30.面白かったなー。持つ者と持たざる者がよく対比されていて、途中で「芋粥」を思い浮かべたけど、結末は予想を超えてきた。現代の寓話というか都市伝説というか、余韻たっぷりのラストが素晴らしい。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-05-08 03:20:25) |
29.こちらのファミリーもスーパーヒーロー並みの能力をお持ちで。 【TERU】さん [映画館(字幕)] 6点(2022-11-20 21:28:15) |
28.3年前に映画館で見たときは字幕で見た。今回PCで吹替版を見た。吹替版の方がコメディー色が強くなって、素直に笑える場面が多かった。残酷なシーンの意図はよくわからないが、とにかくも息子である主人公はこの惨劇を通して、父親の尊厳と、人間にとって何が大切なのかに気づきひと皮むけて成長した。息子の成長譚としてきれいにオチがついているので、それなりに評価できる映画だと思う。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(吹替)] 7点(2022-10-17 16:45:25) |
27.韓国映画を見るのは初めてでした。映画としての点数は6点くらいですが、韓国文化や低所得者層の暮らしについての興味深さでプラス1点です。もちろん映画なんでこれが全て正しい描写とは思いませんが。テンポよくダレるところもなくエンタメとしてはとても面白い作品でしたが、富裕側の人物の背景や深みがなかったところに物足りなさを感じました。黒澤明の「天国と地獄」という作品があって、テーマとしては近いと思うんですが、あれは富裕側も魅力的に描かれていた。まだ観てない人がいたらお勧めしたいです。 【すらりん】さん [地上波(吹替)] 7点(2021-04-13 17:00:17) |
26.ポン・ジュノ監督の主な作品は全部見てますが本作が一番です。 韓国の格差社会をリアルに描いていて一家の乗っとり(就職)は面白い発想。 最後までハラハラドキドキがあり、精巧な描写と特有のバイオレンスがうまく融合し見応え十分の娯楽です。 アカデミー賞に相応しいかは疑問ではありますが韓国映画はハリウッドに負けない独自路線でワールドクラスだと思ってます。 |
25.韓国社会の歪みを見たような気がします。 韓国に比べれば、日本は格差は小さいし、平和だと感じてしまいます。(ただし、日本も格差が広がっていることも、隣国との火種を抱えていることも事実ですが・・・) こんなのがアカデミー賞作品賞受賞したの? 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 4点(2021-03-06 21:52:09) |
24.私はジュノ監督作品は好きな方ですが、今作はあまり好みではありませんでした。 私が米アカデミー賞よりの頭ではないのでしょうな。 確かに今までもあまり当てはまらないわ。 でもね、終わり方は好きですよ。監督らしい終わり方でした。 【movie海馬】さん [試写会(吹替)] 6点(2021-02-13 01:42:58) |
23.終盤のメインどころはカオスでした。 キーワードは臭いと計画かな。 【すたーちゃいるど】さん [地上波(吹替)] 6点(2021-01-20 17:02:01) (良:1票) |
22.コメディでドタバタやりながら、貧富の差を描くということらしいのだが、別に面白くない。 ただただ面白くない。 単純にコメディ部分が面白くないし、貧富の差がテーマと言われてもはいそうですか、という感想しか出てこない。 解説サイトを読むと、貧富の差を描くために、カメラワークまでこだわりの工夫があるそうだが、それに誰がきづくのか、そもそも、それがあったらそんなに映画は面白くなるのか?という代物 貧乏一家側の兄弟は見てられないほどブッサイクなのもウンザリ。 この映画が評価される理由がさっぱり分からんなあ… 【椎名みかん】さん [地上波(吹替)] 3点(2021-01-15 07:09:17) |
21.なにかね? 今回もタクシードライバーだったソン・ガンホという人は、途中から映画のジャンルが変わる映画に出る人なのかね? 【woo】さん [インターネット(吹替)] 7点(2021-01-10 01:03:55) |
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20.すごい映画を観てしまった…韓国映画を観慣れている人ならそうでもないかもしれませんが、私は衝撃的ストーリーでした。脚本、カメラワーク、俳優の演技、どれをとっても一級で賞をとったのも納得の作品です。ある程度歳をとると感情の波が分かってくる分、半地下の家族の感情が理解できる。どんなに惨めな生活でも家族で支え合い笑いとして昇華して耐えてきた家族。でも、金持ち家族に寄生して見えてくる「現実の格差」が笑いにできる限界を超えてしまう。破綻してくる展開になってから辛かったです。 今、世界中が閉じ込められている気分を味わっています。だから理解できる人も多いはず。閉じ込められていると人間病んできますよね。地下のあの人の凶行はそこから来ている。そして父親の凶行も… 基本、寄生する側って宿主のことを考えません。でも、本当に「寄生」しているのは半地下の家族でしょうか?1%の人間が世界の富の80%を所有している社会的構造をみれば「金持ち家族」が99%の「貧乏家族」の富を詐取している、とも言える訳です。だから宿主(貧乏家族)のことなど考えない。家族がある、過去がある、感情があるとも思っていない。それがあの「無防備」という形で現れているのかも。 ラストはみんな分かっているドリームです。でも、それをみせてくれたのは優しさだったと思います。それが世界にも必要なのかもしれません。 【果月】さん [地上波(吹替)] 8点(2021-01-09 00:42:02) (良:2票) |
