13.他人の原作を映像化したということが消化不良になった最大の原因じゃないのかな、と単純に思った。確かに解りづらいところが多いし、説明不足だけれど、それを補ってあまりあるくらい動く城の姿は美しくて、複雑で.........とにかく良かった。ソフィーが妹の店に向かう途中、坂越しに見える海沿いの町の景色の美しさにも鳥肌が立った。ハウルの後ろに見え隠れするキムタクの色気にも、今回ばかりはノックアウトされた。何よりも大好きだったのは「待たれよ」と重々しく言っているわりにはひたすらとぼけているマルクルの変身ぶり。そして、帽子を作るだけの人生を過ごしてきたソフィーが、初めて見た美しい湖を前につぶやく言葉に、少しばかり泣けてしまった。 【showrio】さん 8点(2005-01-07 01:11:40) |
12.思っていたよりずっとおもしろかった。でもそれは私が原作を読んでいたからかもしれません。一緒に観に行った母と妹は「何がしたかったのかわからなかった」と二人ともぼやいていましたので・・(^^;;私にはハウルとソフィーの思いは分かった上で観ていたから違和感無かった部分も、よく考えれば事前知識が無ければ辛いかも・・と思う部分は確かに多々ありました。多分入れる必要の無かった戦争シーン(原作にはほとんどなかったはず)を入れてしまったので、話がややこしくなってしまったのではないかと思います。どこかで宮崎アニメ流を出したかったからなのでしょうが、この話は純粋に二人の愛の物語だと思っていますので、戦争うんぬんのシーンは正直余計だったかと。ハウルとソフィーがお互いを愛することで、お互いが救われると言う単純なストーリーですが、私は嫌いではないですね。原作には無い魅力もありましたし、私は十分に楽しめたと思います。美輪明宏最高でした(笑)。あ、それからハウルについてなんですが、原作通りの女好きぶりを出してくれるともっとハウルの魅力が出たかと思うんですけどねえ。あれくらいの美青年は毒々しさが無いとさわやかすぎて逆に魅力半減です(笑)。耳をすませばの聖司くんといい、宮崎アニメの男性になっちゃうと皆毒気を抜かれてしまうのが惜しい。 【深海】さん 8点(2004-12-29 20:56:12) |
11.面白かったことは面白かったんだけど、 ストーリーの説明が足りない気がするのは私だけ?? 自分で、「ここはこうなのかな??」と解釈する場面が多々あったり…。。 特にソフィーの魔法が若返ったり、年老いたり… 気持ちの変化で姿も変化してるとしか思えないし…。。 それに荒地の魔法使いは魔法を解かされることも知らずに城に出向いて、呆気なく 元の姿にされるってちょっと安直すぎない??それに加えて、一緒に仲間になるし、皆もすぐさま同意するし…。。ちょっと感情移入できなかったかも。。 それにソフィーは何で1番最初にハウルに魔法をかけられてることを言わず、掃除婦と堂々と嘘をついてやり過ごしてたわりには、最終的にハウルはそのことを知ってるっぽかったし…。。 カルシファーの契約の秘密を解いたらいいって言われて、ハウルの心臓は肝心な時に 荒地の魔女が持って返したがらないし…。。ソフィーの変な所に冷静だったり、ちょっとついていけませんでした…(笑) でもハウルは最初の金髪の時の方が好きでした☆というかめちゃカッコ良かったです。。 ハウルは戦争を止めたがってたのに、サリマンは、「自分だけのために魔法を使うようになった」って言ってたけど、それはやっぱり戦争を邪魔されてるから言ってたのかな??ていうか、何でそんなに戦争が起きてたの??汗 【れみ】さん 8点(2004-12-28 18:26:28) |
