2.大好きなミュージカル。“1年=5250600分。この時間をどうやってはかる?愛ではかってみたらどう?”と歌っているSeason of Loveを一度聞いてから、この物語はハンパじゃないなと確信しましたよ。エイズ、ドラッグ、同性愛など決して軽く語られるべきではないテーマながら、めっちゃくちゃ最高のキャストと、これでもかというほどいい音楽で、史上最強のミュージカルになっていると思います。“シカゴ”や“ムーラン・ルージュ”といった今まで見てきたミュージカルはそれはもうド派手なお金かかってる感むき出しのものだったわけです。でもこの映画はNYの、中でもちょっと寂れた地区が舞台になっていて、衣装も派手なわけでもないし、演出もそこまで力んでいるわけでもない。でもどうしてここまで気持ちに迫ってくるものがあるのでしょうか。どうしてこんなに鳥肌が立つのでしょうか。歌って歌って歌いまくりの出演者。声もスタイルもみんなバラバラ。でもどうしてこんなにもしっくりみんなまとまっているのでしょう。誰一人として欠けてはいけない、一人一人が主役。ジグソーパズルみたいに一つとして欠けては完成しない物語。音楽すべて素敵です。ストーリーもしっかりしてます。絶対お勧めです。原作はブロードウェイのようで、出演者のほとんどがオリジナルキャストのようです。絶対に本場のNYでブロードウェイ見てきます!
1.ミュージカル映画って、音楽と歌詞がすべてと言ってしまっても大げさではないわけです。ストーリなんて二の次。この映画の音楽はSEASON OF LOVEをはじめとして、みな本当にいい歌でした。歌の内容も、とても普遍的なもので、共感をもてました。帰り道、口ずさんでサウンドトラックを買いに行ってしまったくらい。内容は、王道の、青春のきらめき映画。青春期を過ぎてしまった大人の皆さんなら、どなたでも楽しめます。なんか、ジャンルに同姓愛ものって分類されているけれど、そんな映画じゃないよと、強く訴えておきます。