7.マドンナ絶好調の当時、主題歌と共にこの映画のことは知っていたけど、なんだか暗そうで観る気になれませんでした。トム・クルーズのほうが軽くて楽しめたしね。
実話だそうですね、これも運命だから仕方ないという出来事とは思いたくないです。
ルックスも演技力も存在感も最高の俳優が演じているのが欠点でもあると言える。
どういっていいのか、実際にはあり得ないかっこよさとか切なさみたいな感傷的なものが出てきちゃう。根本的な部分が見えにくくなってしまうような気がしないでもない。
ワルの父親に一時的に憧れる未熟な息子、これはしかたがないです。しかし母親は何をやっていたのか。そこを描かないから実話と言われてもあんまりピンとこないんです。
こんな実話を映画にするなら、きちんと問題提起すべきだと思うけどそれがほとんどないのが納得いきませんでした。
出てくる女たちがことごとくあまりに無力すぎで、女の私はそこにイライラしました。