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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2282
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1281.  Lost Harmony ロストハーモニー 《ネタバレ》 
 今では有名な女優さんたちが出ているので、ちょっと興味が出て鑑賞。  特に高畑充希なんかコメディの印象しかなかったので、どんな役をするのかと興味津々。  これが意外にちょい悪ちょい悪女キャラ。しかも結構堂に入った演技。おとぼけキャラの印象が強かっただけに、演技の幅が広い役者さんだと知りました。  さて、映画の中身もまあまあ面白い。携帯の占いで出てきた体の部位を順番に取られていくいくっていう演出はシンプルながらゾクゾクさせてくれる怖さがあります。おじぞーさんとか、時折見える少女の影とか、雰囲気作りも王道で良い。  その一方で、終わらせ方、そして終盤みんなどーなったのかの描き方があまりに雑で不親切。体の部位を奪われた部員の多くは命までは落としていないだろうに、その後どーなったかが描かれないのでモヤモヤします。  エンドロール後の『呪いは続くよ、どこまでも』みたいな終わり方は結構すきなんです。  ですがそれより知りたいのは生き残った人たちのその後。  なげっぱなしは良くない。
[DVD(邦画)] 6点(2021-11-26 09:25:11)
1282.  まほろ駅前狂騒曲 《ネタバレ》 
 ドラマとしては前作のほうが、コメディとしては今作のほうが好き。  『小銭ちょーだい。』  『持ってるじゃねーかよ。』  みたいなやりとりが好き。  はるちゃんを預かるってことを内緒にしていたのに、はるちゃんが自己紹介してあっさりばれちゃう展開も好き。  なんかずっと笑っていた気がします。  中盤くらいまでは7点~8点くらいかなー、前作より好きかもー、なんて思っていたのですが、終盤が良くない。  バスジャックしてまでは良いとして、警察とのやりとりがありえなさすぎて興醒めです。  『けが人がいるんだー』って丸腰で降りてきた人間を撃たないでしょう、普通。それにさっさと救急車や担架やら医者やら看護師やらをまわしてください。そのために病院に来たんですから。  このドラマって絶妙にありそうなリアル加減が親近感湧いて好きだったのですが、最後で台無しにされた気分です。  行天と多田とはるちゃんの交流がメインの物語でそこがとても良かっただけに、雑味がうるさすぎる感じでした。
[DVD(邦画)] 6点(2021-11-26 09:15:03)
1283.  ソルト 《ネタバレ》 
 うーん。こーゆー映画で後味が良くないっていうのはどーもなー。  その過程において理不尽だったりフラストレーションが溜まったりするのは別に良い。その分あとで盛り返してくれるのであれば問題ない。ですがこの物語は早々にその芽を摘んでしまいます。  イブリン・ソルトの最優先事項は愛する旦那の救出。そのためのプロローグの北朝鮮救出エピソードではないんでしょうか。実際あれで私はソルトというよりソルト夫妻の幸せを願うようになったわけです。短いエピソードですがラブストーリーとして良かったと思います。  だとしたら、あんなに早く旦那を始末してしまうっていうのは完全に映画として失敗だったように思うのです。  それはソルトにとっての最終目標にすべきだったんじゃないでしょうか。  例えば、『核ミサイルと旦那、どっちを選ぶ?』みたいな展開にもできたと思うんです。  愛する夫が殺された挙句、その復讐まで早々と終わってしまいます。  仕方なく旦那を殺すしかないシナリオになっちゃったのなら、せめて復讐のカタルシスを感じさせてほしい。旦那の死もあっさりなら復讐もあっさりで、その後の展開なんてどーでもよくなっちゃいました。  それに、ロシアの大統領を狙うのは、夫の命を救うためだからわかります。  じゃあ夫を失い、復讐も果たしたソルトはいったい何をモチベーションにスパイを続行したのか。その流れも動機も理解できず、この辺から自分の気持ちは映画から離れてしまったのでした。  ストーリーが面白い、面白くないという以前にあまり好きじゃないです。  でもそれでも最後まで見せきるテンポの良さと、立体的かつスピード感のあるアクションは良かったと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-11-21 16:11:08)(良:1票)
