5.面白かった。事件の動機などには突っ込みどころはありますが、あのおっさんが何をやらかすか分からん緊張感が良かったです。こういう偏執的な映画を作らせたら、日本映画より韓国映画の方がパワーがあるんじゃなかろうか。曖昧な言い方だけど、エンタテイメントとしてハリウッド映画ほど放り投げず、日本映画ほど自己完結していない、程よい着地感でした。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-30 15:04:37) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 認めざるを得ない物凄い完成度の高い映画。最後まで一気に見せる力があるし、主演の俳優はほぼ全員とりつかれたかのような演技を見せています。ただし、シナリオは本当にキツイですね。実の姉との関係を広められた事が原因で死に至らしめた事を、15年ごしに今度は実の娘と二人に暗示をかけて関係を持たせるなんて、ちょっと普通じゃ考えられないような復讐です。でも元々は実の姉と関係を持った彼も歪んでいるし、まぁ口数の多かった主人公にも問題アリで、どっちもどっちだなって感じでした。口は災いの元っていう教訓の映画ですね。最後まで娘に箱を開けさせないで済んだ事、ユ・ジテ演じる犯人がエレベーターで自ら命を絶ったこの二点でかなりすくわれました。観る価値のある名作だと思いますが、フルコースディナーみたいな濃い映画なので、1度観たら、観返すまでに時間がかかりそうです。点を付けるのが本当に難しい作品ですね、完成度だけなら9点ですが、グロさ、シナリオのやるせなさ等を考えて7点です。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-16 16:23:26) (良:1票) |
3.裏には裏があり、底には底がある二重三重のストーリー構成、どこまで行っても逃げ切れないような泥沼の世界には、正直唸らされました。それにまた、カッチョよいのよね、場面場面が・・・と言って素直に面白かったと言って終わりたかったのだけど、さすがにクライマックスは「やり過ぎ」、ここまでくると白けてきちゃいました。残酷描写に頼った衝撃は(特に繰り返しの鑑賞には)威力を損ねやすいもの。せっかく「カッチョええなあ」と思って観てたシーンの数々が、遡ってどれもこれも嘘臭く感じられてきちゃったのよね。ああ、あのタコの踊り食いも、所詮はコケオドシだったんだよなあ、と、醒めた気分で思い返してしまう。さらには、「ウヒョウヒョ、これ、グランプリ、決定ね。誰か文句ある~?」とか言ってタランティーノが喜んでる光景すら想像されてしまう。というわけで、残念な部分の残る映画でした。とは言っても、観終わってから、(最近はロクに聴くこともなくなった)ヴィヴァルディの「四季」の「冬」をフト無意識に口ずさんだりしてた私。やっぱり、この映画、カッチョよかったのは間違いないんだね。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-02 23:22:31) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 壮絶な映画であった。日本で映画化されれば、ここまで激しくはならなかっただろう。大げさという見方もあろうが、韓国チックな激しさが妙にマッチしていた。個人的には嫌悪感を抱くテーマではあったが、テンポ良く見ることができた。しかし、主演男優の演技力、根性には感服、オープニングの酔いどれオヤジとラストシーンの「おじさん」が同一人物とは思えない、すごい役者だ。 【ぼぎー】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-11 23:01:19) (良:1票) |
1.ここの平均点意識しすぎてちょっと期待しすぎてもーた。それなりにおもろかってんけど、ちょっとリアリティー薄くて、あんましなんか迫ってくるもんがなかった。変にコミカルやし。吹替えで観たんがさらに失敗かもしれん。それでも最後まで集中して観れたけどね。 【なにわ君】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2005-04-08 08:43:33) (良:1票) |