25.宮崎駿にとって本作は引退を決意できるほどの最高傑作なのか・・。私にはそう思えない。どちらかといえば映画としての素晴らしさとは別に、そこには非常に私的な感情が入り混じっているように感じる。 別に私的な感情を作品に込めることを否定しているわけではない。ある意味ではそれはあらゆる芸術作品にとってとても重要なことだからだ。しかしこの映画に込められた私的感情は少し方向性が違うようだ。上手く説明はできないが、ただの好き嫌いにも似た感情のように私には思える。そんな感情を込めても映画は良くならない。もしかすると、風立ちぬは映画監督宮崎駿にとっての最後のわがままだったのかもしれない。 それにしても、声優だけは看過できない。誰もが衝撃を受けた庵野秀明の主役声優での起用を、私は宮崎監督のことだから、きちんとした理由があるのだろうと肯定的にとらえていたが、実際に視聴してみると違和感しか無い。いちいち声が気になって物語に集中できない。主人公がしゃべる度に庵野の顔が浮かぶ。これだけで-1点。宮崎監督本人の口からぜひ起用理由を聞いてみたい。 【ばかぽん】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-12-24 04:40:34) |
24.相変わらず、の宮崎映画。それ以上でも以下でも・・・。既視感ばかりが漂い、感動には結びつかない。戦争のとらえ方、喫煙シーン、声優の稚拙さなどに話題が集まった感がありますが、私はそれらにはとりたてて反論はありません。単に、つまんない映画だったなあ。それだけ。 【おばちゃん】さん [映画館(邦画)] 5点(2013-11-15 22:16:45) |
23.夢のシーンがとても良かった。夢がはちきれるほどたくさんあった若いときを思い出しました。笑 【ギニュー隊長★】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-14 23:57:56) |
22.僕自身が歳をとったこともあって、はじめて劇場で泣いた映画。加筆します! 【ようすけ】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-09-09 02:17:25) |
21.評判どおりの内容。テレビでやってたらもう一回観てもいいかな。 昔に比べて飛ぶシーンにわー!という感じがしないのは私だけか? とにかくおもしろいと思うシーンもあるが、途中からの恋愛要素はいらん。 喫煙シーンは監督もMADMENみてるのかな。 |
20.宮崎駿監督の、夢と理想がたっぷりつまった映画でした。逆に言えば、それだけの映画でした。けれど、稀代のアニメ監督(個人的意見)の夢と理想だけあって、やはりそこは見応えがありました…。どんな作品を見ても、例えストーリーやエンディングにどれだけ納得いかなくても、この方のアニメーション、「やっぱりステキだな…ちきしょう」と思ってしまうのです。この方の、フィルターを通し描き出す世界は、本当に素晴らしく、憧れを抱いてなりません。。小星もあの飛行機に乗りたい。トトロに会いたい。動く城を見てみたい。ほうきに乗りたい。想うことはいつもそんな事です。そして最後に、現実を見て少し悲しくなります。小星も、二郎さんみたいな夢と希望を持ちたかった。 【小星】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-08-26 20:54:46) |
19.宮崎駿監督、行き着くとこまで行っちゃいましたね。好きなものや言いたいことを目一杯詰め込んだ……遺言状?以前から顕著だった構成力の喪失や声を当てる人の意固地な選び方、自身のやった事の焼き直しなどがこの作品では何故か奇妙にもうまい具合に混ざり合い、全編にわたって独特の雰囲気を感じさせてくれました。良い映画かときかれるとう~ん、好きかときかれると好き!、そんないびつで心惹かれる映画です。 【マッイヤ~ン】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-08-26 19:26:12) |
18.エンドロールの「ひこうき雲」が一番良かった!!! 【ケンジ】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-08-25 20:16:41) |
17. 本当に良い映画だった。 画は毎度のことながら素晴らしいが、今回はストーリー、演出、声、音楽も良い。 観賞後に溜まらないほどの清々しさがあった。 監督、あっぱれ! 【タックスマン4】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-08-23 02:10:24) |
16.夢があり、爽快で躍動感もあった。すばらしい。 【ホットチョコレート】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-08-19 21:42:42) |
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15.いい映画でした。 個人的には堀越次郎の吹き替え庵野さんの声は心地良かった。 プロの声優や芸能人では印象に残らない。 【しんしん】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-08-18 16:46:54) |
【シン】さん [映画館(邦画)] 5点(2013-08-15 14:30:05) |
13.なにかに懸ける人生っていうのはすばらしいなぁ、と思いながら見た。けどそれを見せられたところで、自分のようにふらふら生きる凡庸な人間が本当に堀越二郎の思いを理解できたかというとそうではないし、ましてやまだ働いていない若者ならもっとそうだろう。そういう意味では、見る人を選ぶ映画だと思う。映画館の出口で、「全く理解できなかったー」と口々に話していたお姉さんたちの会話が、この映画の間口の狭さを端的に表していた。 【ぽん太】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-08-13 13:30:02) |
