ハウス・オブ・グッチのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ハウス・オブ・グッチ

[ハウスオブグッチ]
House of Gucci
2021年上映時間:159分
平均点:6.57 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-01-14)
公開終了日(2022-05-25)
ドラマサスペンスコメディ実話もの小説の映画化
新規登録(2022-01-31)【Yuki2Invy】さん
タイトル情報更新(2023-02-01)【イニシャルK】さん
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監督リドリー・スコット
キャストレディー・ガガ(女優)パトリツィア・レッジアーニ
アダム・ドライバー(男優)マウリツィオ・グッチ
ジャレッド・レト(男優)パオロ・グッチ
ジェレミー・アイアンズ(男優)ロドルフォ・グッチ
ジャック・ヒューストン(男優)ドメニコ・デ・ソーレ
サルマ・ハエック(女優)ピーナ・アウリエンマ
アル・パチーノ(男優)アルド・グッチ
リーヴ・カーニー(男優)トム・フォード
田村睦心(日本語吹き替え版)
樋浦勉(日本語吹き替え版)
池田秀一(日本語吹き替え版)
桐本拓哉(日本語吹き替え版)
行成とあ(日本語吹き替え版)
音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
撮影ダリウス・ウォルスキー〔撮影〕
製作リドリー・スコット
製作総指揮ミーガン・エリソン
配給東宝東和
美術アーサー・マックス
衣装ジャンティ・イェーツ
編集クレア・シンプソン
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3.栄光、名誉、権力の陰にこれだけの愛憎、裏切りがあるなんて。
TERUさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-10-04 20:30:26)
2.アル・パチーノ出演尚且つジェレミー・アイアンズ共演と来た日にゃ行かなきゃ。迷いましたが、行かずに後悔するのなら行って後悔したほうがマシかと言うことで駆けつけました。
ビヤ樽のようなお腹に「食べ過ぎですか?運動不足ですか?」目がテンになりましたが、兄弟の役柄での2ショットに「ありがたやありがたや」
更に咆吼シーンでの地鳴りのようなド迫力に「アル様~」
又、アイアンズの抱擁シーンでの開かれた手に「素敵~」
年甲斐もなくコーフン状態。大満足!


義理、人情、恩義の概念がゼロのお家の恥部が描かれているのですが、監督を始めとするキャスト・スタッフが超大物揃いと言うことで宣伝効果にもなるとグッチ側は映画化を了承したのでしょうか。お話的には「そういう事があったのですね」以上の感慨無く。
レディ・ガガのオスカー獲るかもしれないと感じた怪演ぶりも記憶に留まりそうです。
The Grey Heronさん [映画館(字幕)] 7点(2022-02-09 01:45:03)(良:1票)
1.“GUCCI”を手にしたことも無い僕は、本作の鑑賞後、このブランドが辿ってきた歴史を取り急ぎググらなければならなかった。
それは、映画が描き出したストーリーの背景が分からなかったというよりも、“GUCCI”というブランドにまつわるあまりにも苛烈で悍ましい人間模様に対して興味を抑えることができなかったからだ。
「HOUSE OF GUCCI」 そのタイトルの通り、この映画は、壮絶にして残酷な“或る家族”の物語だった。

「事実に着想を得た物語」と冒頭にクレジットされていたが、エンドロールを迎え、この映画が描き出された顛末のどこまでが「事実」なのかと戸惑いと驚きを隠せなかった。
手にしたことがなくとも、「GUCCI」というブランド名は、無論世界中の誰もが知っている名称であり、個々人の趣向に関わらず、一つのステータスの象徴だろう。
そんな世界的ブランドの創業家において、これほどまでに衝撃的な御家騒動が巻き起こり、文字通りの“崩壊劇”を経ていたとは。しかもそれが、80年〜90年代という極めて近しい時代の出来事であることに愕然とした。

殺人という明確な「重罪」をも含めたこの壮絶なスキャンダルを、すべての固有名詞を実名で描ききる豪胆さ。
この手のノンフィクション的な物語に対するアメリカの映画産業は、常に意欲的で、その強さを改めて思い知った。
そして、当のGUCCIは、作品に対して“猛反発”をしているとは言うが、それでも間接的に許容していなければ、劇中のすべての固有名詞、そして必然的に映し出されるブランドの製品、デザイン、アイコンを使用することは不可能だろう。
そういう意味では、本作に対する現在のGUCCIの世界的ブランドとしての気概と、過去の歴史との“決別”に対する強い思いも感じる。


御年84歳の大巨匠リドリー・スコットのクリエイティビティは、衰え知らずというよりも、ここにきて益々冴え渡っているようにすら思える。
一つの家族における暗鬱とした人間模様を、いたずらに重くしすぎることなく、ドライに、ユーモラスに、エキサイティングに、圧倒的なエンターテイメント性を孕みながら創造している。
そこに集ったオールスターキャストも、華やかであると同時にあまりにも愚かな“親戚一同”を表現しきっている。

その中でも特筆すべきはやはりレディ・ガガだろう。
現実に起こったこの華麗なる一族の崩壊劇の中で、唯一無二の「悪女」として人々に記憶されているパトリツィア・レッジアーニという女性。
すべての“元凶”とされた彼女が主人公であるこの映画世界の中で、演じたレディ・ガガは、あらゆる意味で「支配」しており、圧巻の演技を見せている。
冒頭の登場シーンから、ラストの「グッチ夫人と呼びなさい」まで、表現者としてのその支配力は圧倒的だった。

最終的に紛れもない「重罪」を犯したこの女性に対し、擁護の余地はないだろう。しかし、すでに凋落の一途を辿っていたグッチ家にとって、パトリツィアという一人の女性の存在は、避けられない分岐点だったように思えた。
パトリツィアがもたらした功罪によって、結果的にグッチ家は崩壊したが、何かが少し異なれば、全く別の顛末もあったのかもしれない。

一族の崩壊の中心に存在した悲しき“夫婦”。
冒頭のシーンでは、燃え上がる愛情の赴くまま壁に叩きつけるような激しいセックスを見せる。そして時が経ち、今度は冷え切った愛情の表現として、夫は妻を壁に叩きつける。
彼らが見せたその“愛”の有り様は、あまりに無情で、心が締め付けられた。

暗殺の直前、あらゆるものを失ったグッチ家の男は、オープンテラスでエスプレッソを飲みながら何を思い、何を思い出して微笑んだのだろう。
あのセックスの激情に偽りは無かった。でも、どこかで何かを間違えてしまった。
それは、世界中のどの夫婦、そしてどの家族にも起こり得ることだろう。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2022-02-03 21:58:43)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 6.57点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5321.43%
6428.57%
7428.57%
8214.29%
917.14%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 1.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

2021年 94回
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2021年 42回
最低助演男優賞ジャレッド・レト受賞 
最低スクリーンカップル賞ジャレッド・レト候補(ノミネート)と彼の17ポンドのラテックスの顔、滑稽な福、ばかげたアクセント

【ゴールデングローブ賞 情報】

2021年 79回
主演女優賞(ドラマ部門)レディー・ガガ候補(ノミネート) 

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