61.集団心理と個人の選択。自分的には合理的に判断したハズの不幸な結果。パニック時に冷静でいることの難しさ。冷静かつ合理的に判断したとしても未来はどうなるかもわからない。結局、人生は「確率(賭け)」と「意志」の関数で決まるのかと。あとは信仰の有無は別としても、人間は「希望」がないとダメなのかもね。 |
60.「このようなシーンでこのようなことをする」といった薄っぺらい記号的な登場人物に対して 誰一人感情移入できない 思わせぶりなSFとしたかったのかも知れませんがSF要素がない(セリフで説明されただけ) スリルとかサスペンスってでっかい虫のことだったのでしょうか? クライマックスは一体どこだったのか見当もつかない 噂では胸糞悪いエンディングとのことだったが、なんのカタルシスもなく 「はぁ、それで?」といった感じだった 例えるなら邦画の魔界転生並の駄作、面白いくだらないとか、その様な印象もない 「だからなんですか?」という疑問しかなかった こんな言い方したくなかったですが、 この作品を世に送るスタッフは見上げた根性の持ち主だと思いました 【ぐりこ】さん [インターネット(字幕)] 0点(2022-10-29 15:35:04) |
59.霧はあくまで演出でしかなくて、 実体はモンスターパニック映画。 限界状態の中で人間ドラマが描かれるかな? と期待したけどそれもなく、ただただ絶望だけ。 あったのは見えない神や悪魔にすがる信仰の狂気くらい。 ハッピーエンドやバッドエンドといった以前の問題。 結末が、主人公が先走っただけっていう。 ほんとに救いの無い、絶望の映画でした。 胸糞悪いとかじゃなくて、救えない終わり方。 【愛野弾丸】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-05-06 21:29:11) |
58.立て続けに起こる奇怪な出来事に加え、霧の存在が分からないことへの不安をさらに増強させており パニック映画としての最低限の面白さはクリア出来ている。 だが難点は登場人物の誰にも共感出来ないということ、観ていて「何でそうなる!?」の連続だった、 人間達の間抜けな行動に途中からはハラハラするの通り越して笑えてきてしまった。 【勾玉】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-05-08 22:07:38) |
57.他のモンスターパニック映画と違い、ちゃんと緊張感がある。 そして、原作者も賞賛したというラストが、他の映画とは一線を画す作品に昇華させている。 【アクアマリン】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-07-21 19:13:32) |
56.前に観ているけど何故か感想書いていなかった...最後まで観るとその悲劇性にちょっと「おっ」と思うが、全編を覆うB級感は自分には合わない。 評価が分かれる映画かも。 【simple】さん [地上波(吹替)] 4点(2019-03-14 20:24:53) |
55.モンスターパニックものが好きな人にはお勧め。 なんでそうなったとかこうなったとか詳しい説明はされない事で観客の没入感を高める狙いか。 本当に恐ろしいのは人間自身だというのもよくあるパターンだが、ああいう状況になったら本当にありそうで怖い。 【ヴレア】さん [地上波(字幕)] 7点(2016-11-02 08:42:17) |
54.極端な状況を前に人は極端になりがち。 この映画の登場人物にいえるし、この映画への評価についてもいえる。 特に嫌悪感をむき出しにされている方が多いことにびっくりした。 その嫌悪の対象こそ監督が嫌悪すべきだと言っている事なので、 むしろ賛同者なのではないかと思うのですが、 それがある事が許せないという方が多いのですね。 映画で描かれなくてもそれがある事には変らないのですが・・ 映画自体はそこそこのモンスターパニック。 けしてB級以下の作品ではないし、素晴らしい傑作ともいいにくいくらい。 全体に良くできている。少し脚本がめんどくさいので6点くらいかな。 【病気の犬】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-11-08 13:11:44) |
53.ハリソン・フォードやブルース・ウィリスが主演なら絶対にあり得ない結末。しかし人生ってこんなものかなと。それより何より、やっぱり「宗教おばさん」のキャラが効いてます。だいたい危機に直面すると、こういうことを言い出すヤツがいるものです。幸い日本では神だの仏だのの影響はたかが知れていますが、代わりに野党議員とか元官僚とか大学教授とかキャスターとかジャーナリストとか女性精神科医とかいう輩が、無責任な言説を振りかざすことはよくあります。洗脳されないように気をつけなきゃとは思いますが、極力冷静に、理知的に行動しても主人公のようなことになるわけで。とかく人の世は住みにくいですね。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-03-29 16:42:48) |
