8.《ネタバレ》 この映画で一番恐かったのは、人でもペットでもセメタリーでもなく車です。 【成田とうこ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-05-23 19:14:49) (笑:2票) |
7.この映画は結構好きです。ホラーというより、淡々と静かに暗く進行する寂しいヒューマン・ドラマという感じ。ああいう道があると1人で行きたくなる病なんです、私は。山奥の一本道、その先の墓場…ああ、大好き。父方の実家近所にああいう所がある。人間の墓場ですけど。子供の頃1人でわくわくして散歩に行きました。薄暗くて、誰もいない、あの静寂が好き。何だか落ち着く。不気味な子供でした。今は不気味な大人です。 【ひのと】さん 7点(2004-01-10 15:06:46) (笑:2票) |
《改行表示》 6.《ネタバレ》 死んだ者にはもう逢えないという、当たり前の事実に抗おうとしてしまう狂気に切なさと悲しさと恐ろしさが同居する。ところまでは良かったけど、やっぱキングなんだよなぁ。 それを察知して自宅へ急ぐ母親が、殺される意味が分からない。この辺がキングならではで、わざわざ殺されに行って、わざわざ墓地に埋められるというあたりが凄くらしい。前半あれだけキング映画らしからぬクオリティで映し出される名作のにおいに、正直こんなはずじゃないだろ?キングの話はこんなもんじゃないというフラストレーションを打ち砕くに十分なへんてこな味わいを後半見事に表現。 私は一切脳内補正を掛けずにキング映画を見るのが大好きなわけだが、この映画の微妙なキング味には相当満足している。主要キャラが堂々と伏線を台詞で張り、全然無関係な人物が霊的な存在になり主要キャラを導くと思ったら全然意味なかったり。ただただ暗かったり。 キング映画としてのクオリティは最も高い作品だ。映画としてのクオリティと全く関係が無いところがミソだ。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-04 16:28:37) (良:1票) |
5.比較的原作に忠実に作ってるね。お姉さんは反則的に怖かった。あれが活字にはない、映像の怖さだね。 【マックロウ】さん 6点(2004-06-18 17:09:18) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 誰しも敬愛していた人間や動物を亡くした悲しみにあけくれる時はあると思う。そして、「もう一度逢いたい」と思う気持ちも。ささやかな気持ちを見ている側に抱かせ、主人公に同情させてるところに、ドキッとする言葉を言われる。いやぁ~、いつもホラーって見終わっても何にも残らないのに、これはしばらく考えてしまった。意外に良い。 |
3.私が初めてスティーヴン・キングの作品に触れた映画です。子供の頃に見た時は、生から死、死から生への恐怖と、その自然の摂理に反した現象に対する好奇心のようなものが強かったけど、歳をとってから見ると、何だか泣きの映画を見たような後味でした。笑えるホラーは多々あれど、泣けるホラーは結構貴重です。死を受け入れることの辛さ、難しさがス~っと伝わってくる感じ。ただ、終盤に坊やがチャッキー化するのはどうかと。チャッキー前とチャッキー後では映画の雰囲気がまるで違います。チャイルドプレイは大好きなんで、チャッキー後も頭を切り替えて楽しめましたが。あと、エンディングテーマの音楽はどうかと思います。スティーヴン・キング氏の音楽活動については詳しくないので鋭いつっこみはできませんが・・・。でも、ホラーメーカーとしての才能はさすがで、色々バッシングも多いとは思いますが、私は尊敬します。サイキックといえるような、超能力や超常現象の類に、人間の愛やら命やらを織り交ぜる作風は、職人技です。 【VNTS】さん 7点(2004-04-21 03:13:00) (良:1票) |
2.スティーブン・キング原作映画の中でも、群を抜く傑作。「シャイニング」より、こっちの方が良いよ、ぶっちゃけ。原作のドロドロとした心理描写を映像化するのはさすがに無理だったけど、「生と死」を上手くテーマ化しているし、家族の死に対するうねりというか、縺れというか、そういう情念が伝わってくる。ホント、良い映画だ。ホラー映画というジャンルの枠組みを超えているって、これ、マジで。ラストの衝撃が未だに忘れられません。オススメです。 |
1.自分の中でホラー映画のトップクラス。内容が無いホラーが多い中、ストーリーが濃いって言うか感情移入してしまう程のレベル。子供を生き返らせたことで起こってしまった妻の死。同じ事を繰り返す事は解かっているのに、また埋め行ってしまう所なんかは「愛する人ならどんな状況になろうと失いたくない」と言う気持ちが強烈に伝わってきました。 【DEL】さん 8点(2000-08-28 11:23:45) (良:1票) |