10.この映画の感想、すごく面白かったとか感動したとは言えないし、でもつまらなかったというわけでもなかった。「なんかもの足りない…」っていう感じかも。原作の童話を読んだことはないけど、これは続編ができてもおかしくないような、そのための序章とも言えるんじゃないかという印象も持ちました。それとも、昔の「世界名作劇場」シリーズみたいに、テレビで1年間かけて放送するのに向いてるような話じゃないかな!?せっかく、ハウルの正体は?マルクルの素性は?とか、あの城の内部ももっといろんな部屋を見せてほしかったし、ほかにも魅力的な要素がたくさんあるのに、あれで終わらせてしまうのはもったいないとも思うし、やっぱりもの足りないよ~(^^;あと、声優さんの声、たしかに結構合っていて上手だと思うけど、昔からのジブリファンとしては、「これ、キムタクの声なんだ」「美輪明弘うまいわ」といちいち意識しながら見てしまうことになるのがやっぱり何だか悲しいです。もし、ラピュタやトトロなども声優に顔の知られている人ばかりが使われていたら、きっと印象が違ってしまっていたと思う。子供でも、どこか世間の俗っぽさのようなものを感じてしまっていたと思う。いろいろと思ったけど、次回作(ハウルの続編!?なワケないかな!?)はやっぱりまた楽しみにさせてもらいます(^^。 |
9.ストーリーは確かに粗が多いかもしれませんが、それでも映像と音楽の美しさがチャラにしてくれます。本当に心地いい気分になれます。 |
8.やっぱジブリですねぇ(しみじみ)原作と大幅に内容が違ってもハリポタと違ってそれでもおもしろかったですね、全体的に見て。初っ端のシーンの音楽がやっぱり久石さんvvvっていう感じで一安心、二人が空飛ぶシーンで宮崎さん健在☆と二安心、それからなんの気兼ねもなしに見れましたv問題点はサリマン先生とかかなぁ。何がしたいのかよくわからない~裏テーマは反戦?全体的に戦争戦争してるのがテーマ(愛?)からそれてるような、ちょっと鬱陶しかったですね。それにラスボスは荒地の魔女でないと!あの変の種証が原作の見せ場だったのになぁとちょっと残念。ソフィーのモノに命を吹き込める力も説明不足~あとカカシ王子のソフィーラブ設定は蛇足っぽくないですか?よいところはやっぱりやっぱり綺麗で迫力ある絵と音楽ですよね~城の重圧感とか久石さん独特の和音の響きやワルツ・・・たまらん~(≧△≦)マイケルがちっちゃすぎてたのは気になってたんですが(え?マルクルなんだ)かわいかったのでグー@!!キムタクも彼らしからぬ声でがんばってたようですし、ソフィーがとても上品で感じよかったし、カルシファーは最初聞いたときはギョっとしましたが、だんだんあの声のおかげで倍は好きになってきたりと、声優さんはオールOK!最後のご都合主義っぽい走り具合がむむむでしたが、あれはあれでいいし、いい作品って人に言えますよねv宮崎さん、まだまだがんばってくださいねvv 【椎花希優】さん 8点(2004-12-19 03:18:47) |
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7.確かに話はなかなか強引だったり、なんで!?ってとこはあったけど、 まあ細かいことは抜きにして面白かった!! 【ろん】さん 8点(2004-12-04 22:54:47) |
6.見終わった今、やっぱり映画館まで足を運ぶだけの価値が十分にあったと思う。確かに細かい点での疑問や、1度観ただけで完全に理解できるストーリーではないが、ジブリ作品らしい「温かいもの」を感じた。とにかく万人の人に観て欲しい、万人の人にお勧めできる映画ですね。 【めい】さん 8点(2004-12-03 21:06:24) |
5.派手で自分に素直な妹や母に対して、地味でやりたいことがあるわけでもなく自信もないソフィー。おばあちゃんになってもそれほどショックを受けるわけでもなく淡々と現実を受け入れている。ハウルが金髪を失って地毛になったときに「美しくなければ生きていけない」といったのに対して「美しかったことなんて一度でもなかった」と逆切れするソフィー。そんなソフィーがハウルとの愛を通して自分に自信をそして自分の気持ちに素直になっていく。それとともに容姿も若返っていく。ハウルも守るものが出来たと歯の浮くような台詞を堂々と言い、いままでおびえていたものに堂々と立ち向かっていく。千と千尋だったり、もののけ姫だったりより、よっぽど人間らしいキャラで個人的には結構好きです。 にしても映画好きな人って結構理詰めで納得できないといやな人って多いんですね。なんか感想読んでつくづく。 【りょう】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-11-30 02:33:31) |
