2.世が世ならアカデミー主演賞取ったかもしれないくらいの熱演です。やっぱり子供ネタには涙腺ゆるくなってしまいます。作品の規模の割にはかなり大がかりな映像で、アメリカのエンタメとはまた違う良さがあります。画面の雰囲気も乾いた感じは英国ならではです。しかしマクレガー様は必ず脱ぎます(笑)これはお約束なんですかね。話の内容ですが、確かにテロでなくとも交通事故や不慮のなんかでも内容は変わらないと思います。題材をテロにしたのは「時代」なんでしょう。それより大事なことは、私には、彼女自身がどういう過程で再生、それこそ新しい自分として強く生きることを決意したのか?そこがはっきりと読み取ることはできませんでした。ビルの上で子供に「一緒には行けない。」と言うことに至った過程が良くわかりませんでした。むしろ私自身が常々信条としていることですが、それがすべてという生き方はしないように!ということが主題だったのかなと思いました。「それ」とは人それぞれですが、家族や仕事、友人、恋人、それらに120%自分を注ぐことの愚かさでしょうか。