5.世の中の仕組みというか、嫌なところが”これでもか!”というほど良く出ていた。 個人の欲や名誉、権利、体面などにより、いかに人間が愚かな選択をしているか。 これはここだけの問題だけでなく、常にどこにでもある問題なのだろうが、被害を被っている一般の人間にはたまらない問題。 とても考えさせられる作品。 【みーち】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-01-13 22:55:28) |
4.ベストセラーの原作に忠実でいながら、うまく料理している。ただし、ドナルド・フランシス博士が実際には30代後半ににもかかわらず、20代にしか見えない俳優を起用し、同様にビル・クラウスは30代半ばにもかかわらず50歳代にしかみえない俳優を起用したのが、全くもって解せない。ガエタン・デュガが化学療法でスキンヘッドにしていたのを、ふさふさの髪にしている程度は脚色として許されると思うが…。さらに、この邦題は、何が言いたいのだろう?いつが「運命の瞬間」なの? 【みんな嫌い】さん 6点(2005-01-05 14:51:25) |
3.この作品は観るべきか観らざるべきかと問われたら観るべきであり観なければならないと思います。みんなのシネマレビューというサイトは映画を評価するところなので”映画”という枠をとっぱらってみて一つのメディアとして観るならばここの平均点ベストランキングのベスト10のどの作品より観る意義と価値があると思います。この作品は国の政策として年に何回かは定期的にゴールデンタイムで流すべき義務があると思う。エイズと言う病気は決して遠い存在では無くなった今だからこそ絶対に観るべきだろうと思う。とにかく丁寧に分かり易く作られているので必ず観て欲しい。 【tetsu78】さん 8点(2004-07-03 17:07:32) |
2.ウイルスが生まれたのは仕方ないとしても、感染がここまで広がってしまったのは人災と言えそうだ。人間のエゴが解明を遅らせてしまったのか・・・。私達は専門家の言うことを信じるしかないのだから、この先又恐ろしい病気が発生した時にはもう繰り返さないで欲しいと願うばかりだ。 【桃子】さん 8点(2004-06-16 15:33:02) |
1.AIDSが初報された1981年から、感染が広がった87年までを克明に記録したランディ・シルツのベストセラーの映画化。AIDSの解明が何故遅れたか。アメリカ医師グループの葛藤と焦燥、苦悩。そして、この間に何人の患者が死んでいったか。重い重いテーマに正面から取り組んだ秀作。いい俳優が揃って出演していて、見ごたえあり。AIDSに関心ある人もない人も見るといいと思う。 【ぶんばぐん】さん 9点(2001-07-17 10:00:50) |