29.当時観たときは相当なインパクトがあったんだけど、改めて観てみると話があちこち飛んで集中できない。この世界観は大好きなので、もっとシンプルにすればよかった。加藤のキャラは嶋田久作あってのものですね。 【noji】さん [DVD(邦画)] 5点(2018-10-05 19:54:49) |
28.公開当事に映画館で見ました。原作未読なうえに、学者肌の奇才である作者の本を芸術家肌の天才監督が映画にした作品なので、覚悟はしていましたが凡人の私には奇妙奇天烈な印象でした。昭和初期の舞台背景と、そこに跳梁跋扈する怪人や怪物。特撮技術を駆使しての表現は引き込まれますが、原作を所々端折ってるのは初見でも解りますので、この映画単体では物語として理解し難いものでした。原作を知る人、SF好きな人なら楽しめるかも。私は後者です。 【役者の魂】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2013-09-30 12:25:42) |
27.20何年ぶりに再鑑賞。昔は原作を読んで間が無かったことも有り、「ほうほう。あのシーンはこうなったか」などと観た覚えがある。が、原作の細部などとっくに忘れてしまった今、冷静に観ると、こりゃひでぇ、と。w 皆さん仰るように話の筋がまったく分からん。www 当然ストーリーは知ってるんだろ、的な前提の元での映像化。まあ、文庫本にして10冊前後もある話を2時間チョイに端折って纏めてあるワケだから、そりゃ無理もある。しかしねぇ、一本の作品として考えるなら、無理があるなら作るべきじゃない。作るんなら端からシリーズ物で考えるとかさ。 【TERRA】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-09-22 12:10:31) |
26.原作未読です。子供の頃に何度か見ているもののストーリーをよく覚えてなかったので改めて見てみたがやっぱりよくわかりませんでした。おそらく原作は壮大で面白いんだろうなぁってのは想像できますが、見る側への説明不十分なままあれもこれもと詰め込みすぎて結果的に消化しきれずエピソードがぶつ切りになってしまった気がします。建物なんかは金かけて当時の雰囲気をしっかり再現している一方で重要な対決シーンに出てくるセットが金かかってない特撮モノみたいに安っぽい。まぁ、当時の技術では限界だったのかもしれませんが。否定的な意見ばかり挙げましたが俳優陣は超豪華だし実在の人物と架空の人物を混在させることによってリアルさを醸し出すのに成功しています。コンセプチュアルデザイナーにH・Rギーガーを迎え構築された世界観も素晴らしい。そして何と言っても嶋田久作の当り役、加藤保憲。全体的な雰囲気と加藤(というか嶋田久作)の圧倒的な存在感を楽しむ映画。 【時計仕掛けの俺んち】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-08-25 13:41:48) |
25.小学生の頃に見たので、しっかり覚えてはないけど、とにかく気持ち悪かった。 未だに見たくない。トラウマです 【STEVE-O】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-05-10 22:58:06) |
24.まず2作目よりもスケールがでかい事に驚かされる。そして話が唐突に展開していくのにも驚かされる。いきなり「加藤が来るぞ~!」といわれても唐突過ぎてよう判らん。ギーガーまでがちゃっかり参加してたりと、SFXのほうは、凄いわけではないけど、なかなか味があってよろし。ただやっぱ話が唐突というかなんと言うか、殆ど島田久作が強引に引っ張って行ってる感じ。もう、この人ってばはまり過ぎ。西洋の悪の権化がダミアンなら日本における悪の権化?というか悪のヒーロー(ヒールか)は加藤で決まり。というか普通に恐いよ。間違いなくこの人の勝ちですな。 【クリムゾン・キング】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-30 01:52:27) |
23.時代的にもキャスト的にもどうかなぁと思ってたら意外に面白かった。大正のお洒落な雰囲気やオカルトチックな所も好みです。特に嶋田久作が凄まじかった。今まで変な顔の脇役のイメージしかなかったけどデビューがこんなインパクト凄いとは。まるでベガのようなカリスマ性でした。「加藤が来るぞ~」めっちゃ印象残ってます。他は豪華キャストの割りにほとんど印象に残らない。勝新・中村嘉葎雄辺りは出てくる意味すら・・・。そんなくらい嶋田久作って映画でした。 【バカ王子】さん [インターネット(字幕)] 7点(2005-12-30 23:31:41) |
22.嶋田久作とあの眼は憶えています。あと10億円の制作費が子供心にすごいなぁと。 内容は全くわからず意味不明でした。 【虎ノ門虎之介】さん 1点(2005-03-09 00:29:06) |
21.嶋田久作の加藤は適役すぎ。あとは登場人物が多くて、誰が誰やら。。当時の日本の雰囲気は十分に出ています。それにしても、実相寺監督らしい作りですね。 【吉澤】さん 4点(2004-10-19 16:24:49) |