4.本当に日本人としてこのような日本アニメが世界に広まっていくことを嬉しく思います。映像は綺麗だし、見ているうちにふわふわした気分になるのはジブリアニメ特有の催眠術です。私もこの映画が最終的に何を訴えているのかという点では少し首をかしげてしまいます。反戦?人情?それとも男女間の愛情?きっとそれは見た人それぞれが感じたままをこの映画が伝えているメッセージだと受け取ればいいのではないでしょうか。私の中でのジブリ作品NO.1のトトロを超えるには至りませんが、これも私好みの映画のひとつであり、またジブリ作品は私を映画館に足を運ぼうという気持ちにさせる唯一のアニメです。 【未歩】さん 8点(2004-11-28 21:19:18) |
3.これはかなり評価が分かれそう。恐らく意図的にやったのだろうが、今までの宮崎作品から比べると、明らかに説明不足で不親切な作品に仕上がっている。今作の掴みの部分でもある魔女がソフィーに呪いをかけた動機にしても、明確な答えは出されていない。しかし、そういった部分を自分なりに脳内補完できる人にとっては、世界観の良さも相まって十分にハマれる映画だと思う。少なくとも「スチームボーイ」よりは素直に楽しめた。 【終末婚】さん 8点(2004-11-24 23:04:35) |
2.やっぱみんなキムタクの声の話ばっか先行しちゃうんですね、どうしても。それだけで映画としては損してるなぁと思う。それはさておき、見た感想としては、構造として千と千尋の神隠しのまんまかな、と。女の子が不思議な場所へ行って、怪物に変身する美少年に出会って、魔女に困らされて、最後はハッピーエンド、と。これが前作の場合は、「千尋の成長」という流れで物語がくくられてたわけだけど、今回は「ハウルの謎の解明と恋愛」で一応くくってある。だけれども、そのわりには軸がぶれまくってるので、見た後、物語的なカタルシスがあるかといえば、ないわけで。いろいろ詰め込んだせいで、メインテーマが描ききれてなかったように思いました。でも。でもまあそんなこと最近の宮崎アニメにはもうどうでもいいことかもしれない。もう、物語の主軸を通すとかどうでもいいのかも。キャラクター、音楽、小道具、相変わらずすべて一級品です。見てる間、普通に楽しめる。それを素直に受け取って、余計な感動を期待しないのが、いい観方なのかもしれない。やっぱり、次の作品が見たいなぁ、と思わされたもんなぁ。ほんとにたくさんの、最高の素材を使っている映画でした。それゆえにこの作品は、ラストよりも、序盤の「おい、これどうやって収拾するんだよ」と思わされてる時が一番面白かったです。 【コダマ】さん 8点(2004-11-20 23:30:43) |
1.04年11月20日、息子と一緒に見に行った。木村拓哉が声役ということでずいぶんとたたかれていたが私は木村はうまくやるのではないかと思っていた。実際に見て想像以上にうまくやっていたので驚いた。全く木村拓哉がやっているという感じがしないのだ。ハウルという人物が魅力たっぷりに声を出している。そんな感じを受けたのが正直な感想。途中でこれは本当に木村拓哉なのかと思ったくらいだ。木村はうまい。魅力的な声を出すと改めて思う。前日に見た「もののけ姫」。あらためて思うにアシタカの声は失礼ながら木村の自然な演技力の前にはしらじらしく思えてしまうほどであった。一方、ソフィーの声役の倍賞千恵子も臭さがなくて実に上手だった。荒野の魔女の美輪明宏もさすがで、非常に感じが出ていたと思う。声について今回は全く違和感なく見られたのがこの映画を見て非常に良かったと思う点であった。/さて、この作品はハウルとソフィーのキャラが大変魅力的でそれで見せているという感じの映画だったと思う。ハウルが足長~、カッコイイ、声最高、で千と千尋でのハクどころではない人気が出るのじゃあないかと。特に木村の熱烈な女性ファンはもう心の底から満足したのではないかと思う。/笑えるシーンあり、戦争批判あり、キスシーン有り、魔法いっぱい、いろんな場面いっぱい。小1のうちの息子が面白かった~と大喜び。私も大いに楽しめた映画だった。 【なかがわ】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-11-20 17:24:09) |