1284.  マネー・ショート 華麗なる大逆転 《ネタバレ》 
 難しい。話の半分くらいしか理解できんかった。  とりあえず「空売り」のことは調べてみました。  現物は持っていない。でも持っていることにして売っちゃう。数年後にそのときの相場でその商品を買い戻す約束をするのが「空売り」。例えば1000ドルで売ったものが10ドルにまで値下がりしていたら買い戻すときに支払う額は10ドルで済むわけで、その差額分の990ドルが利益となる。  で、その空売りで儲けようとしているのかと思ったらどうやら違うらしい。CDSやらCDOやらモーゲージ債やらが出てきて、それを買ってそれに対する保険も買ってってとこで、何をどうしてどーやって儲けようとしているのかがわからなくなり、ついていけなくなりました。  ただ、サブプライムローンをはじめとした住宅ローンの債務不履行がアメリカ全土で起こり、株価が急落すれば、それにいちはやく気付いていたマイケルやらマークやらが大儲けするっていうのはなんとなくわかりました。  ほぼ無審査で通っちゃうサブプライムローン。格付け企業は銀行とズブズブの関係。ろくに調査もしないまま危険な金融商品にもAAAをつける始末。なんとも怖い世界だということだけは感じました。  この映画は面白いとか面白くないとかではなく、経済史の教科書的作品だと思います。    
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-11-17 14:42:22)
1285.  まほろ駅前多田便利軒 《ネタバレ》 
 ものすごく面白いとか、そーゆータイプの映画ではありません。ですが最後までずっと見ちゃいます。  瑛太と松田龍平。二人が演じる多田と行天のキャラがなんだか凄く魅力があって目が離せません。  便利屋を営む多田のもとに依頼が舞い込みます。その依頼を通して多田は自分とは違う親子関係とそこにある家族の問題に触れていきます。そして行天。彼もまた多田とは違う親子関係に苦しんでいます。自分を虐待した親。だから父親になることを恐れ、精子だけ提供し、子供に会うことさえしようとしない。  コメディだと思って見始めたのですが、ストーリーや登場人物の背景はどれも深刻なものばかりです。これはコメディとは言えないかもしれません。  最近プライベートで辛いことがありました。そんなときにこの映画を見たのはなんか意味があるのかもしれない。  私にとってはこれはコメディというより人間再生ドラマ。  非日常的すぎるきらいはあるものの、基本的には誰にでも起こりうるエピソードばかりだと感じます。  映画としての面白味や旨味は薄いと言わざるをえません。  だから高い点数はつけ難いです。でもこーゆー映画って必要な気がします。
[DVD(邦画)] 6点(2021-11-08 01:42:56)
1286.  クリード 炎の宿敵 《ネタバレ》 
 親同士の因縁が子供に引き継がれる今作。ロッキーシリーズを見ていない私にとっては感慨とか感じることもできないわけですが、ストーリーはわかりやすいので不便はないです。  前作ではボクシングを始めるところからでしたが、今作はいきなりベルトを賭けた頂上決戦からスタート。しかも勝っちゃうし。あっという間にヘビー級チャンプ。そして彼女にプロポーズして即OK。子供もできて順風満帆。そんな最高のスタートで始まるのですが、そこへ最強の挑戦者現るです。アドニスは挑戦を受けるもコテンパンにやられて大怪我し、自分の殻に閉じこもっちゃいます。そこで再び手を差し伸べるのがロッキー。  スポ根ものはこれくらいわかりやすいほうがぐっときますね。それとも自分が歳を取ったのか、真新しいものを望まなくなってきているのかも。  アドニスとロッキーは雪辱を果たすためトレーニングを始めます。それもなんかボクサーの虎の穴みたいなところで。  前作とは違い、今作では戦う理由に重みがあったのは良かったと思います。自分の父親のことだけでなく、『自分も父親になるから』というアドニスの思いがなんか伝わってきました。  さきほども言いましたが、スポーツや格闘技はこーゆーベタな展開のほうが、奇をてらったストーリーよりかはよほど良いと思います。少なくとも私の好みです。  ただ、肝心の試合のほうが、ヴィクターとの1戦目は良かったのですが2戦目のほうが少々物足りなさを感じてしまいました。イワンがタオルを投げ入れるというオチは良かったのですが、タオルを投げ入れるほどにはイワンが消耗しているように見えないのです。もう少し説得力のある試合展開にしてほしかったですね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-10-24 04:31:48)
