14.駄作とは言えないが傑作ではない。いろいろと最近の流行りのやりかたを混ぜた感じだった。パッケージのストーリー解説にAKIRAを出すのはストーリーがそのままで反則だと思った。 【馬】さん [レーザーディスク(吹替)] 6点(2017-04-10 21:45:42) |
13.それ程期待していなかったが、まあまあ面白かった。 密度も濃いので短編のような印象。能力を身につけたのが三人いるというのが意外にポイントか。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-04 22:13:48) |
12.モキュメンタリー(フェイク・ドキュメンタリー)に新しい視点を持ち込んだ功績は正当に評価されるべきだろう。ただし本作の問題は、映像があまりに「普通の映画」の範疇に過ぎる(=綺麗過ぎる)こと、それによってフィクション色が大幅に強まってしまっている点であり、そのためにせっかくの周到な企みも台無しになっている。 【野良猫】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-09-09 19:56:06) |
11.いまやひとつのジャンルと化した、ビデオカメラを抱えたキャラのそのビデオカメラ映像で綴る映画。このジャンルでは、偶然映ったUFOや幽霊的なリアルさを感じさせる利点がありますが、派手な超能力をそーゆう視点でとらえたのはすごく新鮮です。例えば、人が空を雲の中を自由に飛ぶシーン、アイアンマンでも描かれてましたが、それをこの表現でやられると、なるほど人が超能力で飛ぶとこんな感じかとゆーのをリアルに味わえます。ストーリーは個人的には、ありきたりに感じ、これを普通の映画でやられると、多分、僕は退屈だったかもしれません。超能力のVFXも今じゃ、そんなに目新しく感じません。でも、この誰かが撮ったビデオの映像っていう見せ方により、物語にのめりこめ、最後まで集中して観れました。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-06-11 17:43:54) |
10.ふだん我々が映画を観ている時、このシーン本当にカッコいいよな、などと感じることが時々あって、例えばそういうのが、ショットの意義であったりするんでしょうけれども、残念ながら、登場人物たちのカメラが捉えた映像という体裁をとったこの本作では、そういう「ショットの意義」ってのが欠落していて、ここにあるのはひたすら「このショットはこうやって撮られました」という理由説明ばかり。超能力があるから主人公がカメラを持たないシーンも使ってよし、とか、主人公以外のカメラで撮ったシーンもOK、とか、全編にわたり「言い訳」が述べられ続けるこんな作品も、珍しい。カッコいいシーンを撮るためにこの手法を選んだんなら歓迎だけど、選んだ手法のせいでカッコいいシーンが撮れない上に、こうやって言い訳ばかりを連ねるんでは、一体何やってるんだか。といささかウンザリしていると、クライマックスでは意外にも、主人公たちのバトルをバラバラなカメラがバラバラに断片化してみせるのが、妙にオモシロかったりするもんだから、何が幸いするかわかりません。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-05-01 12:57:48) |
9.平凡な高校生が念動力、空を飛ぶなどの特殊能力を手に入れたら…。チカラを得た3人は最初は楽しんでいましたが、1人が能力に翻弄され精神が崩れて暴走いく様はリアルでした。特殊能力によるアクションシーンは『AKIRA』を彷彿とさせ楽しめました。 【nyaramero】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-16 13:38:46) |
8. ちょっと期待して観たので厳しく評価してます。多くの方々が書き込んでいるように大友克洋氏の影響大ですね・・・アンドリューがダークサイドに落ちていく・・・でもあの子とHできなかったからってあそこまで落ちなくていいでしょ!!そんなに可愛くなかったし凄く無理を感じた。 もう一捻りあってダースベーダー誕生のようなのあっても良かったと思う。 最終捕食者になれるのは武器を持ち強いから・・・んーーーっなんとも短絡的な考え方。ホント、アンドリューはガキって感じました。人は「智恵」があるから最終捕食者になれている。少し考えれば分かるでしょ! この当たりの設定だから最後、ただのぶっ壊し屋になってブスッと一突きでThe Endというなんとも薄っぺらいものになったんだと思う。 もう少し頭脳戦になるとかあれば面白かったと思う。 またマットがチベットで暮らして行く道を選んだのですがそこで本当の聖者に会うとかなんか欲しかったな・・・・ この映画はスパイダーマンとかマーベル系の漫画の実写映画というスタンスで見ればいいと思う。 【レスポーラー】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2014-03-22 14:12:44) |
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【SIN】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-02-15 00:42:08) |
6.ストーリー展開がAKIRAみたいだった。あの作品と同様後半ストーリーが破滅していた。カメラ視点という設定だが、ひとつのカメラではなく、他のカメラからの視点もあるので、そこはひとつのカメラにこだわるべきだったと思う。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-01-23 19:14:22) |
