18.月代をきれいにしていないだけで、リアリティを感じました。(昔の時代劇で傍役までそういうリアルな演出をしていたりするのに最近はみんな一様にきれいなものが多い気がします)・・でも、上役に注意されたり、決闘の時は剃りましょうよ(笑)”日本アカデミー総なめ”というフレコミにひいていて今まで見ていませんでしたけど、おもしろかったです。何人かの人も言っていますけどラストは蛇足な感じがします。 【ウメキチ】さん 8点(2003-10-12 14:12:43) |
【チビすけ】さん 8点(2003-09-29 23:15:54) |
【ロカホリ】さん 8点(2003-09-12 17:52:05) |
15.藤沢周平の作品によく登場する「海坂藩」とは,彼の故郷鶴岡,即ち庄内藩のことですが,個人的にその隣町生まれである私にとって,ついつい手前勝手な感情移入と愛着をもって彼の諸作品に対してきました。そうした意味でも映像化された本作に対する期待は大きかったですし,逆に多くの人たちに賞賛されている本作に対して「どれほどのもんか見てやろうじゃねえか」みたいないつもの天の邪鬼も頭をもたげていました。いろいろ突っ込んでみると,まず登場人物の庄内弁ですが,残念ながらかなりイントネーションの違いが散見され,東北=ズーズー弁といった偏見を助長するような結果となりそうなのが残念でした(尤も,山形は県が3つあるような地勢なので,秋田に近い庄内弁は訛が強いのですが・・)。あと,あのお城はどこで撮ったのか(エンドロールを見落としてしまったので・・),鶴岡の城は典型的な平城なのにどう見ても平山城に見えてしまうし,月代ぼうぼうの清兵衛の風貌も侍らしくはない。その他↓皆さんがご指摘のことを私も感じました。ただ,藤沢文学の根底にあるのが,最終的に本作のような人間肯定の理念であるならば,本作は原作の味わいを妙に歪曲させず,且つ無用に声高になることもなく,あくまでも淡々とした筆致で,それでいて十分なテンションを保ちながら,あたかも60年代の時代劇を彷彿させるようなくすんだ色合いのトーンとカメラワークをもってして,それを十分に感じさせるものとなっていたと思います。ピューリタンでストイックな清兵衛の生き方には賛否両論あるでしょうが,私としては自分とは正反対であることを棚上げしても是としたいものです。真田広之と宮沢りえの共演て,平成3年の某大河ドラマ以来ではないか,と思いますが,すごくしっくりいっている感じでしたし,脇を固める役者たちも(方言に注文をしつつも)子役を含めて熱演だったと思います。少なくとも,「助太刀屋助六」や黒澤の遺稿とも云うべき「雨あがる」などと比しても,こちらの圧勝だと思います。見事な出羽富士や月山の撮影ポイントは羽黒町か三川町でしょうか。郷愁を無性にかき立てられます。 【koshi】さん 8点(2003-08-31 22:34:56) (良:1票) |
14.単純におもしろかったです。映画の舞台の設定がとてもよい。何も事件が起こらなくてもおもしろい作品になっていたと思います。真田さんかっこよすぎでした。 【すけさん】さん 8点(2003-06-18 22:18:49) |
13.何であんな風になるんだろう。さすが山田洋次監督。素晴らしすぎる演出です。ただ期待しすぎてしまった分、観終わったあとの物足りなさはありました。 |
【ビッケ】さん 8点(2003-06-12 23:07:55) |
11.たんたんとドラマにのめりこみました。どら平太や、昔の黒沢時代劇と比べている方・・・それはジャンルが違います。これは比べるなら おしん のようなドラマでないと。貧しくもつつましやかな家庭を描いたホームドラマなのですから・・・。痛快時代劇といっしょに考えてはいけません。ただ、子供の回想でかたるものがたらいは手法が古いように感じましたんでー2点で8点です。 【うーたーまん】さん 8点(2003-06-01 23:46:40) |
10.まず台詞。ともすると一瞬、何を言ったのか聞き取れないシーンもあって、わざわざ観客に分かるよう”今の標準語クサいゴザる言葉”でなかったのは、”日アカの賞を総ナメ”に関係なく良かった。(若くてイキのいいクリエイターはあんなもん貰っても心底喜ばないだろう)薄暗い庭で型をとる主人公、狭い屋内での太刀・・・不自然な光を極力、排除した映像。子供たちのお行儀、宮沢りえ扮するともえの立ち居振舞いは時代考証に五月蝿いハズのNHK大河でもここまで魅力的に再現できない。振り向いた彼女の背後に映える松は当時の絵画に描かれているそれそのもので、本物の風景で時代劇が見たいという欲求に答えてくれました。それだけ誉めておきながら・・・10点をつけなかったのはやはり、みなさんと同じく岸けい(自粛) |
|
9.DVDを店頭で衝動買いして観ました。予備知識としては、真田広之と宮沢りえが出てる時代劇ということしか知らず、あまり期待していなかったのですが、なかなかよかったです。傑作とまでは思いませんが、いい映画であることは間違いありません。 【ジム】さん 8点(2003-05-24 22:27:21) |
8.じんわり感動です。泣けなかったけど、まあイイ映画でしたー☆ 【ろん】さん 8点(2003-05-14 15:18:53) |
7.何か淡々と始めは進むが、いつの間にかのめりこんでいた映画です。役者の演技力がもろに出る作品ですね、いい映画です 【日本刀】さん 8点(2003-05-04 08:24:18) |
6.間違いなく上質の作品。藤沢周平の原作だから、描写が誠実で丁寧なのは当然と言えば当然。そうでなければ藤沢氏に申し訳ない。ただ、ラストシーンが取ってつけたようでいただけない。観客は安心できるということもあるが・・・。プライベート・ライアンを思い出した。あれも蛇足だった。何か別の表現方法があるような気がする。 【大木眠魚】さん 8点(2003-05-01 01:11:50) |
5.真田広之のドッキドキ想ってるシーンが最高。やっぱせくしぃ~。あとはおばあさんと、召使と、果し合いした男の死に様が良かった。 【kaneko】さん 8点(2003-04-26 01:51:23) |
4.美しくない殺陣。良かった。方言。良かった。井上陽水の歌。これも良かった。でも、ラストの墓参りは蛇足だと思う、でがんす。 【山岳蘭人】さん 8点(2003-02-16 21:13:56) |
3.真田広之の殺陣がすごかった。美しい。ストイックな役柄もよく合っていた。 【ねこじま】さん 8点(2003-02-08 00:06:47) |
【健康ランド】さん 8点(2002-11-28 14:21:35) |
1.前半は、映画の世界にどんどんのめりこめて最高、後半はちょっと期待しすぎた分、感動半減という感じでした。でも、いい日本映画でした。 【kenji22】さん 8点(2002-11-22 12:42:46) |