20.ストーリーはあまり理解できませんでしたが、嶋田久作の人間離れしたインパクトは印象的。よくぞこんな人を発掘したものです。彼に3点、原田美枝子様の頑張りに+1点。 【Olias】さん [地上波(邦画)] 4点(2004-10-09 01:10:46) |
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19.原作は読まずに観たんやけど、なんか、大正から昭和初期の独特の雰囲気にマッチした昔の日本風なオカルトって感じはわかるんやけど(魔人加藤の風貌とか、式神、人造人間等)、登場人物が多いうえに、話があっちゃこっちゃ飛びすぎて、映画として散漫になりすぎてるような。多分、小説をちゃんと映画化しようとしたんやろな~。例えば、後半の盛り上がりかけてるとこで、まったく静かな、飛ばしてもいーような映像をはさんだり、一つのエピソードを中途半端なところで終わらせて、次のエピソードをわかりにくい所からスタートさせたりで、小説のダイジェスト版みたいで、原作を知らない俺は、登場人物の深みがまったくわからず、誰にも感情移入できないまま、なんら盛り上がる事なく最後まで、ただボーッと観てた。特撮も今の目から観ると厳しくて、映像的にも目をみはるような事もなくて、長いのでダレてもうたし。勝新太郎とかが登場する明日の日本を模索する場面なんかは、それなりに、映画としての重さがあってよかったんですが、桂三枝と阿修羅みたいな化け物の戦いや学天測と小鬼の戦いなんかはB級感覚のしょぼい感じで、同じ映画にこれほど重みの違うシーンがごちゃまぜなんも、めずらしいんですけど、統一感はありませんね。とにかく観た後も、疲れたって思いしか残らんかったので原作読んで、その世界に少し浸りたい人以外はオススメできません。 【なにわ君】さん 3点(2004-10-06 09:49:37) |
18.高校時代に原作を読んで「とにかくタメになった」という印象が強い。寺田寅彦、西村真琴、泉鏡花、幸田露伴など実在の人物の功績を踏まえつつ、彼らが専門分野を活かしながら、帝都を守るために加藤と対峙する描写は興味深かった。加藤はもちろん、みんな結構イメージにピッタリで満足のいく配役である。教科書に出てくる名前がビジュアルとして刷り込まれたので受験勉強にも役立った。 【やすたろ】さん 6点(2004-06-18 23:16:28) |
17.無駄にお金を使った映画。もう少し、なんとかならなかったのかな。 【マックロウ】さん 2点(2004-06-14 11:52:59) |
16.この点数は公開されたものに対する点数で、レーザーディスクでのみ予約限定発売された全長版には8点をつけます。今でこそヘボいSFXですが、当時としては、ひじょうに頑張っていたのです。また、小説としてはかなり構成の不味い原作を、ここまで映画として再構成したことには、スタッフの努力はかなりのものがあります。ちなみに、魔人・加藤役の嶋田久作ですが、東京グランギニョールで舞台上演された『帝都物語』での怪演を高く評価されての抜擢。舞台でのおどろおどろしい雰囲気が見事にフィルムに焼き付けられています。 【伊達邦彦】さん [映画館(邦画)] 6点(2004-02-23 05:17:32) |
15.あの世界を再現することはとりあえず成功していたと思います。 嶋田さんを知ったのもこの映画だし。加藤って軍服の色とアイメークをちゃんと合わせてるのが微妙におかしい(笑)あの銀座のセットがリアルで良かった。結末は何となく不満でしたが。 【ひろほりとも】さん 5点(2003-10-29 18:50:40) |
【だだくま】さん 6点(2003-10-22 16:35:28) |
13.加藤は強烈なキャラだったんですが、当時の技術ではアレが限界だったんでしょうね。魔都をもっと表現して欲しかった。 【ロカホリ】さん 5点(2003-10-18 19:34:19) |
12.初期ラッシュでは4時間近くあった本編を、あの時間で収めようとすれば物語が舌足らずになるのも仕方ないというところか。なにしろあれだけのスケールの原作をあれだけの制作費をかけて実相寺昭雄監督に撮らせる事が出来たというだけで満足してたりもする。バブル景気のありがたや。 【柿木坂 護】さん 9点(2003-09-29 17:06:06) |
11.原作はかなり好きなのだがムチャクチャにしてますなあ。嶋田久作の加藤も悪くはないのだが、私的にはミスキャスト違うねん。 【亜流派 十五郎】さん 3点(2003-09-27 17:58:21) |
10.当時学校で原作が大流行りでみんな回し読みしており、私は読まなかったものの、映画は観に行くのが当然、という雰囲気だったもんで・・・。浅草十二階の崩壊シーンもなかなかリアルだったけど、むしろコマ撮りに妙に興奮しましたね。日本でもCMとかではよく見かけるんだから映画でドンドン使って欲しいな、と思ってましたし。H・R・ギーガーの護法童子はもうどうでもいいけどさ。ところで当時は意識してなかったんですが、音楽は、石井眞木さんだったんですね(残念ながら最近亡くなられました)。これは意外。 【鱗歌】さん 5点(2003-08-15 21:03:51) |