1287.  ロビン・フッド(2010) 《ネタバレ》 
 なんか自分が知っているロビン・フッドとは違うものでした。  どちらかと言えば前日譚。『僕がロビン・フッドになるまで』を描いたストーリーでした。  で、そのボリュームに対して時間が長い長い。どうりでダラダラ進むわけだ。ラッセル・クロウが大好きなので、とりあえず見ている間は楽しいのですが、ラッセル・クロウじゃなければきつかっただろーな。  イギリスは十字軍遠征して成果が上がらず、帰国する羽目に。その帰国の道中他国の城を略奪しながら帰るというクソみたいな国。だからリチャードⅠ世にそもそも共感できないわけで、その王が死んでバカ息子が跡を継いだところでどっちもどっちだろうと思ってしまいます。リチャードⅠ世が立派な王で、その死後息子が国をダメにしていくのを見かねたロビン・フッドが遂に立ち上がるとか、そんなベタなストーリーのほうがよほど盛り上がる気がします。  森の子供たちといつ合流するんだろうと楽しみにしていたので、それがなかったのはとても残念。いや、合流したんですがそこで物語が終わってしまったのでそこから先を見せてほしかったです。  ついでに言うと、森の子供たちがマリアンと村を助けるのはまだ理解できますが、最後のフランス戦に参戦するのは無理があると思います。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-09-17 01:48:44)
1288.  マチェーテ・キルズ 《ネタバレ》 
 悪くはないですが前作のほうが好きです。  ジェシカ・アルバが好きなのに、彼女が早々と退場しちゃってテンション下がります。  ストーリーは話が飛びまくり。前作はまだ良かったのですが、今作のお話は支離滅裂です。  こちらが1作目であれば、おバカ映画と割り切って楽しむこともできたでしょう。1作目をなまじ真面目なストーリーにしちゃったことで、あの世界観を壊してほしくないという心理が働いたのかもしれません。  あと前作では感じなかったのですが、今作は登場人物がやけに多く感じてしまいました。数が多いわりに本筋と絡まない人物も結構いるので、せっかくの豪華キャストがなんだかもったいないです。前作に比べると随分捨てキャラや一発キャラが多い気がして、映画そのものが散らかりすぎている感じがします。  宇宙とか大統領とか、あまりにスケールがでかくなりすぎたのも良くなかったのかもしれません。  マイナスなことばかり言っちゃいましたが、決して駄作というわけではありません。映画の出来はともかく、目を見張るほどの豪華キャストがこんなおばかなB級映画で共演するシチュエーションがまずお目にかかれない。そういった意味では貴重な作品と言えそうです。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-09-05 19:07:46)
1289.  世界にひとつのロマンティック 《ネタバレ》 
 こんなに適当なタイトルにはなかなかお目にかかれないっていうくらい邦題が適当。原題の「アクシデンタル・ラブ」はひねりはないが単刀直入でずっと良いです。こーゆー作品があると、毎回原題もチェックせにゃいかんかなと少々うんざりした気分になります。  主人公のアリスはスコット、ハワードという二人の恋人候補がいます。こーゆー場合たいてい一人がダメ人間で本命を引き立てるものですが、今作ではなぜか二人ともダメ人間。スコットもハワードも自分の事しか考えていません。似たり寄ったり。なぜスコットがダメでハワードがOKなのか、説得力のある展開がほしい。こーなってくるとアリス自身も男を見る目がないダメ女に見えてしまって、魅力半減です。ですので、ラブコメとしては正直いまいち。  で、もうひとつのサブストーリー。月面基地計画法案の代わりに医療保険法案を通すというラブコメとは全然関係のないこっちのストーリーがちょっと面白いです。一般市民のアリスが演説を通して人々の心をわしづかみにしていく様子が楽しいです。  ただこちらも最終的には医療保険法案は否決され月面基地計画の法案が通っちゃう。終始クソ女でクソ議員のパムが殺人を犯しているのに野放しのまま。どーにもすっきりしないもやもや展開。ハワードの裏技で結局医療保険法案も通って、最後は無理やりみんなをハッピーエンドにしちゃいましたが、なんか残尿感の残る感じ。  つまらないとは思いませんが、納得いかない展開や無駄なエピソードがあるのは間違いない映画。  ハワードの森の儀式のエピソードなんてまじで不必要でしょ。
