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悪人

[アクニン]
2010年上映時間:139分
平均点:6.25 / 10(Review 134人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-09-11)
ドラマサスペンス犯罪ものミステリーロマンス小説の映画化ネットもの
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タイトル情報更新(2016-09-17)【イニシャルK】さん
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監督李相日
キャスト妻夫木聡(男優)清水祐一
深津絵里(女優)馬込光代
岡田将生(男優)増尾圭吾
満島ひかり(女優)石橋佳乃
樹木希林(女優)清水房江
柄本明(男優)石橋佳男
井川比佐志(男優)清水勝治
松尾スズキ(男優)堤下
塩見三省(男優)佐野刑事
池内万作(男優)久保刑事
光石研(男優)矢島憲夫
余貴美子(女優)清水依子
宮崎美子(女優)石橋里子
永山絢斗(男優)鶴田公紀
韓英恵(女優)谷元沙里
山田キヌヲ(女優)馬込珠代
モロ師岡(男優)バスの運転手
でんでん(男優)タクシーの運転手
河原さぶ(男優)
山中崇(男優)
広岡由里子(女優)
原作吉田修一「悪人」(朝日文庫刊)
脚本吉田修一
李相日
音楽久石譲
作詞加藤ミリヤ「Aitai」
作曲久石譲「Your Story」
加藤ミリヤ「Aitai」
編曲久石譲「Your Story」
主題歌福原美穂「Your Story」(Sony Music Records)
挿入曲加藤ミリヤ「Aitai」
撮影笠松則通
大塚亮(Bカメラ)
製作島谷能成
東宝(「悪人」製作委員会)
電通(「悪人」製作委員会)
朝日新聞社(「悪人」製作委員会)
ホリプロ(「悪人」製作委員会)
山内章弘(「悪人」製作委員会)
プロデューサー川村元気
市川南〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
制作東宝(制作プロダクション 東宝映像制作部)
配給東宝
美術杉本亮
種田陽平(美術監督)
衣装小川久美子(衣裳デザイン)
ヘアメイク豊川京子
編集今井剛
録音白取貢
その他東京現像所(協力)
あらすじ
物語は長崎に住んでいる、素朴な青年とさがに住んで居る女性、偶然に?必然的に、携帯のメールで知り合ったところから始まります。かれはかのじょにであうまえに、大きな秘密がありました、そのことがあるが故に2人に関係は奈落の底へ、暗闇で愛が生まれます。
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【クチコミ・感想】

