10.人の生き死にと別れ。 こういうのに弱いからと思ったけど、序盤で泣いた。 その後はずっと泣きっぱなしだった。涙脆い人には危険物。 死者との再会が、必ずしも良い結果になるとは限らない。 喜び、苦悩、悲しみと順番にうまくつなげてあり、 さらにそこからツナグ本人の話にもつながる。 が、個人的には女子高生の話がピーク。 ココで一番心を抉られたため、その後は尻すぼみな印象に。 細かい矛盾など疑問だったり、やや残念な感じのする作品。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-10-25 21:45:40) |
9.題材は良い。ファンタジーも嫌いじゃない。しかし、演者がみんなイマイチに感じるのは見せ方が悪いんじゃないだろうか?おもしろ設定なのに生かしきれてない。それじゃなければ、主人公やツナグの仕事にフォーカスして欲しかった。 【ラグ】さん [インターネット(邦画)] 4点(2019-11-12 22:02:00) |
8.薄っぺらい感動物という印象は最後まで拭えなかった。ツナグという非現実的な力を、みんな素直に受け容れ過ぎなんじゃないかと野暮なことを思ってしまう。自分だったら、もっとルールの限界を見極めようと実験的にあれやこれやしそうだし、死後の世界の解明のチャンス!とか思ってしまう。死者と生者の一時的な交信より、世界の仕組みの解明の方がよっぽど興味深い関心事に思えてしまう自分には、この物語は合わないのだろう。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 3点(2017-02-27 13:30:26) |
7.橋本愛が思いがけず良かった。ツナグという掟破りの存在を使うなら、ありきたりな落とし込みはいらない。それにしてもこれ、会えるなら歴史上の人物呼び出したいと一瞬思ったけど、拒否されるだろうな。 【noji】さん [地上波(邦画)] 6点(2014-05-03 01:57:32) (笑:1票) |
6.「罪と罰」というか「罪と赦し」というか、女子高生のパートはロシア文学のよう。同時並行の「桜の園」でさらに重厚感が増してる印象(1990年版の映画を彷彿とさせる)。ギャルソン話でツナグくんがミスを犯しているところも何とも言えない余韻が。 が、その他の話が綺麗過ぎるというか甘ったるいのが残念。遺された側には色んな思いがあるのは当然だろうが、死者の無念さみたいなものが伝わってこない(女子高生のところは意味深ではある)。原作未読なので推測だが、映画用にわかりやすい話に改変したのかも。辻村深月は救いのない作品を書くというイメージなんだが。 |
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5.序盤の薄っぺらい感動物語には吐き気がしたけど、一転してドロドロした愛憎劇が展開され始めて一気に引き込まれた。 大野いとも橋本愛も一歩も引かず女優魂をぶつけ合って火花が飛び散ってたように思えた。 本当の死因や伝言の意図など、謎めいた部分を残す演出も良かったと思う。 この2人で2時間やってれば間違いなく名作になってたはずだけど、終盤はまた反吐が出るような薄っぺらい感動物語。 それでも、まあ、中盤の攻防を見るだけでも価値があったと思います。 そして、何らかの作品で大野いとと橋本愛の再戦を是非見てみたい。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 7点(2014-02-22 22:51:04) (良:1票) |
4.途中で、どうしようかな~と思ったけど、最後まで観た。 いくつかのエピソードが絡んでいて悪くはない構成かもしれないけど、それぞれがちょっと弱いので感動するまでには至らない。 もっとも、作品が狙っているターゲット層に自分は入らないというだけかもしれない。 【simple】さん [地上波(邦画)] 4点(2014-02-22 21:48:44) |
3.他の方も仰ってるように、女子高生の嵐と御園のエピソードが敢えて視聴側に明確な答えが現してなくて、いろんな捉え方が出来てなかなか良かった。確かに友情ってのは表裏一体ですもんね、恐い怖い。二人を演じた橋本愛ちゃんと大野いとちゃんの技量にもびっくり。特に表情が物凄く良かった。他のエピソードは主人公のも含めて想像を越えず、でも佳作。ただ終わり方が唐突でびっくりした。私なら誰に会いたいかな...。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 7点(2014-02-22 15:49:19) |
2.こういった、原作のあるSFファンタジーは、無理に感動させようとしたりするのが、みえみえでちょっと嫌なのですが、この作品は素直にみられたそれなりに良く出来たものでした。キャストが、あまりにもベテランと若手となっていたのですが、ちょっと心配はあったのですが、余りからみをもたせなかったのか、違和感なく、原作ものとしては佳作だったと思います。 【min】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-04-30 20:58:14) |
1.良い映画でした。 でも「よみがえり」や「サトラレ」は超えていないかな。 ただ惜しかったなぁと思うのは、仲代達矢の使い方がもったいないと思います。 「あ、ここで出てきたか!」という重厚感がもう一つ欲しかったのですが。 八千草薫さんの存在感は申し分なく、私的には一番感情移入がしやすい場面でした。 若手俳優陣が頑張ったなというぐらいの作品で、レンタル待てば良かったという部類には入ってしまいます。 【白狼】さん [映画館(邦画)] 4点(2012-10-08 16:06:26) |