5.【8bit】さん同様、1年以上前にイギリス版ブルーレイにて鑑賞しました。劇場公開前の映画を、個人で簡単に海外から取り寄せることができる。良い時代になったものです。。。 本作の内容も、そんな現在のネットワーク社会の特徴をうまく利用したものになっています。「テクノロジーを扱った映画でもない本作のどこが?」とお思いになるかもしれませんが、それは主人公がカメラを回し続けることの理由付けの部分にあります。例えば『クローバーフィールド』では、いかに映像をリアルに作り上げても、登場人物がカメラを回し続ける点については合理的な説明をすることができず、そこが映画の穴となっていました。しかし、それから数年で個人がSNSを利用する局面は大きく広がり、FacebookやTwitterで私生活の一部を世界に公開することも、YouTubeにアップする目的で動画を撮ることも当たり前のものとなりました。本作の映像や編集は意図的にYouTubeに似せており、数分程度の短い動画の積み重ねにより全編が構成されています。pov映画は掃いて捨てる程ありますが、YouTubeに似せてきたものは恐らく本作が初めて。10年後の観客が本作の手法を受け入れられるかについては不安が残りますが、少なくとも現在の観客にはマッチしたやり方でした。。。 以上、長々と語ってしまいましたが、手法については本作の魅力の一部に過ぎません。青春ドラマとしてよくできていたことが、本作を傑作にした最大要因だったと思います。地味で陰気、彼女なし、友達なし、家では父親からの暴力を受け、学校ではアホにいじめられるというあんまりな青春を送るアンドリューの悲惨な物語が胸に突き刺さります。物語中盤で一瞬の平穏を見せるものの、その後、急速に悲劇へと雪崩込んでいく様は見ていて辛くなりました。他方、彼を一方的な被害者として描いていないという点もよく考えられています。彼が破滅したきっかけはいじめでも貧困でもなく、初体験での失敗をバカにされたことを必要以上に根に持ってしまったことでした。それは他者と触れ合いたくても触れ合えない者の悲劇。初期ティム・バートン作品を思わせる独特の暗さがあるのです。アンドリューを演じるデイン・デハーンはハマり役で、明るい表情の時にはかつてのレオナルド・ディカプリオの面影があるものの、暗い表情の時にはケイシー・アフレックのような腐った目を向けるという二面性が非常に印象的でした。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2013-12-21 04:37:46) (良:1票) |
4.ファウンド・フッテージ形式の新しい見せ方と言っていいように思いました。誰が撮っているか=誰目線なのかってことでしょ。いやいや、楽しませていただきました。チョビっとホロリときたね。 【とんちゃん】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-19 23:46:55) (良:1票) |
3.ちょいと評判なのを耳にし、あっという間に公開終了しそうなので、急ぎ鑑賞しました。 ハードルを下げて観ているので、そこそこ面白い。カメラ視点も前半は多すぎてギクシャクするけど後半は気にしなくて済むので映像に没頭できる。 話は予告編で見たままの内容、ありきたりだが、日本だとアニメになる話を実写でやられると映画に対する取り組み方、行動力に差を感じずにはいられない、調べると監督はまだ30前後、とてもセンスを感じる。 余計な部分を、省いたのか、流れのみを追っているのか解らないが、原因や過程、結論など全部放棄したのは次回作では通用しないと思う、この作品は80分強で一気見せが可能だったが最初なので大目に見てもらえるだろう。 それでも十分面白い、一見の価値有! 【カーヴ】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-10-02 09:47:49) |
2.最初は「またこの手のPOV映画かあ」などとナメていましたが、実際に見てみたらとてもフレッシュな作品でした。最初は超能力で無邪気に遊ぶ姿が続いて、「羨ましい!自分もあんな風に遊んでみたい」と呑気に思っていたのに、次第にエスカレートしていく様は凄くゾワゾワさせられました。銃乱射事件や通り魔殺人事件などを起こしてしまう青年たちの感情を追体験する感じかもしれません。役者の演技も見事で、1カット内で喜怒哀楽の感情変化を見事に演じきっていました。CGを使いまくった作品だけど、役者にとってもやりがいのある作品だったでしょうね。演出による感情表現も面白いです。よくある演出だと「悲しいシーンは雨を降らせる」のが定番です。対して本作では、不良にブッカケられたビールがレンズにビチャ~と付いたりします。このシーンは主人公の惨めさ倍増。足下の水たまりがズズズと移動していくシーンも良かったです。「よくある演出」をこの作品に合った形で駆使しているのがフレッシュさの由縁でしょうか。展開に合わせてカメラワークの視線が変化していくのも印象的。とくに、ベッドに寝ている主人公が、超能力でカメラをフワ~ッと持ち上げていくシーン。技術的には凄くもなんともないんですが、今までに観たことも感じたこともない感覚がするシーンです。こんな映像は初めて観ました。まだまだ発見されていない映像や演出があるんですね~。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-10-01 00:39:05) (良:1票) |
1.アキラが大好きだったので公開当初から見たかった作品。しょぼい自主制作映画かと思ったら20thfox配給じゃないですか!ご指摘にもある通りこんなに面白い映画が1年遅れで期間、地域限定公開なんて酷い話しです。ひょんなことから手に入れた「力」でイタズラを始めた少年達。友情は徐々に崩れて行き、国を巻き込んだ一大スペクタクルに…。SFだからとバカにせず、定点(?)カメラに最後まで固執した映像は期待を上回る迫力でした。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-29 16:15:19) |