12.今回は残念ながらわたしはダメだったなあ。最後まで、感情移入できず、なかば飽きてしまった。 特に今回、夢のシーンが多かったが、そのような、各セクションの、きれいな映像に、編集に、音楽に、シンプルに共感できた、感動した、興奮できたということが、皆無であった。一方、ただ別に、何か、映像にも、ストーリー展開にも、なんだかおかしな、浮遊感というか、不思議な気持ちというか、上手く言えない”変な”、予定調和でないなにか。(何かわからない?)を気持を感じたが、あまり気分のいいものではなかった。これは、まあ当然、アニメという映像作品ということもあり(実写映画でないという意)、また別の機会、別のタイミングで観賞することがあれば、また、別の印象を持つことになる、作品かもしれない。以外に、幼稚園児とか、小学校低学年のこどもの意見がおもしろいかもしれない。(まったく、こども向けでなないですが) 追加!あと、これは日本でも有数の”アニメ作家の作品”だから、あえて、言いたいのだが、むかしから感じていたが、この作品のすべての”画,絵”自体はわたしは”芸術作品”というものから、最も、離れているものであると私は判断している。これは単なる”塗り絵”の一種なんだよな。(これのストーリーや構成は知らない)まあ、もっとも、カリオストロもトトロもナウシカも一連の作品すべてそうだが。逆にわたしが優れた芸術作品だと思える”絵、画”は昔テレビでやってた”アパッチ野球団や妖怪人間や巨人の星や、初代ルパンやカムイ外伝や、その他優れた”絵画”はたくさんある。この作品の絵はきれいで、上手で、見やすくても、わたしにとっての芸術的価値はまったくない。と判断している。そのあたりが、わたしの”アニメ嫌い”というか、評価を低くしている理由のひとつ。立派に”芸術”の分野であるはずなのに、理想で”個性的に!”をさけびつつも、思いっきり、”没個性”になってしまっている。(逆にストーリーの方はスゴイと思う) 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 4点(2013-08-09 23:27:53) |
11.主役の演技が擁護しようもないほど下手で、どのシーンもギャグに見える。 ただ、じゃあダメなのかと言われればそうでもなく、理由はどうあれ笑えることは良いことなので、素直に笑って楽しめれば、これはこれで長所とも言える。結果論もいいところだけど。 さて、もしマトモな声優やナレーター上がりの役者が主演をしていたらと考えると、やや全体の纏まりが悪く、趣味に偏りすぎた場面(特にドイツの小型機をナメるカット等はいちいち退屈だった)も目に付くものの、総じて言えば普通のアニメ映画といえるだろう。さして良くもなく、けなすほど悪くもなくといった感じだ。 敢えて際立った長所を挙げるとすれば、モブシーンか。前半での列車の俯瞰、避難する人の群れなどは素晴らしい。 それから、ちょっとしたことだが風呂敷越しの灯りの表現も良かった。 あとは……いや、まあ、そんなところ。 【肛門亭そよ風】さん [映画館(邦画)] 5点(2013-08-03 22:18:25) |
10.大好きなユーミンの名曲「ひこうき雲」の長ぁいPVだと思えば良い作品に思えますが。 【tonao】さん [映画館(邦画)] 4点(2013-08-03 22:04:26) |
9.◇風、空、飛行機。愛するものを詰め込みました!という潔さ。◇説明的な描写が少なく、時代背景がわからないところがあったり、明らかな口述効果音に違和感があったりで、思ったより感情移入できなかった。◇でも、映像の美しさは存分に楽しめました。◇震災・戦争の時代背景や「生きねば」というコピーとは裏腹に、主人公はそれらをたんたんと受け入れているように見えます。が、「生きる」ということは、まさに生活であり、日常の連続なのだ、というメッセージのようにも感じました。 【ハクリキコ】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-08-03 11:53:12) |
8.宮崎監督はファンタジーを作るのに長けている監督なのでノンフィクションを描くのは向かない監督だと思っていたが、この人物に関して言えば宮崎監督で良かったと思う。他の監督が描いていたら零戦をメインに、それができるまでの話になってたと思う(そうするとまたかの国がクレームをつけて来るかもしれない…)。しかしこの作品では零戦はほとんど出てこない。二郎そのものを描いている。かなりフィクションも入っていると思うが、飛行機設計に情熱をかけた人物という点はよく表現できていたと思う。残念だったのは夢の部分。これは二郎を表現する為に監督が創作したものだが、これは二郎が現実逃避しているようにしか感じず、正直いらなかったのではないかと思う(ただそこがなくなってしまうと監督らしさがなくなってしまうが…)それでもこの作品に感動してしまうのは菜穂子さんの存在が大きい。今まで数多のヒロインを描いてきた監督の本領発揮という感じだ。歴史好きとしては物足りなさを感じる作品だが堀越二郎にそこまで注目した事がなかったので観れて良かった。堀越二郎にスポットライトを当てたという意味ではこの作品は成功している。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-07-26 21:33:31) |
7.何もないまま2時間経ってしまった.「死の翼アルバトロス」の方が30分で数倍楽しめる.「才能の寿命は10年」という言葉は,監督本人の実感なのだと思う.コナン~ラピュタで枯れてしまったのでしょう. 【マー君】さん [映画館(邦画)] 4点(2013-07-25 23:52:59) |
6.素晴らしく映像がキレイです。 やっぱり、主人公の声には違和感が残ります。 最初から最後までモノローグなら問題ないでしょうが、会話になると相手役との差がありすぎて、興醒めです。 正直なところ、宮崎監督よりもユーミンの方が偉大だと感じました。 だって、「ひこうき雲」って30年くらい前の作品ですよ。 この映画のための楽曲と言っても違和感がありません。 映画の余韻よりもユーミンの歌声のほうが頭の中でリフレインしています。 【ミスプロ】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-07-22 18:37:28) |