのに、淡白で雑な仕上がりとなっている印象を受けた。編集がヘタだったのか、脚本に深みがなかったのか理由はわからないが残念だ。彼女の生き様を伝えたかったのか、アイルランドの近代史ドキュメンタリーとして見せたかったのか、意図が中途半端。だが!さすがはケイト・ブランシェット。彼女が主演でなければ、この点数すら上げられなかっただろう。特にアイリッシュ英語特有のアクセント、方言を見事に自分のものとして消化していたのには驚く。それも「関東の人が話すインチキ関西弁」のような付け焼刃的な薄っぺらいものではなく、あくまでナチュラルに。おそるべし、オージー、ケイト・ブランシェット! 【給食係】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-05-06 02:54:35) (良:1票) |
3.きっとアイルランド人が観れば、やっぱりヴェロニカは凄い、と楽しめるんだろうが。自分のように、この映画で彼女の名前を知ったような状態でこの映画を観ても、ただの自爆型の新聞記者としか思えない。やや演出過多な感じが鼻にはつくが、映画自体は決し悪いいものではなく、ヴェロニカ・ゲリンについて詳しく知っていれば、確実に点数は上がったはず。 カメオでのコリン・ファレルの登場は素でウザい。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-10-20 05:53:22) |
2.実話なのにリアリティを感じることが出来なかったのは何故だろう。女性記者が殺害されたという事実が映像に長々と出てきたけど、彼女が命がけになる根本的な部分が今ひとつ明確ではなかった。ゆえに、ヴェロニカは市民運動を盛り上げるための生け贄にしか見えず、とても虚しい気持ちで観終わった後味の悪い映画だった。 【ソフィーの洗濯物】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-09-18 02:22:44) (良:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 ヴェロニカが死んでから、麻薬売買追放の運動が高まったとか、記者としての熱意みたいなものも切れ者であるとか、ヴェロニカの女の部分とかばかり出ていて取材記者としてのヴェロニカが全然描けてなかった。 俳優陣が演技派で見ごたえ充分だったから、余計に残念。 【さら】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-05-31 12:03:22) |