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カワウソの聞耳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 416
性別 男性
年齢 41歳
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241.  BIUTIFUL ビューティフル(2010) 《ネタバレ》 
イニャリトゥ監督が、ギジェルモ・アリアガの脚本から離れて撮った映画。そのためか、「アモーレス・ペロス」「21グラム」「バベル」と徐々に加速していった時間錯誤がなく、主人公を中心とした物語に素直に感情移入しやすい。主人公は余命を宣告され、残る子供たちのためにお金を貯めようと奔走する。その過程で見えてくる主人公を取り巻く世界は過酷で、なによりも狭い。この狭い世界をより窮屈に感じさせるイニャリトゥァの演出と、バルデムの圧倒的な演技に圧倒させられました。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-03 22:09:50)
242.  127時間 《ネタバレ》 
期待以上ではないが、期待はずれでもない。主演のジェームズ・フランコが、人当たりが良くて誰かを憎んだりしない、好感のもてる人物を自然に演じているのがいい。腕を挟まれてからは、いつ切るのかいつ切るのかとそちらばかりに気がいってしまいました。なので、切った後に救助されるまでの数分間の方が素直に感動できました。
[映画館(字幕)] 7点(2011-06-20 21:21:29)
243.  ザ・ファイター 《ネタバレ》 
物語はウォード本人というより、その家族全体に焦点が当たっている。ヤク中の兄や高圧的な母親、穏やかな父親に複数の姉妹(何人いたか最後まで分からなかった…)らが、家族期待の星である次男のボクサーにどう向き合うかが描かれている。対戦相手やボクシング界の裏の物語をできるだけ省いたことで、映画に感情移入しやすい。主人公のマーク・ウォールバーグは終盤に至るまであまり自己主張をしない人物として描かれている。対して、兄と母親、そして恋人は恐ろしく自己主張が強く、主人公の人生を振り回す。この3人を演じた俳優がそれぞれオスカーにノミネートされ、2人が受賞したのが十分に頷ける。この3人が映画をおもしろく、より質の高い作品にしている。
[映画館(字幕)] 8点(2011-03-27 21:31:08)
244.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 
「ノーカントリー」「シリアスマン」と、一見しただけでは映画全体をつかみ辛い作品の続くコーエン兄弟だが、この「トゥルーグリット」は王道。父親を殺した男に罪を償わせるため追跡する少女の成長物語になっている。この少女役のヘイリー・スタインフェルドが出色。大人たちを口で言い負かしながら、犯人に近づいていく猛々しい姿に惹きこまれる。回りを固めるジェフ・ブリッジス、マット・デイモンもそれぞれ魅力的だ。実はこの映画、銃で命中させることができるかどうかが物語の伏線として所々に盛り込まれている。ワンチャンスに、一発の銃弾。それを命中させられるかどうかが生死を分ける。相手が丸腰でも先に引き金を引いてきたブリッジス演じる保安官と、迷いから的を外したことのあるデイモン演じるレンジャー。銃撃シーンに派手さはないが、彼らの思いとコーエン兄弟こだわりの構図が相まって緊迫感に満ちている。
[映画館(字幕)] 8点(2011-03-21 12:01:34)(良:1票)
245.  ヒア アフター
飽きさせない展開でおもしろかったです。3人の主要人物がどう関わり合うのかも楽しめました。イーストウッド映画の雰囲気もよく出ている。けれど、これというポイントがなく、また見たいとは思わなかったです。
[映画館(字幕)] 6点(2011-03-04 18:01:20)
246.  英国王のスピーチ 《ネタバレ》 
題材はとてもおもしろい。英国王と言語障害を治す専門家との交流が主軸になっている。最後のスピーチはとても感動的だ。 けれど、よくできた映画なのにどこか物足りなさを感じた。なぜか。「エリザベス」や「クイーン」では、皇室に反発する側と主人公との対立が主人公の苦悩となって映画のおもしろさを際立たせていた。けれど、「英国王のスピーチ」に出てくる人たちは皆いい人なのだ。常に夫を支える王妃、物分かりのよい娘たち、いつも皇室に忠実な首相。唯一主人公を苦しめるのは自分勝手な兄くらいで、吃音以外に英国王に差し迫った問題が描かれていないのだ。 それだけに、主人公の兄を演じたガイ・ピアースが印象深い。ジェフリー・ラッシュと同じくオーストラリア出身のピアースだが、オーストラリア人役のラッシュと違い、声のトーンを変えてアクセントの強いイギリス英語で話しエドワード8世を見事に演じていた。ピアースは「ハート・ロッカー」でも冒頭で死ぬ印象的な役を演じており、オスカー作品に2年連続で出たことになる。作品選びがうまい俳優ですね。
[映画館(字幕)] 6点(2011-03-04 17:52:18)