[DVD(字幕)] 6点(2021-08-30 13:31:30)
1290.  トロール・ハンター 《ネタバレ》 
 結構バカにされている作品のようですが、個人的には面白かったです。  で、これも個人的な感想ですが、ちょっと怖かったです。私的には『ホラー』のジャンルに入ります。  最初のトロール出現シーンに始まり、トロールの怖さがしっかり描かれた力作です。  これは『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』をトロールに変えただけですね。  『ブレア~』や『REC』や『クローバーフィールド』といった類の手持ちカメラホラーが大好きなので、この映画も例にもれずはまりました。この臨場感がクセになります。もしかすると、映画というよりアトラクション的面白さを感じているのかもしれません。  思っていたよりトロールが次から次に出てくるのも楽しい。  『山トロール』とか『森トロール』とか、マウンテンキングとかなんとかかんとか、種類が豊富なのも良い。  トロールハンターの詳細なトロール蘊蓄が、どれももっともらしい説明ばかり。設定を作りこみ、真実の物語感が増します。『成長するたびに頭が増える。増えた頭はただの飾りで、相手を威嚇するために使う。』なんていかにもって感じで、よく思いつくなと感心します。キリスト教が狙われるっていうのは胡散臭いですが・・・  で、途中までは思いもかけない掘り出しものを見つけたものだと8点をつけようかと思ったのですが、ラストがいただけません。  まるで某類似作品みたいな終わらせ方ですが、この作品には合いません。こんなあやふやで終わらされて消化不良感がすごかったのでマイナス2点です。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-08-29 18:57:03)(良:1票)
1291.  ピラニア リターンズ 《ネタバレ》 
 前作のほうが良かったようには思いますが、これはこれで嫌いじゃありません。  まあ映画というよりは、作成者たちの悪趣味の詰め合わせのような作品ではありますが。  モテ男のアソコがピラニアに食いちぎられるのもそう。  うるさい子供が最後に悲惨な末路を辿るのもそう。  最後に子供が頭食べられちゃって、容赦なくその変わり果てた姿をさらしたときに、その子供に向かってみんなが携帯を向けているのが今の時代を象徴しているようで寒気がしました。  もしかすると、バカ映画なふりをして、何かの警鐘を鳴らしているつもりなのか。  もしくは、ただ個人的に嫌いな人種を映画という媒体でめちゃくちゃにしてやりたかっただけなのか。  でもこーゆーバカまっしぐらの映画が結構好きです。悪趣味上等。人間体に良いもんばっかり食べていると、時には体に悪いものも食べたくなります。これはそーゆー映画。必要悪みたいなもんです。  でもまあやっぱりホラー色やパニック要素を強めにしてもらってもう少しスリルを味わいたかったのが本音。  主人公と女友達が桟橋で襲われるシーンがありましたが、あーゆー真っ当なサスペンス路線が特に後半もっとあれば評価はずっと高くなったかもしれません。  前半から中盤にかけて真面目にホラーをやって、後半からラストにかけてギャグテイストが強くなっていますが、逆のほうが良かったんじゃないでしょうかね。
[DVD(字幕)] 6点(2021-08-18 03:43:58)
1292.  プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 《ネタバレ》 