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123
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14.演出と音楽がとても良かったです。特に深津絵里の博多弁がたまらんです。
映画さん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-03 02:46:01)
13.中盤からだらだらモード。意味深なように見えてぜんぜん響かなかった。満島ひかりだけだったなあ。
すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 3点(2011-03-06 11:45:55)
12.物語としてはまずまずの面白さと言うところではあるが、何と言ってもキャスト陣が各々に素晴らしい演技をしていて良かった。その中から3人あげたい。見事なビッチぶりを演じた満島ひかり。彼女の存在が物語の要因なので、それだけに重要な役割だったと思うが、そんな役を好演していて素晴らしかった。次に、見事なカスぶりを出していた岡田将生。憎たらしさが出ていて、遺族の怒りや無念さをより引き立てていた。呆然ぶりが素晴らしかった樹木希林。突然孫が犯人となってからの演技が素晴らしかった。何も言わなくても伝わってくるものがあった。マスコミのカスぶりもよく引き立っていたし。主役の二人よりもこうした人々を含む脇役陣の演技が光って、それが映画を引き締めていて良かったと思う。
スワローマンさん [DVD(邦画)] 7点(2011-03-04 23:47:42)(良:1票)
11.ちょっとエピソードが多い気もするけど、演技力にどんどん引き込まれる。深津絵里はこういう役やらせると最高です。救いのあるラストも良かった。
nojiさん [映画館(邦画)] 7点(2011-02-20 00:52:04)
10.「復習するは我にあり」の榎津は生まれながらの犯罪者だったが、祐一はどこにでもいる社会から落ちこぼれた感のある青年。きっかけというか、ちょっとしたボタンの掛け違いから誰でもそうなる可能性がある、いわゆる日常的な殺人事件のひとつ。 それだけに、それを演じ切った妻夫木聡の存在感に圧倒された。深津絵里はもちろん、樹木希林、柄本明もさすが。岡田将生も単なる二枚目役者じゃないことを確信。この映画の成功は、原作はもちろん、キャスティングの良さに尽きる。
Q兵衛さん [映画館(邦画)] 8点(2011-01-01 10:32:30)
9.あと、もう一歩・・・!
あと少しで、感動しそうだったのに!と歯ぎしりするような作品だった。
りえりえさん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2010-12-16 18:52:40)
8.俳優陣の熱演、細やかな演出、情景と融和した音楽の挿入、あくまでも自然なセット。まさしく典型的な「日本映画」であり、今春話題となった中島監督「告白」とは、ある意味対極の作品。
「善き者、悪しき者」の最期の選別の判断は、すべて観客に委ねるという、いかにも芥川賞文学的終末があてつけがましくなく、自然に表現されている。
前作「フラガール」を含め在日3世の李監督が、地に足の着いた伝統的日本映画を作り、日本人・中島哲也が解き放たれたアーティスティクな作品を作り続けるというこの皮肉。そして双方ともが、紛れもない「いまのニッポン」を描ける表現者ではないかと。
つむじ風さん [映画館(邦画)] 8点(2010-11-12 02:07:27)
7.原作未読です。
この映画が一番の悪人はだれか?を問うていることは間違いありません。
佳乃にいらっとして、車から放り出そうとする増尾への共感、自分を見下そうとする佳乃にカッとする祐一への共感、被害者の父が増尾へスパナを振り上げた際に感じた共感、恋愛至上主義が蔓延している現代において、それらしき相手に出会えずに負け組感を抱いている光代への共感、色々な立場への共感、いらだちを感じ、世間が悪い、犯罪に手を染めた人間が悪いという単純さを受け付けない映画でした。
出会い系で知り合った関係の男を運命の出会いと思いこみたい深津演じる光代と、出会い系で出会った男を利用していたことから目をそむけ、怒りを娘の純真を踏みにじった?増尾にぶつけていく柄本明演じる佳男、何を考えているのか全く分からない妻夫木演じる祐一がそれぞれ光っている佳作です。
ただ、何しろ後味が悪いので、見応えはあるけど爽快感はないですね。
なつこさん [映画館(邦画)] 6点(2010-11-09 01:25:39)
6.静かな展開、冷たい画調にも関わらずこれでもかとほとばしるキャスト、スタッフとも全力投球した熱っぽさ。この勢いは昨今の映画ではまれではないか。フィルム撮影による丁寧にして時に大胆なキャメラ、心象を代弁する雨。古典的なテクニックをフル活用してそれを見事に活かしきっている。照明や美術も手ぬかりなし。そして満島ひかりさん。彼女の存在なくしてこの映画は成立しません。憑依したかのごとき演技に感服です。
トトさん [映画館(邦画)] 7点(2010-10-29 01:01:12)
5.派手さはありませんが、なかなかの秀作だと思います。舞台が九州なので、とても身近に感じました。妻夫木くんの、悪人役は、観る前は不安でしたが、観た後は、妻夫木くんにも賞をあげたいと思うくらい、好演だったと思います。
Yoshiさん [映画館(邦画)] 6点(2010-10-24 18:27:53)
4.原作未読。ストーリー的に楽しいところ盛り上がるところは少なくとも、それを補って余りある俳優陣の演技と映像でみせる秀作…と思ったら随分と皆さん低評価なんですね。前出の投稿でデティールを楽しむ映画じゃないかというのがありましたが、私もそう思います。
Cobblepotさん [映画館(邦画)] 8点(2010-10-17 12:35:39)
3.この伏線がここで効いてこう、みたいなエンターテインメントを期待する人にとっては陳腐な設定、ストーリーだろうな。
プロット的にははっきり言って大したことないし。
でもそういうところじゃなくてひとつひとつのシーンの中で描かれる登場人物の心模様、それを表現する行動や表情のディティール、それを味わうタイプの映画なんじゃないかな、これは。
そういう意味では極めて“小説的な”映画だと思いました。
(原作未読です)
ととさん [映画館(邦画)] 8点(2010-10-06 06:15:52)(良:1票)(笑:1票)
2.原作未読。上流・中流・下流のより下の階層の人間を卑下するという感性が被害者の両親からちらりとも出てこない。
作中最も納得がいかなかったのは、この親子関係である。

