40.純粋だけど切ない感じがしました。初恋みたいな感じ。最初にくみこのところに通い始めた恒夫は好奇心と同情のような気持ちであったと思うが、それがだんだんと変化して本当に好きという気持ちになっていったのではないかと思う。もちろん、好き以外にも同情や自己満足などの暗い部分が全くなかったとはいえないが。少なくとも、くみことセックスしたとき(いや~、池脇千鶴のおっぱいにはびっくり、でも意外と普通のおっぱいでしたね)は一人の女性としてセックスしたと思うし、結局は別れてしまったけれども一緒にいた時間や思い出は二人にとってプラスになっていくのではないだろうか。もやもやは少し残るが、前向きになれる作品でもあるように感じた。余談ですが、あのラブホテル私も行ってみたい!!と思いました。。楽しそうだし、綺麗ですよね~ 【キャラメルりんご】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-05-06 15:06:37) |
39.池脇千鶴が脱いだっていうので騒がれたけど、ホントそこだけだと思う。他に語るべき所はない。 【夏目】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-04-06 12:55:58) |
38.あか~ん、なんも感じへんかった。あんまおもろないわぁ!池脇千鶴の体を張った演技は光っておるけな、まぁー三井の○ハウスのCMに出とったときあの子がねー、立派な演技しよるなーとは思ったけどなぁ、そこまでやな! 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-04-01 00:33:50) |
37.先に原作を読んだことがあったけど、あの世界観を壊さずきれいに映画化されてると思いました。邦画っぽくない邦画。 意外と大胆なHシーンがあり、びっくりしたけど。 二人とも無理をせず、感じよく演技していたと思う。 ジョゼの台詞のトーンが良かった。 あと、恒夫の「やべ、俺 今泣きそうだ」って言う台詞がなんか印象深い。 また見たい映画。 【ckeru】さん 8点(2005-03-21 10:26:35) |
【リーム555】さん 5点(2005-02-23 18:55:42) |
35.恋愛している期間だけでは見えない、身体障害者と暮らしていくという現実。最後にジョゼを捨てたのもある意味「大人の選択」だとも言える。ファンタジー路線に突っ走らなかったのはただのアイドル映画で終わらせなかった成功要因だと思う。 【バチケン】さん 8点(2005-01-19 09:00:46) |
34.面白い!でも悲しい・・・だから良かった。116分という短い中で、いろいろ感じさせてもらいました。ラスト、女にいい加減な恒夫が女の事で泣き崩れる。一方のジョゼは魚焼いてたりして、いつもの”ドスンッ”って。このシーンで何かホッとさせられるんですよね。「飯食えるんだったらジョゼはこれからも大丈夫だな」って。この作品ベットシーンが多いですけど、わたしはコレはコレで良いと思います。この世代の男女の関係を描こうと思ったら避けては通れない事だし、特に健常者と身障者の関係だからこそ、その辺隠さず描いたのが良いと思いますね。まあ、池脇のヌードまで必要だったか?と聞かれれば、そうでないかも知れませんが、見せてもらえると言うんだから良いではないですか。 【カズゥー柔術】さん 8点(2005-01-17 12:07:24) |
33.情の無い愛とでも言うか,とりあえず付き合うと言うか簡単にくっついて離れるような現代の若者の恋愛情景をそのままに見せてくれた。少々ねじれたものの言い方付き合い方をする生身の女性像をリアルに魅せた池脇千鶴と、胸にぐさりと突き刺さるようなせりふを連発するおばあ役の新屋英子の演技が素晴らしい。 【WEB職人】さん 7点(2005-01-08 00:47:06) |
