4.《ネタバレ》 個人的に好きでお久しぶりなレイ・ハリーハウゼンの映画。ストップモーションで撮影した怪獣と合成がなかなかのシンクロっぷりでリアルに壊れてるセットとの組み合わせの迫力が結構斬新。水爆絡みなのでどうしてもゴジラと結びついちゃうのは仕方がないしあいつ気が狂ってる精神がおかしい、お前精神病だろ的な扱いも出てくるけどなんだか扱いが軽いな~という印象で恐竜の暴れっぷりだったりジェットコースターの木造セットの緻密な壊し方とかのシーンはいいし、ちょいちょい出てくるリトザウルスの登場の仕方とか顔のアップとかその辺のハリーハウゼンの職人芸もいいのにになんかもったいない。でも変にフルCGで作った怪獣とかに比べるとはるかにマシなのでそのあたりの扱い方はほんと凄いかと思います。ラストショットで恐竜がそんなにどーんと倒れると放射能ヤバくない?と思ってしまったのは自分だけかなぁ・・。 |
3.オープニングが北極基地からスタートする事で、先日見たハワード・ホークス製作「遊星よりの物体X」(5点)と印象がごっちゃになりそうです。でもクライマックスに原子怪獣大暴れスペクタクルシーンが待ち構えているので、こちらの方がずっと面白かったですね。50年代のハリウッド製モンスター襲来映画って、勿論怪獣の動きとかはチャチなんだけれど人肌のぬくもりというか手作り感があって、近年の同趣向の映画より自分はよっぽど好き。全く別の話になりますがレビュー未登録作品で、ガキの頃に観て強烈なトラウマだった「惑星アドベンチャー」っていう、同じく50年代製作SF映画があるんです。人間の中に別の何かが寄生し、まるで別人になってしまうっていう、子供心にも怖い怖い内容だったんですが、これをもう一度見直してみたい!スピルバーグも好きだったって、何かの本で読んだ事が有ります。早くDVD化されないかとずっと待ちわびているんですが・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-27 10:48:01) |
2.やはり「ゴジラ」に比べると特撮、モブシーン、脚本など全てにおいて見劣りするが、B級映画としての完成度は決して悪くない。これ自体も評価されて然るべき作品であるように思える。 【ドラりん】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-10-12 16:59:14) |
1.たしかに大まかな流れは初代『ゴジラ』と似てますね。核実験で復活→都市に出現して大暴れ→でも謎の新兵器の前に倒れる。う~ん、同じ。初代『ゴジラ』を観たあとだとインパクトに欠けるが、それでも後期ゴジラよりは遥かに楽しめると思う。 【とかげ12号】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2005-11-05 21:09:11) |