被害者は直前の飲み会の描かれ方を含め、「善人」の面が全くない。ここに「善人」であるという描写や、増尾と本当に付き合っていて「増尾とのつながりによる感染」の演出があれば、
せめて「普通の子がここまでなってしまうなんて」と、失恋の痛さに橋でのやり取りを落とし込めるが…
場面場面で人間の中にある善悪が表出する、という演出はここにはない
悪人 増尾君・被害者 マスコミ  善人 祐一・光代 両親 すべてそのままである
さらにいえば被害者に非があるかのごとき報道は現実ではありえない。
直近の例で、押尾公判の被害者の扱われ方をみても彼女の非を責める報道など見たことがない。
なのに、被害者が悪者扱いされる(通常なら、ここで「あんな悪人なのに善人の被害者として報道させれてる!」という演出であろう)
、というのは「とにかくなんでも曲解するマスコミ」というステロタイプを描きたいか、被害者の悪人ぶりを知っている観覧者に媚びているかで、これはひどい。

出会い系が一般化している中、妹の「私達がどがん言われかたしようかわかっとると!」
にも説得力がないのである。光代は完全に被害者扱いだろうに。
佐賀という田舎における閉鎖的な親戚関係やらの中で「出会い系」それ自体が否定されるにしても、それはないだろうと。
終始わかりやすすぎる善悪とそれを曲解する(させられる)普通の人=客体である我々(観覧者)という平行が交わらないという間違いがこの映画の致命的な点である。
楊秀清さん [映画館(邦画)] 5点(2010-09-25 15:21:55)
1.役者は皆、素晴らしい。どの登場人物にも閉塞感があり、とても切ない、ここぞと言う時にグッとくる演技をしてくれるので、間のびせず没頭させてくれるなかなかの作品だ。
しかし話に新しさは無く、演出はきわめてオーソドックス、原作の制約か監督の器量か後述するが予告編の悪影響か、それらの要素がこの作品を名作に押し上げるのを大きく妨げたちょっと残念な出来。
こういう話に起伏の少ない映画は印象的なシーンや大事な所での役者のいい顔がとても記憶に残るのが良い作りと思えるのだが、以前に見た予告編にほぼ出ているというのはどういう事?この予告編を作った人の罪は重い、映画を選ぶ材料として劇場やネットでの予告編を参考にするわけだが、この映画に関して予告編が最悪のネタバレになっているのに気付かないのか製作や宣伝サイドに呆れる、予告編が映画の評価を下げた悪例となった。
カーヴさん [映画館(邦画)] 6点(2010-09-17 09:52:22)
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【点数情報】

Review人数 134人
平均点数 6.25点
010.75%
100.00%
221.49%
364.48%
485.97%
52317.16%
63626.87%
72216.42%
82820.90%
953.73%
1032.24%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review12人
2 ストーリー評価 6.47点 Review17人
3 鑑賞後の後味 6.06点 Review16人
4 音楽評価 6.15点 Review13人
5 感泣評価 6.28点 Review14人
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