247.  ウォール・ストリート
金融業界の内幕を描いた映画という前作の斬新さはないが、映画としてはおもしろかったです。マイケル・ダグラス演じるゲッコーの存在がやはり映画の核で、そこは踏襲できていたと思います。にしても、「トレードセンター」「ブッシュ」そして本作にしても、オリバー・ストーンの映画に以前のような荒々しさと毒がなくなっているのは事実(ドキュメンタリーの「コマンダンテ」はまずまず)。監督も、映画のゲッコーのように年齢とともに人間が落ち着いてしまったのでしょうか。ストーン監督の映画を期待すると、やはり物足りないです。
[映画館(字幕)] 7点(2011-02-12 17:58:33)
248.  ザ・タウン 《ネタバレ》 
クライムドラマとして十分楽しめます。仲間との絆とぶつかり合い、FBIとの駆け引き、そしてラストの銃撃戦まで気が抜けません。ベン・アフレック監督の前作では、若手のケイシー・アフレックの周りをエド・ハリス、モーガン・フリーマンという存在感ある名優が固めることで、質の高い映画になっていました。今作ではアフレックが主役を演じ、他の主要登場人物は主役級の俳優ではありません。しかし、さらに脇役を演じるクリス・クーパーとピート・ポスルスウェイトが抜群の存在感を放っています。主人公の父親役のクーパーは登場は一度きりながら、父親の跡を追ってしまった主人公の投影として強い印象を残します。強盗から足を洗えない主人公の象徴である町の元締めポスルスウェイトと主人公との最後の対峙もよい。先日亡くなったポスルスウェイトが、さすがの死に様でドラマを締めています。配役の巧さが光る映画です。
[映画館(字幕)] 8点(2011-02-12 17:47:40)(良:2票)
249.  アンストッパブル(2010)
余計な部分を極力そぎ落とし、娯楽に徹した映画。人物描写も最低限しっかり描かれているので感情移入できるし、迫力ある映像は文句なし。ストーリーを複雑にしたからといって映画がおもしろくなるわけではないのだと、見終わった後に感じさせてくれました。
[映画館(字幕)] 8点(2011-01-20 09:37:32)
250.  ソーシャル・ネットワーク
主役のマーク・ザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグが秀逸。他の意見を寄せつけず早口な話し方、何を考えているのかわからない表情。人に好まれる魅力はないが、人を惹きつける一面を併せ持つ複雑な人間を見事に演じている。あらすじ以上のおもしろいストーリー展開はないですが、スピーディーな展開に気を抜くことなく楽しましめた。
[映画館(字幕)] 7点(2011-01-20 09:31:23)(良:1票)
251.  トロン:レガシー 《ネタバレ》 
前半はよいです。映像はもちろん、アクションも工夫がされていておもしろい。ジェフ・ブリッジス演じる父親の行方はどこなのか、というミステリー要素も映画の今後を期待させてくれます。しかし、後半に入ると期待にそぐわない方向に進みます。終盤にたたみ掛けていく映像の迫力はなく、物語もゲームに挑む展開から離れてしまい意外性のないものになってしまいます。特にマイケル・シーン演じるはじけすぎたキャラクターが出てくると、映画の世界観が急にチープなものに感じました。惜しい映画です。
[映画館(字幕)] 5点(2010-12-20 15:58:45)
252.  マチェーテ
適度なグロさに、適度なバイオレンス。ストーリーも単純ながらヒネリを効かせてあります。なんといっても俳優人の豪華さと、彼らの弾けぶりが映画の魅力。楽しめました。
[映画館(字幕)] 6点(2010-12-13 12:49:49)
253.  ロビン・フッド(2010) 《ネタバレ》 
個人的にですが、ここ最近は消化不良気味の映画が続いていてスッキリできませんでした。しかし、この「ロビン・フッド」は期待通りの仕上がりです。R・スコットとR・クロウだとこういう映画になるだろうというそのもの。“強くて人からも好かれる主人公”が“苦境”を跳ね除け、そして“ヒーロー”になります。R・スコットのアクション演出は安心して見てられます。CGも使っているのでしょうが、不自然な感じが全くありません。脚本B・ヘルゲラルドのストーリーも、分かりやすいヒーローものに、お得意のバイオレンスを加えて愉しめるものになっています。ただ、「グラディエーター」と異なるのは“苦境”が弱いこと。「グラディエーター」でP・フェニックスが演じた陰湿で狡猾な悪役に比べて、今回は悪役に魅力がありません。M・ストロング演じるフランス側に寝返ったイングランド人と、新しいイングランド国王。どちらも、P・フェニックス演じる悪役に比べて、主人公を貶める憎たらしさに欠けています。そこを補っているのがC・ブランシェット。自分の領地を守り、村人を大事にし、いざというときには戦う。エリザベスそのままの魅力を発揮したC・ブランシェットがこの映画を満足のいくものにしています。
[映画館(字幕)] 9点(2010-12-11 20:10:22)(良:1票)
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