《改行表示》 65.こちらはかなり見応えのある映画。 アーサー王と円卓の騎士の伝説の基になった事実はこうなんだという映画。それをできるだけリアルに描こうとしているところが面白い。ケルト族はまるで野蛮人だ。 ストーリーは波瀾万丈で、かなりハラハラドキドキさせられる。 グウィネヴィアが非常に美しい。キーラ・ナイトレイ。「パイレーツ・オブ・カリビアン」の令嬢役だったとのことだが、全然気がつかなかった。「ベッカムに恋して」にも出ていたらしいが、残念ながらこの映画は見逃した。 主人公アーサー役はクライヴ・オーウェン。役所広司に似ている。 騎士ランスロットにヨアン・グリフィズ。一番おいしい役。 2時間は短すぎる。 3時間超の超大作でも、充分中身がつまっているので大丈夫だったのでは。そうすれば、「7人の侍」クラスの作品になりえたかもしれない。まあ、さすがにそれは誉め過ぎか。 どことなく「7人の侍」や「ラスト・サムライ」を思わせる映画。 なぜそうなのかはネタバレになるので言えないが。 【Ravenclaw】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-12-02 14:54:05) |
《改行表示》 64.映画冒頭にテロップが流れる通り、この映画は一般によく知られたアーサー王伝説ではなく、その元ネタと言われるハドリアヌス城壁守備隊長「アルトリウス・カストゥス」の伝承を元に作成された映画(らしい)。 たしかに手垢のついたアーサー王伝説を今さらそのまま映画化するってのも芸がないんで、これはこれでありかな、と。 (日本でもかつて「燃えろアーサー 白馬の王子」という「暴れん坊将軍」のイギリス版みたいなとんでもないアニメがありましたが^^) 伝説のアーサー王ではなく、史実に残る田舎騎士の泥臭い伝記。そう考えると、映画全体を覆う地味で泥臭い雰囲気も納得できるものがあります。 と、ま、それはいいんですが... 皆さんが書かれてるようにこの映画、映画として「ヘタクソ」 ツッコミどころが満載です。 例えば、映画導入部、ランスロットの出立シーンが描かれ、そこで意味深に渡されるお守り。これは映画中で重要な物のはず。 そして「15年後..」のテロップ後、出てくるのは当然大人になったランスロットってのが観客が期待する展開なのに..えっと...これは誰と誰? そしてランスロットの名前がやっとセリフで出てくるのは実にそれから20分後。 観客はやっとそこで「どうやらこいつがランスロットらしい」と観客が把握できるのです。 意味深だったお守りにいたっては伏線でもなんでもなく1時間以上経過したのちチラッと無意味に出る程度。 その頃には冒頭のエピソードなんか忘れてますってばよ。(しかも忘れてても問題ないという。) ..一事が万事この調子で、とにかくへたくそな構成で、状況や人物の描き方は舌足らず。 おかげで登場人物は区別がつかないし状況もよくわからず、映画を見ている観客の負担はかなりのものです。 ...と、文句つけ放題なこの映画ですが、なぜか私はわりとおもしろかったのです。 正直に告白すると「ロードオブザリング1,2」より間違いなく面白かった。 (そもそもあっちの方が状況や登場人物等、もっと区別つかないし) ブラッカイマー映画は嫌いだし、こんなにだめ映画なのに..なぜか結構面白い。 (決してキーラナイトレイの妖しい戦闘用乳バンドに心を動かされたからではない!) ....私にとっては自分の心の不思議を感じさせてくれる映画でありました。 【あばれて万歳】さん [試写会(字幕)] 6点(2016-11-06 23:52:38) |
63.ブリテン島には紀元前5世紀頃からブリトン人が生活していましたが、西暦43年にローマ帝国は島の大半を占領し、支配地域をブリタニアと呼びました。しかし支配地域外に住むブリトン人による攻撃が続いたため、ローマ帝国は本作に登場する長城を建設。5世紀になるとゲルマン系のアングロサクソン人による侵入がはじまり、ローマ帝国はブリタニアを放棄。アングロサクソンは先住民族たるブリトン人を征服・同化し、現在のイギリスに至ります。。。という歴史を知らずに本作を見ると、誰が何のために戦っているのかよく分かりません。ブラッカイマー作品にしては珍しく歴史学上の大胆な仮説をベースにした知的好奇心に訴える物語なのですが、こうした作品を扱い慣れていないためか企画の魅力が発揮されていません。アーサー王はローマ帝国の役人(実在の人物アルトリゥスがモデル)、円卓の騎士は騎馬民族サルマートの傭兵、イングランド王家の始祖にあたるサクソン王セルディック(日本で言えば神武天皇)を極悪非道な悪役とするというトンデモない企画なのですが、もったいないことにその面白さが伝わってきません。観客に対する情報提供が不足しているのです。