10.怪作だね! 【k】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-23 02:38:12) |
9.ここの平均点意識しすぎてちょっと期待しすぎてもーた。それなりにおもろかってんけど、ちょっとリアリティー薄くて、あんましなんか迫ってくるもんがなかった。変にコミカルやし。吹替えで観たんがさらに失敗かもしれん。それでも最後まで集中して観れたけどね。 【なにわ君】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2005-04-08 08:43:33) (良:1票) |
8.『猟奇的な彼女』を観て以来ずいぶん韓国映画を馬鹿にしてきましたが、これは観る価値はありました。設定とか展開とかはだいぶ雑ですが、テンポの良さと主人公の怪演に目はスクリーンに釘付けになります。映像もテレビドラマの延長のような状況からは抜け出しています。僕はまあ楽しめましたが、人に薦められるものじゃないですね。グロい描写がダメな人、熱すぎる人間についていけない人、姉もしくは弟がいる人、ファザコンの人、などは観ると気分を害すこと請け合いです。 主人公の回想シーンが強烈に頭に残っています。ドラクエ・FFを一通りやった人なら同意してくれると思います。 【藤村】さん 7点(2005-01-25 19:01:48) |
7.この作品、よくよく考えると実に他愛ないお話で、永年に渡る憾みとは言え、大のオトナが企てた、それも相手にとっては曖昧模糊とした理由で復讐の餌食にされてしまうという、不条理極まりない策略がベースとなっている。つまりはあの程度の理由でここまでヤルるかというお話であります。本来の意味合いからは違うかもしれないが、個人的解釈として“オールド・ボーイ=歳を食った少年”いわゆる大人になりきれない男の巧妙で手加減をしない行動力。その一方で見せる冗談とも本気とも捉えきれない、大のオトナなら考えもおぼつか無いような事を、執拗にそして平然とやってのける男。そのまるで戯れ事のような復讐劇から子供っぽい本性が透けて見える。映画はコミカルなシーンも少なくないが、中盤からはシリアスな人間ドラマへと変転していき、やがて徐々に謎が解けていくにつれて、自ら招いた事により破滅の道を突き進むしかない男の哀しさを浮き彫りにしていく。良く出来たしかしどこまでも救いようの無いお話で、個人的な憾みの深さは、もはや他人には推し量ることが出来ないということなのだろう。しかし意外性が少しも意外でない結末にはやはり残尿感を覚えてしまうのも事実。あくまでも寓話性の色濃い本作は、ストーリーを追って楽しむと言うよりも、画面からほとばしるバイオレンスをこそ享受すべきなのだろう。とりわけ、多勢を相手に狭い通路を横移動しながらの大立ち回りは、主人公オ・デスの積年の思いが炸裂した瞬間であり、その圧倒感はもはや常軌を逸した凄まじさであり、強烈なカタルシスを生み出した名場面であった。 【ドラえもん】さん 7点(2005-01-16 15:52:38) |
6.監禁中、餃子を食い続けた主人公。監禁の恨みと染み付いたニンニク臭さは一生消えないはずだ。 【STYX21】さん 7点(2005-01-04 20:22:39) |
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5.謎の清算率100%・・。そんな触れ込みにウソはない。なぜ普通のサラリーマンが?なぜ監禁に?なぜ15年も?そして・・。それらがキレイに線になって行く。だからと言ってことの真相がコレじゃ~ねぇ。。投げっ放しの不快感は無いものの、それに代わる不快感に襲われる。ダメな作品じゃない。むしろイイ。不思議な浮遊感とかすかに催眠を与えるかのような音楽。それを引き戻す疾走感溢れる映像と演者。時折、ユーモアを交えて。なかなか素晴らしい出来だ。そして物語が進むと同時に、ズンズンと絶望の淵へといざなわれ・・ない。もう一歩、いや半歩で強烈な痛みを共に味わえたはず。・・この作品には色んな親切がある。だが、それは観る側には不親切に作用する場合もある。皮肉。・・変態やね、おれ。悪行をノートに書こう。 【れこば】さん 7点(2004-12-02 17:26:15) |
4.口は災いの元。人知れず、他人を傷つける事。もしかすると私も人を殺めているかも…衝撃的な復讐劇に不思議と絶望感を感じないのは、随所に散りばめられたギャグと底辺にある純愛に拠るものか?儒教の国、韓国では許されないテーマであろうが、禁断の木の実を食べた父娘に私はもっと神聖な新しい愛のカタチが訪れると信じるのだが。 【つむじ風】さん 7点(2004-11-23 02:44:21) |
3.うーん、確かに凄い話なんだけど、ちょっと期待が大きかった分なにかが物足りなかった感じ。ただ、映像のパワーは凄いし、テンポもよくって目が離せない。凄い復讐劇だ。恐ろしすぎる。 【Andy17】さん 7点(2004-11-13 15:35:46) |
2.ちょっと期待しすぎたかな・・。個人的にオチは衝撃というほどのものではなかったけど、そこまでもっていく展開はかなり面白かった。ただ、あまり笑えないギャグっぽいシーンは余計な気もした。審査員がタランティーノじゃなかったら賞もらえなかっただろうな。 【konkon】さん 7点(2004-08-21 06:08:09) |
1.日本マンガの影響どころか、日本マンガを原作とした韓国製のサスペンス・スリラー(原作は未読ですが、かなり脚色されてるらしい)。観終わってみれば「ゲーム」に近い印象ですけど、洗練されたデヴィッド・フィンチャーの映像とは違って、こちらは韓国映画らしいユーモアも交えたパワフルな演出。そして「ゲーム」の様な物語の破綻も無く、復讐者にとって、そして復讐される者にとって最大の復讐が描かれていきます。映画はそれなりに衝撃の結末を迎えますが、個人的にはエピローグが余計だと思う(これじゃ別の意味で後味が悪い)。ところで、「華氏911」といい本作といい、今回のカンヌは全くタランティーノの趣味で選んだんじゃないかと思う。本作はカンヌではなく、ファンタ系映画祭での受賞こそ相応しい内容です、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-08-07 00:34:44) |