32.雰囲気は嫌いじゃない。大阪の下町の風景や光の使い方、『くるり』を音楽担当にしたところも全て狙ったもの。ほわんとした和製ノスタルジックの空気の中に、ぴんと一本、すごく細いけれど確実に張られた絹糸のような寂しさ。でも、この物語に私の心が寄り添っていかなかった。恒夫とジョゼが、お互いを慕う気持ちがどの表情や行動に織り込まれていたのかよくわからなかった。二人の刹那な時間の中にあるはずの機微が、特に妻夫木聡からは感じられなかった。出会って触れあって離れていく、いわば恋愛映画の王道のような気もする話だったが、優しいキラキラとした時間だけ映されるよりはもっともっと葛藤する場面があってもいいかと思った。まあそれは好みなのでしょうが。脇はみんななかなか良くて、だからこそ主演の力が浮き出て見えた気がする。 【のはら】さん 5点(2004-12-20 01:56:49) |
31.原作が良すぎるのかもしれませんが、どうも「映像化したことでプラスになっている」部分が少ないように思えました。どなたかが書かれていましたが、目を閉じて脚本の朗読を聞いているのと変わらないような。役者の演技が良かっただけに演出不足でそういった印象が残ってしまった事は残念。それにしても、池脇千鶴はこれほど立派に役を演じきれる「女優」だったんですね(ヌードは不要ですが)。大阪弁も上手いし、キャラクターの個性をきっちりと掴み取って演じきれていて好印象でした。 【wood】さん 7点(2004-12-05 17:36:13) |
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30.この作品は本当に良かったです。前々から見たいと思ってて、今日やっと見れた…。妻夫木君はこの役が一番良かったと思う。池脇千鶴ちゃんは相変わらず可愛かったね。見終わった後こんなにも切なくなる、そして他の方のレビューを読みたくなるとは思わなかった。いろんな方のレビューを読むと勉強になります。良い作品すぎて何を書けばいいのか分からないけど、私の中では久しぶりの満点です。 【アンナ】さん 10点(2004-12-04 22:46:42) |
29.せつなくていい映画だった。ジョゼをおんぶするシーンに深い意味があると思う 【のりまき】さん 9点(2004-11-21 15:24:58) |
28.ジョゼ(くみ子)の言葉がいちいちツボにはまって面白かった。こういう子、います。小さい子供に。ジョゼは本によって知識も豊富で肉体的にも精神的にも大人の女です。しかしコミュニケーションのとりかたが子供のようにストレート。でもちょっと違う。自分をさらけ出さない、かと言って装飾されない言葉。気遣わないけど感情の無い言葉。話すことでうちとけあうことを拒むような単刀直入な言葉。おばあちゃん以外の人との接触を遮断されていた女の子という特殊な設定ゆえのこの言葉のひとつひとつがとても印象的。本では知っている虎や海を実際に見た時の表情もすごくいい。そんなジョゼを見て初めて実感する世界観の違いに恒夫のセリフ無く心情を伝えるホテル、そして車中のシーンもなかなか良い。あっちにフラフラこっちにフラフラしていた恒夫が真剣に自分を見つめなおす。ジョゼとの出会いと別れのなかで成長していく恒夫の物語。良かったです。 【R&A】さん 7点(2004-10-29 11:20:40) |
27.鑑賞後、沈思黙考・・。やはり恒夫がジョゼと付き合ったのは、多分に不遇な生活への同情や興味にあったのは否めないと思います。しかしその生活を共にするのは並大抵なことではなかった。女性に困らない恒夫がジョゼと離れてしまうのは自然の成り行きといえばそうだったと思います。そしてジョゼには楽しい思いをさせた後にまた突き落としてしまうことになる。恒夫のように、人は成長過程で自分で気付かなかったタテマエを剥がされ,本当の心と対峙しショックを受けることが少なからずあると思います。自分の発見です。そこで泣き崩れたのであると思います。この話は残酷だが、ジョゼには芯の強さやまた新しい彼が見つかるのではと想像できるくらいの魅力がある。そこが救いとなっている。余談だが、和食(特に質素な)を料理する女性の姿は美しい。 【チューン】さん 8点(2004-10-12 01:17:17) |
26.ジョゼを捨てた恒夫を酷いと思いつつも妙にリアルで切なくてやりきれない気持ちになりました。でも後味は悪くないです。道端で号泣した恒夫も、車椅子で颯爽と街を走り抜けるジョゼも人間としてひとまわり大きくなったと思います。妻夫木君は共感できる大学生を、池脇千鶴は難しい役どころを体当たりで演じていてすばらしかった! 【ジョナサン★】さん 8点(2004-10-09 16:51:08) |