 こーゆーアイテムが出てきた時点で覚悟はしていたのですが、やっぱり今までのことを無かったことにされちゃいました。  もともとこーゆー『タイム・リープ』&『リセット』のコンビはそれまで見てきた時間を無駄にされちゃったような気分になるので好きではないです。ただこの作品ではあのタイミングで序盤に戻るのはもはや必然だし、結果ハッピーエンドなので、気にはなっても気分を害するほどではなかったです。善良な兄弟や父王、黒人ハンターの死もなかったことになるので、それはそれで良かったかと思います。  それにしてもなかなか都合の良いところまで巻き戻りましたね。  タミーナ王女も当然すべての記憶が失われているわけですが、タミーナ王女だけはなぜかすべて覚えているという設定でも面白かったかもしれません。  映像的な面白さも2010年の作品だけあってなかなか良かったです。特に時間が巻き戻るときの映像は結構好きです。  それにしてもやたら叔父のニザム(ベン・キングズレー)をダスタンは信頼していたようですが、どう見ても悪人にしか見えないです。こんな顔した人間が良いやつなわけないじゃん。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-08-15 02:47:24)
1293.  ピラニア 3D 《ネタバレ》 
 『ジョーズ』や『オルカ』や『ピラニア』といった海洋パニックを見てきた世代。  小さい頃からこーゆーの好きだったのですが、大人になるとさすがに『怖い』とは感じなくなるものですね。  そういえば、『13金シリーズ』や『バタリアン』を大人になって見た時も同じ感覚に陥りました。  当時あれだけ怖かった映画が、今見るとそのチープさにため息が出てしまう、みたいな。  ところが今現在製作されているホラー映画やパニック映画はちゃんと怖い。だとしたら今の子供達は、今現在制作されているホラー映画の類は見ないほうが良いかも。刺激が強すぎます。絶対トラウマになりそうです。  話が横道に逸れましたが、グロ描写が好きな私としては、本作なかなか楽しめました。ビーチでのパニックも良かったと思います。  他の人を助けようとする人もいれば、自分だけボートに乗って逃げようとする人もいる。それも人を撥ね飛ばしながら。なんかそーゆーところだけ変にリアルで面白い。この終盤のパニックはB級映画とバカにできないくらいのクオリティです。  主人公や登場人物たちはバカにしていいほどバカな行動しかしませんが。  とりあえず今キスしてる場合じゃねえだろうと、一番イライラさせてくれたのは他でもない主人公でした。
[DVD(字幕)] 6点(2021-07-31 03:55:58)(良:1票)
1294.  ホット・ゾーン 《ネタバレ》 
 愛すべきザ・B級映画。低予算。田舎町。見たことのない出演者たち。でもそれが良いんです。  ストーリーも演出も、どれも使い古されたものばかり。でもそれが良いんです。  チャチな演出ばかりですが、パニックものとしてはきれいにまとまっているほうじゃないでしょうか。住民の不満をきちんと描く丁寧さは大事。脱出しようとして軍に始末される住人のエピソードも大事。蛇も怖いが暴走した権力も怖い。  あ、それからこの映画では蛇がそれなりに怖く描けている気がします。蛇がたくさんいるときの気持ち悪さは言わずもがなですが、どこに潜んでいるかわからない恐怖、そこから生み出されるドキドキ感はなかなか良かったとおもいます。  予算をかければもっと壮大なスケールで派手な演出盛り沢山のスペクタクルなパニックムービーとなっていたかもしれません。  でもこのこじんまりとした感じ。これに何とも言えぬ味わいを感じてしまいます。
[DVD(字幕)] 6点(2021-07-08 05:24:17)
1295.  インシテミル 7日間のデス・ゲーム 《ネタバレ》 
 こちらでの低評価に全く期待はしていなかったのですが、思っていたほど悪くありません。  謎解きはしょぼいですが、ミステリーな雰囲気が好奇心をずっと刺激してくれるのが良い感じです。  犯人を捜す面白さ、ではなく『次は何が起る?』といったワクワク感を楽しむ映画のようです。  最初の犠牲者西野を殺したのはガード。  片平なぎさを殺したのは石原さとみ。  大迫を吊り天井で殺したのはまさかの岩井(武田真治)。  殺す人と殺される人がバラバラで、犯人をすぐに教えてくれたり、秘密にしたり。その辺の匙加減はなかなか良かったように思います。  殺人の動画配信。平山あやの死に方雑すぎ。報酬の放棄。などなど、気に入らない点は多々あります。  ですが結果はともかく、そのプロセスが楽しめるので、エンターテイメント作品としては成功していると思います。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2021-07-02 14:18:32)