また、伝説とリアリティのバランスの取り方が中途半端で、史実に近い人間ドラマとしようとする一方で、たった7人の騎士でサクソン人の大群の前に立ち塞がる荒唐無稽な場面があったりするため、映画の空気感がイマイチ掴みづらく、素直に興奮することが出来ませんでした。これらは、作品の方向性を決めかねたプロデューサーの失敗でしょう。また、監督も本作には向いていなかったと思います。肝心の合戦シーンの演出がヘタで、大人数が入り乱れるスケール感を表現できていません(史劇においてはスケール感が重要だというのに)。また、かねてより女性の描写を不得意とする監督でしたが、グィネヴィアがキーパーソンとなる本作ではその弱点がモロに出てしまっています。せっかくナイトレイが演じているにも関わらずグィネヴィアは魅力的ではないし、アーサー、ランスロットとの三角関係もまったく印象に残らないほど淡白。。。その他細かい点では、クライマックスに騎士達が着る鎧がカッコ悪いのも難点で、いよいよフルアーマーを披露するからにはかっこよくないとダメでしょ。また音楽もイマイチで、何十回と聞いてきたジマー節が本作でも炸裂。彼はちゃんと仕事してるんでしょうか? 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-08-15 12:36:19) |
62.映像に迫力があって楽しめましたが、感情移入できませんでした。最後の戦いは先にもう少し弓矢を放っておくべきだったような。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-01-18 22:57:35) |
61.「アーサー王」をこんな魅力のない映画にするなんてどうかと思います。いくらキリスト教義ドップリで面白味が少なくてキャラの魅力が薄くても、代表的な騎士物語ですから。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-11-08 09:31:57) |
60.キングシーサーなら知ってるけど、キングアーサーってのはあまり馴染みがないもんで、前半は、へー、ふむふむ、で、だからどうなのよ、ってな感じだったのですが(要するに、やや、右から左に抜ける感じ)、後半になると、これでもかとノリノリの時代劇が展開。思わせぶりな煙モクモクの中、さっそうと現れるアーサー、そして繰り広げられるチャンバラ。おーこれは確かに万国共通のオモシロさ。しかし、何でもかんでもそういうノリでいいのかブラッカイマー、と、小声で言っておく。勿論、嫌いではないので、あんまり大声では言わない。他の騎士たちとの友情が感動を呼び涙を誘う。とは言っても本当にこんなので泣く人はいない訳で、だけれども、他人に紹介する時はやっぱり、「この映画、泣けるぜぇ」と言ってしまう(わかりやすいので、つい)。そういうタイプの作品。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-03 15:32:27) |
59.予備知識無しで観たので..いたって普通に鑑賞..重厚で正統派的な部分と、娯楽映画的アクションシーンが混在した、中間的な作品..それなりに楽しめるのでは... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-08-26 13:01:03) |
《改行表示》 58.イメージしていたアーサーとは全然違ってたし、見所もない。映像だけの映画 アーサー王ってこんなの?下品だし強そうに見えないしどう見てもニコラスケイジだし、私が想像したのはもっと存在感が大きくて全員が最強な軍団だと思ってました(主にTVゲームからの連想ですが) 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-08-19 20:40:38) |
57.アーサー王伝説をあえて題材にとりつつ、やってることは普通の時代物とほとんど変わらない。壮大な対象に挑んでその壁の前でこけてしまった感じ。クライブ・オーウェンが最初から最後までニコラス・ケイジに見えてしまうのも気になった。この人にこの作品の主役は合わなかったのでは?キーラ・ナイトレイの見せ場がほとんどないのも、何とももったいない。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-07-14 03:06:10) |
56.好きなジャンルなのにこの点数しか付けられない。 【丸に梅鉢】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-07-04 23:32:18) |
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55.主役のパッとしなさ感が全てを象徴してるような映画。ヒロインの演技も違和感しか感じない。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-05-10 08:53:01) |
