二十四の瞳(1954) の 亜流派 十五郎 さんのクチコミ・感想

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二十四の瞳(1954) の 亜流派 十五郎 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 二十四の瞳(1954)
製作国
上映時間155分
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,学園もの,小説の映画化
レビュー情報
新米教師への世間の目や世相の移り変わりによる教師の立場など最低限の言葉や映像ながらしっかりと伝わってくる。盲目になった彼が見えずとも写真が手に取るように見えているというのが実に上手く、おそらく戦地で毎日故郷を想って眺めていただろうと想像を掻き立ててくれます。普通は戦闘シーンを見せたり、玉音放送を聞かせたりして判り易く戦争を見せるわけですが、戦争とはかけ離れた風光明媚でのどかな小豆島に全篇に渡り誰もが慣れ親しんだ唱歌が流れ、公開当時はそれぞれの戦争体験を持った観客に対して敢えて辛い戦争を見せずとも感じさせるだけで十二分に涙を誘う、木下恵介監督の抜群のセンスを感じる映画です。
亜流派 十五郎さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-22 18:46:10)
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投稿日付邦題コメント平均点
2007-12-18椿三十郎(2007)3レビュー5.56点
2007-08-19マリー・アントワネット(2006)5レビュー5.17点
2007-08-15不都合な真実8レビュー6.66点
2007-08-14世界最速のインディアン4レビュー7.41点
2007-07-25時をかける少女(2006)7レビュー7.24点
2007-07-25ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団7レビュー5.65点
2007-07-25ダイ・ハード4.07レビュー6.65点
2007-06-19武士の一分4レビュー5.99点
2007-06-18バベル5レビュー5.41点
2007-06-01パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド4レビュー4.79点
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