1296.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 
 豪華キャストにちょっと期待しながらの鑑賞。  率直に言って期待していたほどの出来ではなかったです。  中盤、島からの脱出、機銃掃射、粉塵爆発(ガソリン?)のシークエンスはかなり盛り上がります。とゆーかこの映画のピークはここでしょう。  終盤の大乱戦が、とにかく画面が暗くて見づらい。更にアップの多用で何がなんやら。せっかくのスターたちのアクションがもったいない。やたら破壊力抜群の銃は面白かったけど。  気になる女を助けにいくだけのストーリー。物語的面白さは皆無と言っていいでしょう。ガンナーの裏切りも、映画の面白さに貢献しているとは言い難い。  スタローンの見せ場が無さ過ぎるのも不満です。  ジェイソン・ステイサムとジェット・リーが頑張っていたので、そこそこ面白くは仕上がっています。  でもやっぱこれだけの面子を揃えてこの出来じゃねー。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-06-22 03:40:55)
1297.  二十歳 《ネタバレ》 
 これは青春群像劇になるのでしょうか。3人の主人公。それぞれの世界が均一に描かれます。  最初は高校生活での出会いを描いているため、3人一緒の描写が多い。その後3人はそれぞれの道へ。  ある者は大学へ進学し、堅実な生き方を望む。  ある者は漫画家という夢を追いかける。  ある者は金持ちの両親に甘えて自堕落な生活を送る。  どれも日本の若者にそのままあてはまりそうな現実感があり、それぞれのエピソードが興味関心を引きます。  ですがきれいに3等分されてしまったため、薄味、消化不良になってしまった部分はあります。きっと連続ドラマというスタイルでじっくり見せてくれるほうが、この手のストーリーには合っているのでしょう。  3人の掛け合いは面白く、前半は笑える部分も多い。  後半は若者特有の恋愛や未来への悩みに焦点があてられ、笑いの要素は鈍化する。  それならそれで良い。それぞれの悩みに真剣に向き合ってくれるのであれば、それなりに味わい深い作品になっていたでしょう。  ところがこの作品では、それすらも悪ふざけで茶化そうとします。その最たるものが食堂での大乱闘。もしかするとやり場のない若者の気持ちをここで爆発させたかったのかもしれませんが、それにしてもカタルシスのかけらもない。個人的には度を超えた悪ふざけにしか見えなくてちょっと辟易させられました。  とゆーわけで後半面白さが失速しちゃったように感じたのですが、ドンウのラストの笑顔を見るとなんだかオールOKな気もしてきました。  ちなみに女優さんたちはみんなかわいくて良い感じです。  ただ下ネタがきつめなので、家族で見るには向かない映画だと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2021-06-08 09:51:25)
1298.  プレデターズ(2010) 《ネタバレ》 
 プレデターが正体不明だった1作目は、やはり超えられませんね。すでにネタがわかっているという制約のなか、適度な緊張感とキャラの豊富さで、水準以上の作品にはなっていると思います。  プレデターシリーズでなければ7点以上をつけるところです。どうしても『プレデター』と冠したものは期待値が上がってしまうものですが、その期待を超える作品とはなかなか出会えません。  いきなり落下傘からのスタートというのは斬新でスリリング。目が覚めたらスカイダイビング中なんて、考えただけでも恐ろしい。つかみはばっちりでしょう。惹きこまれます。  各地の戦場から、その道のプロや猛者を選別して拉致ってきたって設定もぶっとんでいますが、その中に殺人鬼や囚人やヤクザが混じっているのが凄い。  ただ、キャラが豊富でも、その強さの描き方が足りません。それぞれの肩書きを言葉で紹介するだけ。だから本当はもっと強い集団のはずなんだろーけど、それが伝わってこない。『プレデターに狩られる者達』という域を出ていないのです。これじゃあ企画倒れ。  モーフィアスには悪いけど、ノーランドのエピソードなんてまるまるカットして、1人1人のキャラが地球にいたときどれだけぶっとんだ存在だったかを描いたほうが良かったように思います。  ラストはハッピーエンドとは程遠く、新たな戦いが始まるところで終わります。2人が宇宙船で脱出しながら、パラシュート部隊をそらから眺めるという終わり方だったら、私好みの余韻に浸れたんじゃないだろーかと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-06-08 02:45:32)
