29.本作は若い頃に観た。「全然面白くない」と力強く思った。でも巷の高評価に触れて、きっとまだ自分の映画鑑賞スキルが低いからわかんないんだろうと思っていた。で、数十年後の今もう一度観てみたけども、これはアルトマン節になじめるか否かなんだろうな、と思う。犯人探しをしてはだめなんだ。 この不条理かつ不愉快な結末。観てるワタシたちはボニーとおんなじ。「こんなのリアリティが無い。ひどいエンディング」と抗議したところで完無視されるボニー。私もアルトマンに訴えたい。「この鼻持ちならないエグゼクティブに落とし前をつけないのか」と。それこそ監督の思うつぼ。作品と現実が互いに入れ子式になってるような皮肉な脚本は高度なテクニックなのか知らんが、万人受けはしないだろうなあ。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2015-05-25 00:01:46) (良:2票) |
28.ハリウッドの内情をサスペンス風味の「映画」を通しながらシニカルに描く少し変わった映画。その信憑性はあまりにも豪華なカメオ出演の人々の数々が裏づけしてくれるが、ストーリーに凝りすぎてややこしかったり、あまりにもシニカルすぎたりと少し退屈する部分があるのは減点か。面白いんだけど評価が難しい作品だね 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-24 17:12:26) |
27.意味の分からないシーンが多すぎます。役割がはっきりしない人も多すぎます。 映画に求めるものはいろいろあります。感動。爽快感。笑い。充実感。ミステリー。サスペンス。恐怖。どれか一つでも、がつん、とくれば、映画として面白いと感じます。この映画には何もありません。 答えを出さないミステリーなんてただの意地悪です。 ドラマとして見ても面白くありません。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-10-12 04:54:42) (良:1票) |
26.冒頭の長回しはさておき、ちょろちょろ出てくる日本人とへんな日本観が気になって気になって。 |
25.スタートから様々な人間が行き交う(それこそカットしない)シーンで始まったため、複雑な人間模様が展開するかと身構えましたが、ティム・ロビンスの独壇場で思ったよりわかりやすい作品でした。 サスペンスが前面に出ず、スパイス程度だったのもよかったと思います。脅迫している張本人が誰か?なんてどうでもいいことなので・・。 もろにハリウッドが舞台の作品とはいえ、数々の大物を友情出演的に使っている遊び心が楽しく、また、それができてしまうことに驚きました。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-21 15:57:22) |
【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-08 08:43:40) |
23.ブラック・ユーモアたっぷりで楽しめました。タンポンのところとか笑ったなあ。脅迫状を送っていたのは葬式で喋ってた奴? 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-27 16:29:13) |
【michell】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-16 00:26:20) |
21.映画とかマスコミ関係者ってどうも自分達が特別な人間って思ってるところがあるような気がするんだけど、単純にメディアという権力を握ってるだけ。が、「映画の世界」に憧れを持っちゃう多少の庶民がいるのも事実なもんだから、内幕っても内容は3流のサスペンスで、たいした話でもないのに、それを有難る人もいて、業界関係者を勘違いさせちゃうところが、こういう作品を成立させているんだと思う。 「金と権力」で物事の全てが決まるのは別に映画だけじゃなくてどこの世界も一緒だよ。 |
20.「権力者“プレイヤー”を目指す若手プロデューサーを主人公に、ハリウッドの内幕をシニカルに描いたドラマ」と記されていた。その通りだ。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-03 19:10:39) |
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19.カメオ出演のスターを観ているだけでも楽しめる。ただ、映画の内容はこんなものか、と。主人公に全く感情移入できないので、最後まで不快感が残る。ま、それもアルトマンの思惑通りなんだろうけど。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-18 09:05:48) |
18.カチンコから始まることから、全てが映画内映画ともとれる。そんな逃げ道を用意してるから、内容は極めてブラックで攻めてくる。コミカルさの中に毒がありシニカルさの中に笑いがあるというなんとも言えない作風は独創的であるものの、映画内映画と割り切れない妙なリアル感が漂って後味が悪い。もちろんそこを狙っているんだろうけど。カメオ出演の豪華な顔ぶれもそれ自体が皮肉めいていて、やりたい放題ですな、アルトマン。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-20 15:51:31) |
【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-08 15:01:07) |
16.ロバート・アルトマン監督の映画ってどちらかというと苦手だけど、これはそんなに嫌いではないし、それなりに楽しめました。しかし、同じようなハリウッド映画の表と裏を暴く作品ではあのビリー・ワイルダー監督の傑作「サンセット大通り」に比べるとかなり落ちる気がしてなりません。それにしてもこの映画、よくぞこれだけの出演者を集めたなあ!と思いました。 【青観】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-10-20 22:39:30) |
15.“ハリウッド” そして “アメリカ” を強烈に風刺した映画です..(結構奥が深い..) ハリウッド映画の駄作が誕生する瞬間が垣間見れたし..お金次第で何でも片が付く“アメリカ”.. ただ、この映画は娯楽性だけで見てしまう人には最低ランクでしょう~ 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-07-08 12:32:14) |
14.独特のスタンスを貫き、横道に逸れない独自路線を突っ走るアルトマン。ハリウッドの異端児と謗られた彼をハリウッドが掌を返したように絶賛したのは、皮肉にもハリウッドの内幕を強烈に皮肉ったこの作品だった、というのは何だか本当に滑稽で笑える。アルトマンはその馬鹿馬鹿しさに笑いが止まらなかったのではないだろうか。色々な意味で人間って馬鹿だなあ、と思える作品。皮肉と毒の利いた作品がたまらなく好きな通好みの方に。 【ひのと】さん 6点(2004-06-20 20:15:52) |
13.これ、アルトマン作品の中でも特にお気に入り。なんしか笑った。いきなりガチンコで始まる冒頭の長回しのシーンにユーモアのセンスを感じる。次から次へ出てくる馬鹿企画にいちいち笑った。これをハリウッド映画に対する反発、嘲笑を描いた毒のある映画のように受け取る人もいるかもしれないが、個人的には反対に愛を感じた。 【ぷりんぐるしゅ】さん 8点(2004-02-12 16:39:29) |
【虎尾】さん 6点(2003-12-12 23:53:44) |
11.皮肉で面白い映画だと思う一方、所詮はアルトマンの僻みなんじゃないの?なんて意地悪く思ってしまったりも。自分の映画で勝負すれば済むものを、結局ハリウッドが気になって仕方ないんです!宣言しちゃってるよーなモンで。土俵の広さを認めずにひとり相撲を取ってる、まるでアメリカの井筒監督のよーな感じがしちゃいますよん。 【あにやん🌈】さん 6点(2003-12-05 19:41:23) (笑:1票) |
10.サスペンスも絡ませたハリウッドの内幕ものですね。俳優たちが実名で出てくるのが楽しい。ティム・ロビンス演じるミルは業界では敵が多いし、はっきりいやなヤツですね。結局ティムは罪にとわれることもなくひとり勝ちみたいになったけどこれがいつまで続くのか?と思いながら見終わったのでした。食うか食われるかの業界の様子が興味深いです。バート・レイノルズが出てきてたと思うけどあれは本音かもしれないと感じたのでした。 【envy】さん 8点(2003-12-01 12:01:34) |