25.恋愛という場において、男性が時として陥る本能と理性の葛藤を妻夫木が、女性が持つ芯の強さと時折顔を出す弱さを池脇が共に好演していて、鑑賞後に何とも言えない余韻に浸らせてくれる。 恒夫が最終的にジョゼではなく香苗を選んだことによって、お涙頂戴の、ただ綺麗事を押し付けがましく並べただけの作品にならなくて、個人的には良かったと思う。 しかし、犬童監督はこの難しく複雑なテーマ(健常者と身障者以外にもう一つ…)によくぞ挑んでくれた、と感心した。 【なおてぃー】さん 8点(2004-09-22 02:37:36) |
24.キレイにこざっぱりとまとめ過ぎているため、見えない部分でのリアルな葛藤が私にはもう一つ伝わってこなかった。最終的に2人の別れは健常者と身障者の越えられない壁や温度差なんだと思うが、そこをすっ飛ばし一つの恋愛物にしてしまっては味気ない気がするのだが・・・ 【亜流派 十五郎】さん 4点(2004-09-18 22:02:35) |
23.ジョゼって実は物凄く弱い存在に思うんです。抑えた喋り方は感情を隠し、自分を守る殻を一生懸命に作ってるように見える。その頑な彼女から恒夫が感情を引き出していく様が、とても自然に描かれてる。手を握られただけで・・あの《間》に一緒にドキドキ!んで、初めて感情的になり、嫉妬を露わにする!いいじゃないですかぁ。ジョゼが《虎》を一番恐れてたのは本心だったんだろうけど、所詮は檻の中。それよりも恐ろしく逃げ出したいものに自分が囚われてしまった時、殻は脆くも鮮やかに破られる。《孤独》。恒夫への言葉。あれが彼女の本音だと思うし、気張らない姿だと思う。殻を破ってもらい、自らも勇気を持って破って、見せた素顔。護身用のトカレフじゃ引き出せないジョゼのなまの表情。そしてサガンがねぇ・・。とても印象強く、思い返すとなんとも切ない。ジョゼの内面は映し出してないようで、断片は散らばってんだよねぇ。なんか恒夫を無視したレビューになってますけど、物語が恒夫の目線なんで言わずもがなかな、なんて。ラストを語らせてもらうと、あの涙は彼の感情によって流れたのではなく、ジョゼの弱さを知っていたから溢れたんじゃないかな。ホテルでのジョゼのセリフを思い起こし(寝てた?)、でも意に沿えない自分がいる。彼女を思うが故に感情が昂ぶり、目を腫らしたんだと思う。そして、また気丈に振舞うジョゼ。そうであるほどにぼくは彼女の弱さを感じてしまい、切なかったんです。 【れこば】さん 9点(2004-09-16 00:04:20) |
22.合格点です!なかなか面白い..池脇千鶴のひょうひょうとしたキャラ..イイ味出してます..妻夫木聡が完全に食われてましたね~ 私的にはラストの結末が映画としてはリアルすぎてちょっと嫌かな.. 結構Hなシーンがあるので、おこちゃまは要注意!... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 8点(2004-09-13 12:19:38) |
21.ラストの恒夫の号泣、あれがどうにもいただけない。原作と比較するのはあまり好きじゃないけど、やはり監督が男性ってことで、ああいう描写になったのかなあ。ジョゼと別れる事になってもやはりジョゼの事は好きなのだ、だから泣いたのだ、ってことなのか?恒夫を酷い男に思わせないための言い訳のように思えるな。と、まず先に文句を書いてしまったけど、その他についてはすごくいい。特に池脇千鶴は本当にいい演技をしたと思う。話自体はフツーのラブストーリーだけど、主役の2人と、その他の濃ゆい共演者らのおかげで、恋愛物が基本的に苦手な私でも十分に楽しめた。蛇足だが、SMについて執拗に出てくるけど、やっぱり何かの伏線だろうか?恒夫はジョゼに言葉で詰られているのを楽しんでいたように見えるからMってこと?それとも立場の弱い女性に惹かれるようなのでちょっとSの気があるのか?そこらへんハッキリして欲しい。 【ばたあし】さん 8点(2004-08-30 16:15:38) |