19.グロくて、生々しくて、人間の嫌な部分を徐々にあぶりだしていくの、うまいですよね。普段はあまり見ませんがやっぱりさすがでしたね。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-24 15:34:36) |
18.韓国映画のよくあるパターン。最初はコメディーっぽくて、あっと言わせるひねりがあって、最後はどう考えてもバットエンド。けど、なんか韓国映画でしか出せない味わいがあるんだよね。面白かったです。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-23 16:16:48) (良:1票) |
17.話としてはよく出来ててスゴかった。 前半が軽快に展開が進んでいって、 「コメディ調のやつかな」と勘違いしたほど。 後半からは、重く暗くなってビックリ。 その後も、気分の良くないダークさ。 悪くいえばどっちつかずの中途半端。 情にうったえるお涙頂戴の要素も薄い。 韓国映画のお家芸がなかったのは実に残念。 個人的にはこれが大きいマイナス要素。 話題作だし、一度は観ておきたいけど、 二度目はもういいかなって感じでした。 お父さんの動機、薄すぎない…? 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-11 22:28:34) |
16.自分には、ダメな映画だった。 貧乏家族に全然共感できず、おバカな金持ち家族に同情してしまったから。 「”万引き家族”にはノレたのに、この映画にノレないってのは、自分は長く日本人をやりすぎたせいかなあ?」なんてことを考えてしまった。 中盤あたりの緊張感やスピード感は、なかなかうまいなあ、って思う。 でもまた最後の方で、えらく後味悪いし。 アカデミー作品賞、自分にとってまたもやハズレ映画でした。 【まかだ】さん [ブルーレイ(吹替)] 3点(2020-10-20 21:44:30) |
15.前半だけでアカデミー賞もエミー賞も納得。後半の蛇足を引いて有り余る。 具体的にどこがいちばん良いのかと問われると答えるのが案外難しいが、 古典的名作ほどそういうものだろう。内容はありがちでも、 役者、脚本、音楽、編集に手を抜かないと作品はいかようにも良くなる典型だと思う。 ただひとつ具体的に効果的だったと思うポイントが対比で、 てかこの作品は対比そのものなんだけど鮮やかだった。 半地下の家も豪邸も一から全部作り、セットにいちばん費用がかかったというだけ あって強く印象に残る。序盤に半地下の生活を一定時間みせることで これから寄生する豪邸の豪邸たるリッチさが一層引き立つというテクも当然抜かりがない。 そしてキム一家のけっして貧乏臭くないたくましさと、 パク一家のけっして嫌味のないおおらかさが、 何よりこの作品の白眉であろう。 【michell】さん [DVD(字幕)] 9点(2020-08-15 00:39:15) |
14.アカデミー作品賞 受賞、「殺人の追憶」の ポン・ジュノ監督、ソン・ガンホ 主演、期待値 MAXで 鑑賞..う~~ん 中盤までは 面白かったんだけど..後半、大風呂敷を 広げるだけ広げておいて、あの結末..映画として 物語として どうなんだろ..現代の格差社会を風刺しているとは言え..あまりにも 短絡的で ガッカリ..期待ハズレ 残念... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-07-24 18:30:43) |
13.突っ込みどころは多々ありますが、すべて許せてしまうくらいの緊張感と可笑しさに引き込まれます。 ○○は××だけど映画はイケてます。 【ProPace】さん [映画館(字幕)] 8点(2020-06-24 21:23:08) |
12.勢いとリズムがよくて、序盤から終盤まで退屈することなく惹きつけられた。 どこのシーンを思い返してもおもしろい!見応えあり! 【へまち】さん [映画館(字幕)] 8点(2020-02-18 20:46:16) |
11.まさに歴史を変えた一作として永遠に語り継がれるだろう作品。アカデミー作品賞受賞後の日本の報道を見ていて思ったのだが、ちょっと余りにもあっさりし過ぎではないだろうか。確かに松たか子氏の日本人としてのアカデミー初歌唱も素晴らしい事だと思うが、どう考えても本作のアジア映画初作品賞受賞の方がよっぽど重大な事件だ。しかし、その事はほんのちょっとしか報道されない。もし日本映画が取ってたら絶対に今の100倍は報道されているはずである。「我が国の名誉ではないし、お隣韓国の名誉になる事柄だから、余り大々的に報道する事はやめておこう」なんて報道規制されてたりして。だとしたら相当ヤバイしダサい事である。私は常々、映画の力はその国の力、つまり映画=国力だと思っているのだが、まさに今の韓国の底力を見せつけるような面白おかしい作品。とにかくチョヨジョンの美しさだけでも見る価値がある。 |