30.読了後鑑賞。ただのセックスと自殺の話。凡人には理解不能。 【TERU】さん [インターネット(邦画)] 2点(2023-07-15 14:05:32) |
【ケンジ】さん [インターネット(邦画)] 2点(2020-07-25 23:24:32) |
28.原作を読んでからの観賞。 やっぱり村上春樹の文学を映像化するのは無理だと感じた。 ーーーー 2024年3月 原作を約15年ぶりに通しで再読したので、映画も再鑑賞しました。(原作を20歳と35歳で読んだ時は全然感じ方が違って面白かったです) ほとんど映画覚えてなかったんですが、小説とわずかな過去の記憶を補完しあってみてました。 2時間越えなんですけど、退屈せずに最後まですんなり見ることができました。村上作品の小説は魅力的に感じるのですが、言葉で言うとやっぱり、うーん違うって感じです。 再読して好きなシーンが3箇所あるのですが、そこが映画ではなくて残念。 ①突撃隊が魅力的に描かれていないこと。 ②ミドリの父親との病室での会話が描かれていないこと。 ③永沢がスペイン語の勉強をしているところが描かれていないこと。 あとやっぱり原作でも、疑問になってるところが解決されず。 なぜレイコさんは、ワタナベと寝たんでしょうか。。 時が経って、また読み直すと気づくのかも知れないです。。。 2点→6点に変更 【へまち】さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-12-03 13:33:38) |
27.原作既読。日本のようでそうでなさそうな、原作特有のふわりとした空気感が上手く再現されているが、原作自体が印象に残らないので映画も御察しの通り。原作を読まないと唐突すぎるシーンもあり一見さんお断り。主演三人はまずまずの好演であれど、いざ映像になると"僕"として同化できないから他人事に見えてしまう。あの世界観は活字でしか表現できないと実感させられた。 |
【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-08-24 15:42:28) |
25.これはちょっと無理があるのでは、、、。原作が好きで何度も読み込んだせいもあるだろうが、少し残念な気分。2冊の小説を約二時間でまとめるのは厳しいのではないかと思う。文学は文学にしか表現できないこともあるし、映画には映画のそれがある。結局、重複した部分を表現することになり、結果ときて中途半端になってしまう。映画としては首を捻るものだった。ただ、雰囲気、それは小説に通じるものがあった。もちろん、原作に近いから良い、というわけではないのだけれど。 【lalala】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-01-15 01:38:52) |
24.原作未読。不思議な映画だけど楽しめた。ストーリーも良かったと思うし、セリフが面白かったかな。ガンダム好きの中にはストーリー云々より作中の言葉が好きって人がいるけど、この映画に対して自分はそういう感じ。変な考え方をする人は面白いし、変わった物言いをする人も面白い。1970年前後の喋り方含め。この人たちが次にどんなことを言うのか興味があって退屈しなかったという変な感じ。そのほとんどは恋愛に関することで、性的なものも多いが、感じるのはエロスではなく痛みなんだよなぁ…。映像も外国で撮影したのかな?と思うほど美しく、日本を舞台に、日本の俳優を使って、日本の小説を映像化しても、監督が外国人なら普段見ている邦画と違う雰囲気になることがよく分かった。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-12-22 19:00:20) |
23.菊地凛子はみなさん大丈夫なんでしょうか?演技とか声とか じゃあ見るなって感じですが、話題作だったのでつい… 原作を読んだ人が見る映画で、さらに脳内補完出来る人向けみたいですね 【マーガレット81】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-12-10 12:51:30) |
22.〔原作未読〕どんよりと暗く内容も頭に入らず退屈な映画でした。早く終わって欲しいと時計をチラチラ見ながら我慢して観ていました。 【がーぷ】さん [映画館(邦画)] 3点(2011-11-03 12:29:58) |
21.一応話題作なので、観ることに..予想はしていたが、映画として、物語として、面白くない..原作は未読だが..本作が、原作通りの良さ、世界観を出し切れているのか..気になるところ... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-09-20 12:43:25) |
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20.村上春樹の作品はほとんど読んだことがない(当然本作も未読)。 小説中の台詞や場面だけを映像化するとこんな感じになるのか。多分、小説ではワタナベ(松山ケンイチ)の心の動きが記されていると思うのだが、映画ではそんなものは表現されていない。まぁ、一言で言ってしまえば薄っぺらいと言えるだろう。 しかし、暗いストーリーだなぁ・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-08-16 11:04:52) |
19.完璧な映画化などといったものは存在しない。 完璧な絶望が存在しないようにね。 映画化の噂を聞いたとき、僕はそんなふうに自分を言い聞かせるようにした。 なにしろ僕はノルウェイの森という小説が大好きだったものだから、いささか辛い想いをすることになったとしても、これは見ておくべきだろうと思ったのだ。 結果から言うと、僕の予想通りいささか辛い133分となってしまったのだけれど、それは最初からわかっていたことなので、しかたないことなのかもしれない。 村上春樹の良さは、深いテーマを軽くて読みやすい文章と独特の言い回しで綴るあたりにあると思うのだけれど、ストーリーや台詞だけを忠実に映像化してしまうと、こんなにもつまらないものになってしまうのかと、僕は唖然とした。 小説と映画の違いは、単純に言うと主人公であり、あるいは視点とも表現できる。 小説のそれが一人称の僕なのに対して、映画のそれはワタナベなのだ。 なんだ同じじゃないかと言う人もいるかもしれないけれど、僕にはそれが深刻な問題だった。 僕はワタナベたちの物語を覗き見するよりも、一人称の僕を通して、共感したり、後悔したり、混乱したりしたかったのだろう。 でもそれは僕が思うだけで、誰もが感じることではないのかもしれないので、見ない方がいいとまでは言えないのである。 少なくとも害があるほどの問題でもあるまい。 僕はそう思うことにして、本来付けるつもりだった点数を1点甘くした。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-07-12 19:44:53) (良:2票) |
