11.イーストウッドの前半の老化と後半の覚醒、このシンメトリーな感じが良かったです。この映画で伝えたかったものは人を殺す事の罪深さ。数々の西部劇に出演し、さんざん人に向けて引き金を引きまくったイーストウッド流のケジメのつけ方だったんでしょう。この後からの彼の作品にはどこか崇高さが見える。きっとこの映画を製作した事で悟りの境地を開いたんでしょう。 【関白宣言】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-02-07 14:10:56) (良:1票) |
10.憎しみは憎しみを呼び、暴力は暴力で贖われる。クリント・イーストウッド渾身の一作。ジーン・ハックマンが懐の深い演技を見せ、納得のオスカー受賞。傑作西部劇。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 9点(2008-02-29 01:08:07) |
9.「悪」。「暴力」。イーストウッドが一貫してきたテーマだと思う。彼の西部劇の集大成。感動した。 【ジェイムズ・ギャッツ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-08 19:09:23) |
8.何回も観たいとは思わないけど、傑作でしょうね。 【Waffe】さん 9点(2004-12-23 00:50:19) |
7.いやー良かった!!単純明快でしかもラストの爽快感!!今まで西部劇を敬遠していた自分が恥ずかしくなってしまった。 【ゆきむら】さん 9点(2004-12-12 13:59:07) |
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6.好きですねこの映画は!淡々と進むストーリー、最後に盛り上がりますけど、余り派手に撃ち合うわけでもないし、でもスカッとする。クリント・イーストウッドはやっぱりカッコイイ。見るまでは何となく『どうしようかな?』て感じですが、始まってしまうと引き込まれます。ただこうゆう映画は好き嫌いが有るので、薦め難いですけどね! 【みんてん】さん 9点(2004-08-08 23:19:58) |
5.どういうのが西部劇かは余り見たことが無いのでわからないけど映画らしい映画だと思う。特にただぶっ放せば良いって映画ではなく、最後まで人殺しは所詮人殺しにしかすぎないってのがあり、しかもそこに苦悩し続ける。特に人を殺してからの彼らの演技は素晴らしいとしか言いようが無い。三者三様ではあるが一人として喜ぶものがいない、それがこの映画の真意だと俺は思う。 【taron】さん 9点(2004-01-18 21:55:41) |
4. 映画でも作品でもない。これがイーストウッドの西部劇だ。 【映画の味方】さん 9点(2004-01-12 21:56:19) |
3.クライマックスの壮絶な描写、そしてイーストウッドの拍車の音で映画史に残るでしょう。どこか凶悪さんを感じさせる保安官ジーンハックマンが、その一方で家を自分で作る好人物なところもあることをちゃんと描いている。それだけのことだけど、それだけで人物に膨らみが出せる。イーストウッドって、やっぱり映画をよく知ってるなと痛感。傑作です。 【ひろみつ】さん 9点(2003-10-25 14:23:31) |
2.真に傑作と言える作品。ただーし、好きな映画ではない、後味も悪い、うまく表現できないが殺伐とした寂寥感と徒労感だけが残る感じ。一度は観るべき映画。しかし大嫌いな映画。クリント・イーストウッドめー馬鹿やろーお前も大嫌いだよー。でも、でも、まだまだ死ぬなよーーー。 |
1.仲間の一人が殺されたことを知らされるや、それまで断っていた酒をビンごと飲み干すくだりは、この作品の中でも最も凄みの効いたシーンで、そのあと彼は復讐の鬼と化す。若い頃から女子供も平気で殺してきた男だけに、老いて堅気になったとは言えガンマンとしての血は脈々として生き続けている。それがひとつの事をきっかけに、自らをも“許されざる者”として彼本来の姿に変貌させる。これはまさにイーストウッドならではの趣向で成しえた作品と言える。しかしこの作品を語るには、我々はもっと西部劇というジャンルの映画を観る事と、さらに年齢を重ねなければ、本当にこの作品の良さというものは解からないのではないだろうか。夕焼けの平原の大樹のもとに、シルエットでたたずむシーンで始まり、同じ夕焼けのシーンで終わるという、西部劇のもつ美しさと挽歌を表わしていて感動的だ。 【ドラえもん】さん 9点(2001-03-16 00:40:39) |