54.アーサー王のこととか全然知らずに観た自分が間違っていたんですかね。それともこういう世界観が好きじゃないからおもしろくないのか。 【十人】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-04-21 01:36:54) |
53.普通じゃん。 【ビリー・ジョー】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-02-22 16:08:24) |
52.ブレイブハートでも言ったが、アメリカ的価値観をブリトンに持ち込むのはやめれと言いたい。ビジュアル的にはよくできていると思うんだけど。 【azuncha03】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-02-22 08:58:24) |
51.ジェリー・ブラッカイマー作品だし、空撮にお金かけたり戦闘シーンも迫力があったけどイマイチ感情移入が出来なかったかなあ。もっともっとスケールの大きい映画を勝手に期待してしまったのもあってちょっと物足りなかったです。ハンス・ジマーは相変わらず無難に壮大な曲を書いたんですけどね。イギリス人俳優にこだわったのがあまり意味を感じられなかったのもちょっと残念でした。ただ映画としてはまとまってはいますし、クライヴ・オーウェンは貫禄ありました。でもWOWOWで十分かな? |
《改行表示》 50.はて?アーサー王伝説ってこんなにスケールが小さかったっけ?? ランスロットってアーサーの後に死ぬんでは?? 【ひで太郎】さん [映画館(字幕)] 3点(2005-10-31 12:41:53) |
《改行表示》 49.見終わった瞬間の感想が「んーなんでこんなに面白くないんだろう?」だったわけです。 きっとLOTRみたいな合戦を期待して行ったからだけじゃないと思うわけで・・・。 終始「この人だれだっけ」つーかんじでキャラが全然立ってないのが一つあると思うんですが・・・。 【mason】さん [映画館(字幕)] 3点(2005-10-31 12:25:36) |
48.単純に戦闘シーンを垂れ流しにしているだけの駄作です。面白くなりうる要素はたくさん盛り込まれているのに、最後までことごとく無視されてしまっています。ギネヴィアを巡ってのアーサーとランスロットの相克など、一般的に知られているアーサー王伝説の要素を前半で臭わせておきながら、大した意味を結ぶこともなく終わってしまっていますし。キャラクターの掘り下げも浅くて浅くて……。戦闘シーンの迫力はそれなりのものがあるのが救いですが……。非常に残念なデキです。 【K】さん [DVD(吹替)] 3点(2005-10-16 16:43:24) |
47.アーサー王の伝説はまったく知らんねん。だからか、わりと楽しめた。他の方のレビュー読んでもっと薄っぺらいもんかと思て全然期待してなかったんもあるかも。アーサーの騎士達ももっと誰が誰がわからんくらい顔かぶってるんかいなって思ってたら、俺には、そーでもなかってん。髭がないのがアーサーで、あるのがランスロットやろ、あと鷹使いは頬に記しついてるし、ハゲのおっさん、見た目弱々しい奴、ちょっと眼が危なそーな金髪、これくらいわかったら十分やった。敵も不気味で怖そうな親玉、その息子もまた怖そーで、敵としては十分魅力あった。頭あんまよさそうな奴らちゃうけど。戦闘は三回くらいしかないけど、それぞれの戦闘がまったく違うシュチュエーションなんでアキもせんかった。ただ、うわ!すげ~ってほどでもなくてコジンマリしてる感じはあるな~。原作知らんから何とも言えんけど。まー、暇つぶし程度に普通に楽しめる、よくある中世モノってことでした。たぶん、一年くらいで内容忘れる。 【なにわ君】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-10-03 22:35:02) |
46.トロイもそうだったけど、さして思い入れのない時代の作品を観るとイマイチ盛り上がらないですよね。誰と誰が?何のために?戦うのか?そういった部分に惹きつけられないから最後までどっちが善か悪か?はたまた鎧を着ちゃうと誰が誰だかわからなくなっちゃいます。戦いのシーンが多くて、仲間との団結心やアーサーの心の内側を見ることができなかったことが物足りなさを感じた原因じゃないかと思います。アーサーのカリスマたる所以がわからないんです。それとナイトレイが1時間経過してようやく出てきます。いくらなんでももう少し早く出してもらえなかったのだろうか? 【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 4点(2005-09-01 12:56:48) |