57.実際にこういう症例ってあるんですかね。頭の打ちどころが良かったのか悪かったのか、記憶を失うとともに性格まで善人に変わるなんてことが。それにだいたい、どっちが〝本性〟なんでしょうねぇ。むしろ記憶が飛んだからこそ、知力も自信も失って大人しくなったとも言えるし。あるいは優秀で善良な弁護士が記憶を失ってダークサイドに落ちるようなドラマも見てみたかったかなと。結局、もっとも不自然で地味な展開だったような気がします。不倫とか寄宿学校とか起伏を作ろうとしているようですが、無理やり感を否めず。 ただし、あの子犬の演技力はすごい。いったいどういう調教をしたらあれほど思い通りに動いてくれるのか。後半はそちらに意識が飛んでしまいました。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-03 23:02:38) |
56.文字をようやく認識したところへ裁判の齟齬を指摘できちゃうなんてす、ご、いですね!てな感じで事が簡単に進みすぎです。もう少し細かく描かれればよかったのにと思うところがたくさんあったのは仕方ないんですかね。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 5点(2015-12-10 11:21:31) |
55.ヒューマンドラマとして良作なのだけど感動がやや薄い。ピストルで撃たれ瀕死の重傷を負った割にリハビリが驚異的なほど成功したためなのか。どうしてもストーリー進行がうますぎるように思える。おかしのリッツがホテルのリッツに変わったあたりで少し真実味が増したのだけど・・・。ビル・ナンのリハビリ療法士は良かった。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-12-29 08:29:47) (良:1票) |
54.地味だが染みる作品。 昔ってこういう雰囲気の映画が多かったような気がする。物語の中では、いろいろと消化しきれていないエピソードもありそうだが、まあこういった落ち着いたまとめ方もたまには悪くはない。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-22 22:44:29) |
53.脳障害の記憶喪失から立ち直っていく話。未知の人たちをいかにファミリーとして受け入れていくか、ってところが眼目と思ってたら、仕事人間が真人間になるストーリーで、やや興ざめ。病院から退院するのを怖がるヘンリー。親の決めた知らない家へ嫁がされる花嫁のようなH・フォード。この人もともと何かに怯えているような感じがあるから自然。字も読めなくなってる。字の読めない者にとっての街の風景なんてもっと展開できたのでは。自分の過去もだんだん分かってくる怖さと面倒くささ。その面倒くささを振り捨てて再出発するとなると、その基盤はファミリーなんだな。シナリオのJ・エイブラムスは当時23歳だったそうで、基本の伏線の張り方なんかを、一生懸命型通りにやっている。ジュースをこぼすとか、犬のお座りとか。妻のA・ベニングは好きなんだけど、これはちょっとテレビ的だったかな。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-02-06 09:59:16) |
52.設定の面白いヒューマンドラマ。 事故に合う前と後との主人公のギャップが、この作品の妙味になっているわけだけど、 "家族第一"といったアメリカらしい内容で、中盤以降はオーソドックスな展開ながらも、 安心してほんわか鑑賞できる。終盤のヒネリはちょっとやり過ぎ、作り過ぎの感あり。 奥さん役の女優さんはきれいだったな。総体的には万人向けの作品。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-14 10:16:37) |
51.銃で撃たれた事により、生活か゜一転した主人公、それによって本来の人間性をとりもどす。看護師の男性いい味出してました。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-12-20 09:46:47) |
50.結構ベタな感じですが、好きです。お涙頂戴ではなく、心温まる映画です。ハリソン・フォードがスターウォーズやインディー・ジョーンズとは違った雰囲気で、いい感じです。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-23 18:57:39) |
49.十年後に見ればあるいは評価が確変するかもしれませんが、今の私としてはこの点数ほどにしか心に届きませんでした。 【K】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-12-06 16:43:49) |
48.もっと演技力のある役者が主人公を演じていたら感情移入出来たかもしれない。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-31 20:01:44) |
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47.いい映画でした。やっぱり時間の制約があるせいか、途中途中、話が省略されている感は否めない。人生最悪な出来事も長い目で見るとある点では人生の最良の出来事になるんだ、ということをこの映画では再現していた。それにしても、自己をいかにして変えることができるのか、ということ考えるときにこの映画を観ると、心のどこかで多少ヘコんじゃうね。自分を客観視することの素晴らしさ、難しさをこの映画は教えてくれる。 【たいがー】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-07 15:45:58) |
