馬のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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[ウマ]
1941年上映時間:129分
平均点:6.62 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画動物もの
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監督山本嘉次郎(演出)
助監督黒澤明(製作主任)
本多猪四郎
キャスト高峰秀子(女優)小野田いね
藤原鶏太(男優)いねの父・甚次郎
竹久千恵子(女優)いねの母・さく
二葉かほる(女優)いねの祖母・えい
沢村貞子(女優)山下の妻・きく子
小杉義男(男優)佐久間善蔵
丸山定夫(男優)山下先生
清川荘司(男優)鑑定人・坂本
柳谷寛(男優)村の青年
岬洋二(男優)博労
榊田敬二(男優)組合の事務員
馬野都留子(女優)女房
脚本山本嘉次郎
作詞サトウ・ハチロー「馬」/「めんこい仔馬」
作曲古賀政男「馬」
撮影三村明(春/セット撮影)
唐沢弘光(夏)
鈴木博(秋)
伊藤武夫(冬)
製作森田信義
配給東宝
美術松山崇
動物
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1.現地ロケによる地道な長期取材に基づき、自然と人間を描出していくセミ・ドキュメンタリーの手法は、明らかに35年日本公開の『アラン』(ロバート・フラハティ)からくるものだ。
またニュース映画全盛時代の、いわゆる写実的表現を尊重する時流の反映でもあるに違いない。
ただしフラハティの撮った過酷な辺境とは違い、日本の風土ならではの四季折々の豊かな風物が、軟調のローキー画面とフェード・イン、アウト、オーヴァーラップといった緩やかな画面転換を主とする日本的な時間表現の中で抒情詩的な味わいも醸している。

特に感動的な子馬の出産場面は優しいローキー画面の賜物といえる。
その柔らかな黒は迫真性の追及であり、夜間の静けさと緊張感、喜び、厳粛さの表現であり、主役たる馬への誠実な配慮でもある。

また、スタッフの写実性追及の姿勢は劇伴音楽の抑制という面にも現れている。
父親が病に倒れる秋は木枯らしの風音、馬が病臥する冬は吹雪の轟音、子馬の生まれる春はわらべうたの歌声、子馬と別れる夏はひぐらしの鳴声や夏祭りのお囃子、そして全編にわたり印象的な方言の響きといった具合に、あくまで環境音の採り入れ方の妙味によって「自然」と「ドラマ」両者を相乗的に引き立てており、秀逸だ。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 10点(2009-02-17 23:12:27)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.62点
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100.00%
2112.50%
3112.50%
400.00%
5112.50%
600.00%
7112.50%
8225.00%
900.00%
10225.00%

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