52.うむ、噂にたがわぬ鑑賞後の<やりきれなさ>。しかし失敗続きだったキングのモンスター物の実写化作品の中では群を抜いて良作です!手作りの特撮モンスターからCGモンスターになったからキングの想像力に時代が追いついてきたんでしょうね。でも映画は原作のフンワリしたラストにオチをつけています。キングも推奨のオチらしいのですが、、、やりきれない。考えてみれば主人公の選択が全て裏手に回ってたかも。悔いのない選択をしたいものですね。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-23 17:09:29) |
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50.意外と高評価が多い印象ですが、私はあまり良い映画とは思いませんでした。まず「霧」という題材は小説で読まないと面白さが半減すると思いました。この映画でも見せない恐怖というものを意識して「霧」で隠しますが、私の感覚では「霧」すら描くべきでないと感じました。あくまで頭の中で想像する不気味な「霧」がもっとも怖いものだと思えたからです。 スティーブン・キングの作風は大好きですがこの映画はチョット強引な感じを受けました。いうなればゾンビとかエイリアンが「霧」に変わっただけのようにしか見えず、「霧」の向こう側にいるであろう恐怖も何となく想像できてしまったからです。あと当然ながら人間が一番怖い的な流れもド定番すぎて。。また、世間的には評判が良いラストですが、これも衝撃的というよりは露骨なだけに感じてしまいました。 唐突な幕引きも「このカラクリ凄いでしょ?」的な感じに見えてしまい、どうもあざとを感じるのです。総じて楽しめなかった私が全て悪いのですが、元々の設定自体に最初から乗り切れなかったというのが率直な感想だったりします。脚本的には非常によく出来てはいますが、個人的にはあまり好きじゃない作風・映画でした。 【アラジン2014】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-09-23 12:01:46) |
49.極限状態で人間がどんな行動をするのかを描いた映画が大好きなのですが、この映画はその中でも、ゾンビと同じくらい面白いです。 【たぬき野郎】さん [レーザーディスク(吹替)] 8点(2014-08-22 23:18:43) |
48.おそらく、キリスト教圏の人にはこの作品の意図するもの、暗示しているものが、すーっと体に入ってくるのでしょう。多くの日本人は、盆暮れしか宗教を意識しないと思います。そういう状況ではこの作品は単なるパニック映画、究極の選択のお話にしか見えないかもしれません。こういう作品は最後の着地点で評価が大きく変わると思います。うーんそう来たか!というラストでした。キングの映画化作品の中では上位に来ると思いました。 【たかちゃん】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-12-08 21:51:28) |
47.救いようのないラストにはため息が漏れましたが、おばさん以外怖くないです。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-08-18 15:40:29) (良:1票) |
46.すごく後味が悪い映画だ。人間が極限状態になると何をしでかすかわからないということはよくわかるのだが・・・。評価できる映画だとは思うが好きではない。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-02-22 23:07:36) |
45.主人公が大活躍するご都合主義的なストーリー展開を想像していると見事に裏切られます。それはもう見事に。これほど先の展開が読めない映画を久しぶりで観ました。それだけでもこの点数の価値は十分にあると思います。 【kainy】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-09-07 12:00:59) |
44.いきなり本題に突入していくのは好きです。宗教絡みのシーンもアメリカならではで良かった。ちょっとラストのあっけなさが残念。 【noji】さん [地上波(字幕)] 6点(2011-09-13 22:29:51) |
43.ラストをどう捉えるかで、評価の分かれそうな作品。 最初は自分も顔をしかめたのだが、集団心理サスペンスと観ればこの形もありなのかなと。 ただ序盤からの流れは、完全にB級モンスターパニック映画の作りで、 登場人物たちの各描写がそれほどじっくり描かれているというわけでもないし、 正直心理サスペンスのほうには気持ちが傾かなかった。狙い所の面白い作品だとは思うけど、 納得できない人がいても不思議ではない。興味のある方は一度ご鑑賞あれ。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-01 20:46:31) |
42.サスペンスホラーかと思いきや、異生物襲来パニックホラーだったこの作品。 序盤は、異生物のCGが安っぽい上に、エグい描写が多くてイマイチだな…と思っていたが、中盤から"極限状態における人間の心理状態の変化"を描きたかったのかも…と思い直してみた。 そういう視点で見てみると、いかに人間が脆いかということが酷に描かれていると思う。 だが、ラストの展開には虚脱感を覚えた。あまりにも救いようがない終わり方。 結局は、彼らも冷静なように見えていて、他の人たちと同様に正常な判断思考を失っていた、ということなのだろうか。 後味がもの凄く悪く、もう一度見たいとは思えない作品。 |