161. 太陽は、ぼくの瞳
緑の木々に囲まれ色とりどりの花に満たされ川のせせらぎが聞こえるイランの大自然は、今までのイランの荒涼としたイメージを完全に覆した。イスラームに限定されずすべての人々に共通する道徳律を示してくれる心地よくてとても美しい映画だと思う。 [地上波(字幕)] 9点(2006-12-26 10:36:34) |
162. あずみ
つまらなくもないが、感動をすることもない薄っぺらな映画だと思う。師匠が若い弟子に殺し合いを命じたり、むしろ巨悪は内に潜んでいるんじゃないか?オダギリさんのはしゃぎぶりがキモい。監督もただのアイドル映画だと割り切っているのかも知れない。 [地上波(邦画)] 3点(2006-12-26 10:21:03) |
163. 夏至
登場人物がごっちゃになって分からなかった。最後までどんな話か分からないまま終わったので映画自体が説明不足だったと思う。映像は美しいが・・・。 [ビデオ(字幕)] 3点(2006-12-26 10:08:15) |
164. 青いパパイヤの香り
ストーリーに力を入れないのがこの監督の特徴なのかもしれないが、盛り上がりに欠けてあまり面白くなかった。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-12-26 09:59:29) |
165. 黄色い大地(1984)
視聴者に解釈を委ねるラストがいい。ただ中国共産党のプロパガンダ映画に終始していないところがいい。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-26 09:53:30) |
166. エクソシスト
吹き替えで観たのがいけなかったのかも知れないが、音楽以外はあまり怖くなかった。 [地上波(吹替)] 5点(2006-12-26 09:48:10) |
167. 少年時代(1990)
主題歌のほうが有名だが、映画もなかなかいいと思う。戦争というよりも小学生の友情を描いた映画だと思う。 [地上波(邦画)] 6点(2006-12-25 17:52:56) |
168. クリクリのいた夏
この映画の最大の欠陥はタイトルになっている主人公クリクリの視点から描かれているにも関わらず、まったく目立たずに、またクリクリがいないシーンも思い出話として語られている点である。フランス人には郷愁を覚えるのかも知れないが、自分は違和感を覚えながら観てしまった。 [ビデオ(字幕)] 5点(2006-12-25 17:39:27) |
169. コルチャック先生
《ネタバレ》 白黒の映像がリアルさを引き立てているように思う。ナチス体制側についたユダヤ人富裕層やドイツ人将校の中には先生を助けようとするものもいたが、それを固辞し子供達と共にガス室の犠牲になる先生は優しく立派な人だと思う。ただ肌が白く金髪の子供を何人か助けるチャンスがあった際に先生は子供を選別することはできないとこれを拒否した点には、自分の信念を押し通す先生のエゴのようなものを感じてしまった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-25 17:34:31) |
170. ミツバチのささやき
自分は、幼いときは些細なことを疑問に思ったり、些細なことに悲しくなったり感傷的になったりすることがあった。しかし次第に忙しくなったり、大人ぶってすれたりしてこういう感覚は疎まれ失われていってしまう。これは姉との関係に示されているように思う。淡々としてるけど、淋しいような切ないような気持ちが映画につまってて心に残った。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-25 17:22:04) |
171. 陽だまりのグラウンド
《ネタバレ》 主人公(キアヌリーブス)の行動がふらふらしていて、成長が上手に描けていないように思う。あと年齢制限で除名になった少年がそのまま一人だけ排除されギャングに堕ちていったことに対するフォローがまったくなかったのが後味が悪かった。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-12-25 17:12:57) |
172. モダン・タイムス
この映画の意義は作業の単純化、経営の合理化のしわ寄せを受ける労働者を擁護する視点から描かれた点にあると思う。今でこそ何でもないことだが、当時は「独裁者」と共に制作に相当の勇気がいるテーマだったのではないか。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-12-25 17:07:04)(良:1票) |
173. ドラえもん のび太の日本誕生
《ネタバレ》 崖にトンネルをほって住居を作り、大自然を開拓していくのにとてもワクワクさせられた。そしてそれは最近観ても変わらなかった。不満を言えば、最後がタイムパトロール頼みになってしまいドラたちが自身の手で敵を倒さないことだろうか。 [地上波(邦画)] 7点(2006-12-25 16:58:07) |
174. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
《ネタバレ》 完全版のほうが50分長いが、その長さを感じなかった。劇場公開版のほうは感動できるように編集されているが、こちらはトトとエレナが再開することを良しとするか否かで好き嫌いが分かれるように思う。自分はこちらの方が濃密だと思うので、少しだけ高く評価した。 [DVD(字幕)] 9点(2006-12-25 16:51:46) |
175. ニュー・シネマ・パラダイス
まさしく「青年は荒野をめざす」といった感じの映画。感動する要素がいっぱいつまっていて言葉に表せない。音楽が秀逸。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-12-25 16:45:42) |
176. ドイツ零年
《ネタバレ》 あのナチ先生も本気で父の殺害を指示するつもりはなかったのだろうが、先生がなんとなく言った一言で、少年は実の父をあやめてしまった。そこに弱い者の抹殺を厭わないナチ思想の根強さを感じた。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-25 12:04:38) |
177. パパってなに?
《ネタバレ》 父にも似た憧れを抱いてきた男に対する少年の失望がとても重く感じられる。銃を男に向けるときの少年の表情が何年たっても頭を離れない。 [DVD(字幕)] 8点(2006-12-25 11:56:06) |
178. ダウン
前半はまずまずだが後半の破天荒な展開にはついていけなかった。 [地上波(吹替)] 3点(2006-12-25 11:50:56) |
179. ライフ・イズ・ビューティフル
前半のコメディ展開が後半の暗い話を引き立てている。父が必死で息子を守ろうとする姿には感動した。初見のときはよく判らなかった前半部分も二度目以降はさまざまな伏線が張り巡らされていることに気づきとても好きになった。 [ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-25 11:46:43) |
180. セントラル・ステーション
《ネタバレ》 久しぶりに映画で癒された。ドーラが少年と出会い、少しずつ改心していくさまが土着のキリスト教を交えて違和感なく描かれており、劇中に引き込まれていった。悲しいけど心地よい結末がよかった。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-12-25 11:41:06) |