3.この事件は、昔「特攻サンダーボルト作戦」を見て興味を持ち、同題材の「エンテベの勝利」を見たが、はるかにつまらなかった記憶がある。最近、新しくこの事件を扱った映画ということで「エンテベ空港の7日間」を見てみたが…。主演(?)は、ドイツ人テロリストを演じるダニエル・ブリュールとロザムンド・パイク(見事なドイツ語を披露している)。有名どころの二人が出演しているところから、彼らの視点が中心なのだろうが、まったくもって中途半端だし、何を言いたい映画だかさっぱりわからない。そもそもところどころに挿入される意味不明なダンスシーンは何!(怒)予算がなくなったから仕方なく挿入したという話を目にしたが、そうだとしたら観客を愚弄するにもほどがある。肝心の突入も、お前ら本当にイスラエル軍の精鋭か?と思うようなシーンの連続。残念な1本でした…。