18.観終わって、不快感が残った。恋愛偏差値の高い人しか恋愛するな、って言われてるような感じがして。恥かいて、自己嫌悪に陥って、ボロボロになりながら、掴むもんでしょう。え~い、腹が立つ! 【トント】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-06-27 21:16:28) |
17.間を読ませる手法、美しい映像と音楽で、文学的な香気の漂う良い作品に仕上がっている。原作は中身をほとんど覚えていないくらい昔に読んだが、映画のほうが表現として優れているように思える。青春映画であり、せつない恋愛映画でもある。緩慢な映像の移り変わりに、少し退屈する面もあるが、全体としてはかなり良い。 【エンボ】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-06-25 22:21:33) |
16.原作自体が読む側にとって解釈の幅が広いから仕方ないですね。映画はギリギリで安いポルノにならずにすんだように思います。面白いかと言われると残念ながら・・ 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-06-24 17:47:28) |
15.小説を読んだことのある人は「ふ~ん」という感じで、読んでいない人は「なんかよくわかんね」という感じ。どちらにしてもほとんどの人が大満足には至らない作品。 しかし映像化不可能(その通りだと思う)と言われた本作品をそれなりのものにした監督の手腕は評価に値する。なんだかなあと思う一方、これ以上どうしようもない、と思った。そういう意味での7点。まあ、小説読もうぜって話。 あと緑さんのセリフが棒読みなのが気になった。 【ばかぽん】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-05-03 05:11:31) |
14.直子役に菊地凛子が決まった時点で原作と異にする作品なのだろうと思った。そして実際、映画の直子は原作の直子のように静かに狂ってゆかず、ひたすら生々しく、そう、まさに生きている人間の悲しみと苛立ちに満ちた狂い方を見せてゆく。トラン・アン・ユンが与えた息吹は原作から解き放たれた独自の世界を作ろうとする。しかし、、しかしだ。他方、松山ケンイチと水原希子はあの魅力的な村上春樹の世界を再現してしまっているではないか(言いすぎか?)。匂わない汗。香らない食事。どんなに激しいセックス描写があってもそれは文章でしかないという無機質な感覚。映画には向かなそうな、文章でしかない世界。それが村上春樹の世界なのだと私は思う。それを非現実的な響きを持つ、まるで読むように響く二人の声によって実に見事に春樹ワールドを作り上げている。監督もやられたクチなのだろう。この世界観に。だから独自を貫けずに二つの世界を中途半端に発生させてしまった。現実の世界と非現実の世界を右往左往する主人公というのはそれはそれで面白いのだが、現実の直子と非現実の緑というあべこべの構図にちぐはぐさを感じる。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-04-19 15:32:03) (良:1票) |
13.原作未読。 村上春樹は何度も挫折した口なので、もしかしたら映画ならなんとかなるのでは?と思い観に行ったが、とても面白かった。 原作はどうか知らないが、見事に“映画”になっている、と思った。主人公のモノローグはあれど、この監督は画で語ることを知り尽くしていると思った。 【とと】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-02-08 15:59:22) |
12.主人公視点による一人称で語られるべきドラマと、第三者的にあらすじを追う叙事的な形式。 二つのバージョンを想定しながらの進行だったのだろうが、どちらつかずの編集という印象を受ける。 序盤での高良健吾の思わせぶりな自殺描写などが結果的に無駄な場面にしか見えないということは、後者の選択は失敗だろう。(自動車の後部座席にもたれかかること=死の暗示として、初音映莉子のタクシーのシーンと通じ合うのみ。) ガラス窓を伝う雨垂れの透明感、湿度感。草木の靡きによってうねりを見せる、様々な階調のグリーン。朝靄の濃い木立に落ちる光線、冬枯れの中の粉雪など等。抽象化された揺らめくイメージの断片はそれぞれ豊かである一方、時代・場所・風俗的な固有記号の数々はほぼ無意味といえるほど空疎であり、異界との分節作用もノスタルジーの喚起力も弱い。(体験の問題ではなく。) 景観の強度に対して端から性愛の官能性も生命感も希薄なのでは、喪失感もありようがなく、ただ漫然と耽美性に浸るのみ。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-01-22 18:11:50) |
11.原作のストーリーにあちこち穴があるように、映画の中にも穴は補修されずにたくさん残っている。けれど、ここは菊地凛子と松山ケンイチの芝居を、カメラワークと映像の色にものすごくがんばった監督を、素直に賞賛すべきだろうなあ、というのが第一印象。役者たちはことさらにうまいわけではないのに、うそを感じさせない裏づけのある芝居で、ぼくはストレートに胸を打たれましたよ。ただ、原作のもったいぶった、妙にペダンチックなセリフがやっぱり鼻につく。それで時々鼻白むこともありました。テレビでやってたらもう一回見ちゃうかな。その程度に気に入った一本です。 【ケルタ】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-01-18 16:09:44) |