7.同時代的にヘンリーとジェーンの実生活での確執については知らないけど、それでもやっぱりこの映画の父娘の和解シーンにはメチャクチャ感動した。「ノーマン」つう名前はどうも別の作品のイメージで大嫌いだったけど、妻が倒れた夫に「の~う~ま~んっ!」と何度も呼びかけるシーンであっという間に評価逆転。ジェーンの逆さ飛び込みのシーン、正に原題通り、黄金色のニューイングランド州の風景も心に沁みる。個人的にマーク・ライデル監督のベスト作品。でもあんな風に、晩年を幸福に過ごす事が出来る人なんて、ほんの一握りなんだろうな・・・。(追記)テレビ放映されていたので久しぶりに再見。やっぱり良い映画でした。撮影も音楽も素晴らしい。でもこの老夫婦は相当恵まれた環境の方々ですよね~。ジェーン・フォンダの自伝『わが半生』によると、キャサリン・ヘップバーンはこの作品の演技で四度目のアカデミー賞を獲得した時に「これでもうあなたは私に追いつけないわね!」って彼女に言ったそうです。出演交渉の時はどちらの名前が配役のトップに来るか、こだわったとの逸話も。その他もろもろのエピソードを読んだ後、また映画を改めて見ると更に興味が湧いてくるかと思います。この映画をお好きな方、ジェーン・フォンダの伝記、是非読んでみて下さい!(2008、2、8) 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-01-25 01:06:14) (良:3票) |
6.子供の頃によく観た映画のひとつ。ノーマンが死にかけた時は本気で死なないで!って思った記憶が。最近 テレビで観て映像の優しさに感心した。鳥のさえずり、林の中の木漏れ日、湖の光とかキレイ。年をとるとどうしても頑固になっちゃうんだな、でも最後まであんな夫婦でいたい。 【さくら】さん 9点(2003-12-23 23:08:21) (良:2票) |
5.キャストがまず素晴らしかったです。キャサリン・へプバーン扮するところのおばあちゃまが何とも美しい。魂の輝きが外見に溢れています。凛として、自由で、子供も夫も孫も深く愛してはいるけれども、それと同時に自分の人生も愛しエンジョイしている女性。私の永遠の憧れです。父と娘の確執は自分も身に覚えがある分ちょっと痛かったです。愛し合うのは単純で複雑だ~~~!!! 【Rei】さん 9点(2003-05-27 22:38:26) (良:2票) |
4.良い映画の教科書という感じの作品。本当に美しかった。映像美もストーリーも。ヘンリー・フォンダの遺作と思うとさらに泣ける。この作品が娘との仲が元に戻った証拠であると信じたいです。年を重ね味のある演技を最後に残してくれたヘンリー・フォンダ、そしてその傍らに立つ役をこなしたキャサリン・ヘプバーンといい、素晴らしかった。 【けい】さん 9点(2003-05-22 11:32:47) (良:2票) |
3.いい映画ですね、元々ヒューマンものには弱い上に親子間の確執というのが他人事ではないので身を詰まされる内容でもあり。愛情深いエセルがたまに吐く厳しい言葉がただの説教にならないあたり、キャサリーン・ヘプバーンの演技力を非常に感じました。最後の仲直りシーン、初めて父に褒められた娘と初めて手放しで娘を褒めた父の心のわだかまりが解ける瞬間もまた良かったと思います。 【moue】さん 9点(2003-05-17 05:25:53) |
2.豪華。でもそれに負けない構成がある。描写がやや退屈なのが残念。 【HAKO】さん 9点(2002-03-22 23:57:11) |
1.老名優(名女優)がそろってオスカー受賞ですね。デイブ・グルーシンの音楽とあいまってイイ映画ですよ。私は好きです。 【すめ】さん 9点(2001-05-15 00:33:10) |