1299.  ハナミズキ 《ネタバレ》 
 劇中の時代設定が長いスパンの映画はちょっと苦手。連続テレビドラマならまだしも、映画でそれをやってしまうと圧倒的に尺が足りなくなってしまうから。実際この作品もひとつひとつのエピソードが瞬く間に過ぎ去っていって、感傷に浸る暇もありません。  紗枝と康平は、相手のことより自分のことが好きな人間に見えます。もちろん誰しもそーゆー一面は持っているでしょうが、この二人はあからさま。だから二人に全然感情移入できませんでした。  そして思っていたより暗いストーリー。明るい雰囲気の滑り出しだったんですけどね。序盤の空気で終始楽しませてくれたらもっと高評価です。  木内家は悲惨じゃないですか?父が死に、借金が膨らんで破産。母と妹は親戚のところに身を寄せ、妻からは離婚をつきつけられる。絵に描いたような一家離散。康平が、リツ子が出て行った後一人でご飯食べているシーン、見ていられないです。  リツ子に想いを寄せる康平の友人や、木村祐一演じる真人兄ちゃんなど、好感の持てる人物もいますがすべて脇役。メインの登場人物が共感できない人間ばかりなのはチト辛い。  カナダで紗枝が、康平の作った船の模型を見つけるシーンなど、ちょっとわくわくさせてくれるストーリー展開は好き。  基本こーゆー系のラブストーリーはファンタジーの一種だと思っていますので、極端なリアルはこちらも求めていません。  この映画に出てくる小さな偶然の積み重ねを見せてくれるのはフィクションの世界だけ。だから最後は無理矢理なハッピーエンドでも全然問題なし。むしろそーゆーのが見たくて映画を見ていると言っても過言ではありません。
[DVD(邦画)] 6点(2021-06-07 02:15:34)
1300.  パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海 《ネタバレ》 
 スタートこそわくわくさせる滑り出しだったのに、終盤に近づくにつれどんどん尻すぼみに。序盤とばしすぎて後半息切れしちゃいましたか。  タイトルにもなっている『魔の海』ってのがこの映画のメインイベントなはず。にも関わらずそこで出てくるクリーチャーがでかいイソギンチャクみたいなのと、サイクロプス1匹ってのはいかがなものか。いや、海の主みたいなのはすげー良かったんだけどサ。なんか序盤で期待させるもんだから、出てきたのがそれだけじゃあ物足りないのですよ。  そして神々の生みの親であり最強最悪のラスボスの復活直前で再会を喜び合うパーシー兄弟。  いやいやいや。早く金の羊毛とってくださーい。ほらー復活しちゃったじゃーん。って、これはもはや人災ですよ。そんな馬鹿な話がありますか。  更にはルーク。いや、こいつが生きていたのは嬉しいサプライズだったのですが、結局こいつ何にも成長していないじゃないですか。相変わらず思春期真っ只中で、『父親どもがむかつくから、つえーやつに頼んで父親たちに一泡吹かせるぜー。』って。なんというしょぼい動機。で、『私が復活させたんですー。』ってそのまんまかい。ほらー食べられちゃったじゃん。なんという小悪党。  なぜルークがキメラみたいなモンスターを従えられるのか。いや、それを言うなら人望も将来性も何も感じさせない小物臭ばりばりのこんな優男になぜ部下達はつき従っているのか。世代交代を声高に叫ぶルークに同調しちゃってるのかな?  郵便局、物を消すテープ、タレイアのエピソード、オープニングの『VS嵐』に出てきそうな競技、コルキスの牛、海馬、1つ1つを取り上げるとどれも良かったんですけどねー。ストーリーの拙さと演出の弱さによる盛り下がり感がなんとも・・・
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-05-15 03:30:20)
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41476.44%
528112.31%
649821.82%
774132.47%
832614.29%
91024.47%
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