46.事件後も事務所が親切なのが意外。普通の会社員ではあれば、仕事に関係のない事故での長期休暇には限界があり、普通は解雇だろう。私は見ていて何時それが切り出されるのか?と思っていたが、最終的にそれはなかった。まあおそらく事務所経営なので、パートナー制度を採用していると思われ、ハリソンも共同経営者の一人なので、簡単には解雇にはできないのかもしれないが。それから事故前のハリソンは確かに傲慢な面もあるが、クライアントに不利な証拠は提示しないのは当たり前の事なので普通に仕事していたと思う。事故後に改心?して相手側に証拠提示をしてしまうが、これは職務上の倫理規定違反だろう。下手すれば、事務所から訴えられて、かなり厳しい状況になると思う。とまあ粗はいろいろあるが、事故や病気で人生が一変するという事態は他人事ではなく、ある程度の共感はできます。 【東京50km圏道路地図】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2006-05-07 22:49:58) (良:1票) |
【アキラ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-25 23:39:28) |
44.傲慢男とその家族の再生を描いたハッピーエンドな話なのですけど、死ぬか生きるかの目にあい、記憶まで無くさなきゃ人間変われないものだとしたら、なんかチカラが抜けるというかやりきれなくなっちまいますね。なぜかこだわっていた「リッツ」がクラッカーのことじゃなくて、浮気の場所だったホテルの名前だったっていうのがちょっとムカついたかな。奥さんも浮気してたわけだけど、旦那があんな状態になっても逃げ出さなかったということは愛は冷めてなかったんでしょうね。アネット・ベニングがいい感じでした。怪我の功名、雨降って地固まるというところですね、それにしては大きすぎる犠牲だったけど。今日までは無事に生きてこられても明日はどうなるかわからない、イザというときのためにやっぱり蓄えは必要だとも感じた。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-05 23:38:31) |
43.感動しました。仕事をすることについて考えさせられました。よく新聞でも、談合や賄賂など、自分の仕事が原因で逮捕されたりする人の記事をみます。あそこまで出世したのに捕まるとは、なんてバカなやつ!と思って、いつもニュースを見ています。ヘンリーは、記憶を失って初めて、自分がやっていた仕事の闇の部分を知り、いかに嫌な人間であったかに打ちのめされます。娘は、祖父から聞いた父ヘンリーの少年時代のエピソードから、父が勤勉だからダメだったと言っています。本当は良い人間だったろうに。僕自身も弁護士が一般的に立派な職業であるとは思っていますが、本当の自分を失ってまで、尊敬できる仕事をしてきたのか?というヘンリーの後悔を目の当たりにすると、立派な職業の尺度って、なんなんだろなと思ってしまいます。仕事をとるか家族をとるかという図式ではなく、これまでの人生を振り返り、結果として、家族への時間を取り戻す決断をしたヘンリーに、大変、感動しました。 |
42.「責任」「責任」「責任」と言われ続けて育ってきた娘は、何て神経の細い、存在感の薄い、びくびく怯える子供に見えたことか。「僕もだよ」と言って、娘を安心させるためにハリソンが自分のジュースをこぼすシーンは最高! この映画のすごいところは、1人の人間に2つの人生を重複させ、負傷前に一度もバックすることなく、現時点の演技のみでそれを表現させていること。回復したハリソンに周囲の人々が戸惑うだけで、彼が以前はどれほどエゴイスティックな仕事人間だったかよくわかるというもの。手紙の色を使った伏線、リッツの絵、ふぐの話。脚本の中に、重要なアイテムがほどよく散りばめられており、決してフィルムを巻き戻さず、現時点のストーリー展開が基本という姿勢が、とても硬派だと思った。リハビリ効果が恐ろしくスピーディなどリアリティに欠ける部分はあっても、それが何だと思えるくらい描かれている家族愛が素晴らしい。アメリカで心が通わず冷え切った家庭が増えているのは、「アメリカン・ビューティ」(これにもアネットが出演)でもよく知られるところ。「心の旅」はそうした家庭にとってはおとぎ噺であり、切ない希望なのだろう。 【tony】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-04-03 00:07:01) |
41.あんな簡単に回復されると思われちゃあリハビリやる人も大変だなあ。リハビリ神話って、日本だけじゃないのか。◆最初の性格の方が、愛すべき人間だった。どうやって、生活するんだろ、この一家。 【みんな嫌い】さん 5点(2004-05-25 11:41:17) |
40.悪くはないんだけど…少しハリソンがやることにイマイチ感情移入出来なかった!!もっと地味な俳優がやればそれなりに思えたかも…話し的に もう少し随所にキーワード的なものが欲しかった…少し退屈にも思えた!いい話しですけど |
39.何を見ても、ヒーローとしてのハリソンがちっともいいとは思えない私は、こういう人間くさい役とストーリーのほうが好き。妻役にアネット・ベニングを配したことが成功して、なかなか味わい深い作品になっていると思います。これがマイク・ニコルズ作品と改めて認識して、ちょっとびっくり。こんなに素直な作風の映画も撮ったんですねえ。 【おばちゃん】さん 7点(2004-05-21 22:06:13) |
38.リハビリの過程とか、家族関係の改善とか、物事そう上手く行くもんかね・・・と、やや捻くれた目線で観つつも、終ってみると実にハートウォーミングな映画だったなあ・・・と素直に感動してしまった。 【Fuzz】さん 7点(2004-03-08 18:11:07) |