ピストルオペラのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ピストルオペラ

[ピストルオペラ]
PISTOL OPERA
2001年上映時間:112分
平均点:5.16 / 10(Review 45人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-10-27)
アクションドラマシリーズもの犯罪ものハードボイルド
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タイトル情報更新(2024-02-25)【イニシャルK】さん
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監督鈴木清順
演出樋口真嗣(タイトルバック)
キャスト江角マキコ(女優)皆月美有樹 (野良猫)
山口小夜子(女優)上京小夜子 (百眼)
韓英恵(女優)少女・小夜子
永瀬正敏(男優)黒い服の男 (ブラックホース)
樹木希林(女優)りん
加藤善博(男優)情報屋の男
柴田理恵(女優)女剣劇の役者
青木富夫(男優)演劇場で殺される男
田中要次(男優)殺し屋No.7 (長町場の駕籠屋)
森下能幸(男優)殺し屋No.9 (幽霊作家)
藤井かほり(女優)明石町の女
加藤治子(女優)折口静香 (胡蝶蘭のお静)
沢田研二(男優)東京駅の男 (昼行灯の萬)
平幹二朗(男優)花田五郎 (チャンプのめ組)
脚本伊藤和典
久保直樹(脚本協力)
橋本以蔵(脚本協力)
音楽こだま和文
作詞具流八郎「三人の殺し屋」
作曲こだま和文「野良犬のテーマ」
主題歌こだま和文「野良犬のテーマ」 こだま和文 meets EGO-WRAPPIN’
撮影前田米造
製作石川富康(製作代表)
宮川鑛一(製作代表)
迫本淳一(製作代表)
松竹(「殺しの烙印 ピストルオペラ」製作委員会)
テレビ東京(「殺しの烙印 ピストルオペラ」製作委員会)
電通(「殺しの烙印 ピストルオペラ」製作委員会)
松竹ブロードキャスティング(「殺しの烙印 ピストルオペラ」製作委員会)
プロデューサー小椋悟
石川博(エグゼクティブ・プロデューサー)
片嶋一貴
宮島秀司(エグゼクティブ・プロデューサー)
配給松竹
特撮樋口真嗣
納富貴久男(ガン・エフェクト応援)
佐藤敦紀(特殊技術)
小林正巳(操演)
石井教雄(ドミノ・ネゴシエター)
美術木村威夫(美術監督)
安宅紀史
須坂文昭(装飾)
原口智生(特殊造形)
衣装三松(衣裳協力)
編集鈴木晄
日下部元孝(編集助手)
録音東京テレビセンター(整音)
照明矢部一男
その他オムニバス・ジャパン(協力)
日活(協力)
内田絢子(スクリプター)
GAINAX(素材協力)
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44.あの訳が分からない『殺しの烙印』の続編なのだから、これくらい目茶苦茶でちょうどいいのではなかろうか。
オープニングの狙撃されたジュリーがニヤリと笑った所で「スーパー!テレレッテテ・テッテテ…♪」と鳴り響く『サイコアナルシス』を持ってくる辺り、センスが素晴らしいと思った。格好いいオープニングが終わると、今度は江角と山口の下手な芝居を見せつけられる。ちゅーちゅーたこかいな。下手な演技もギャグの内。きっとわざとやっているんだろう。じゃなきゃこんな江角の大根演技にOKなんか出さないでしょう。普通の監督ならね。しかし普通ではないこの監督のやることは予想もつかない。もはや、面白いとか面白くないとか議論する事すらバカバカしくなる。この監督にとってはやりたいことを全て詰め込んで、きっと大満足なんじゃないだろうか。監督のどや顔が目に浮かんでくるようだ。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 7点(2014-12-03 04:46:08)
43.すごい退屈だった。
意味とか無くても良いのかな。
そういうもんなんだろうか。
黒猫クックさん [映画館(邦画)] 1点(2011-09-25 04:53:17)
42.この監督さんは芸術家(映画人)ではあるけれどもエンターティナーではないんだよなぁ。
これなら「殺しの烙印」の方が数倍も面白い。
素晴らしい感性をしてらっしゃると思うんだけど、これ見よがしにされてもついていけるのは業界人か映画通だけでライトユーザーには辛いかなぁと思う。
「オペレッタ狸殿」も然りだったけど、本作も見る分には最高だけど観るには耐えれないという意味で評価は厳しめです。ファンの方すいません。
シネマブルクさん [DVD(邦画)] 2点(2011-09-24 20:54:59)
41.鈴木清順は大好きな監督だし、本作でもその年齢を感じさせないB級臭さを残した圧倒的な色彩感覚に驚愕した。
しかし、個人的に主演女優が気に食わぬ。江角マキコ。というか、受け付けませんでした。
せかいのこどもさん [DVD(邦画)] 4点(2010-12-12 10:41:24)
40. とにかく見ててハラハラドキドキした。ストーリーの展開とか、この映画の出来、不出来にハラハラするんじゃなくて、ただただ映像が刺激的なのだ。鼻血もんだ。目の裏に火花が散るとはこういう感覚じゃなかろうか。当時80歳近い監督がこの映画を作ったことにただただ感服。本当に若い人たちは負けてられない!
あしたさん [DVD(邦画)] 9点(2009-10-22 21:09:12)
39.何だかよく分からないシーンもあるのですが、痛快なまでに単純な物語を見失うほどでもありませんので、それぞれの部分部分でも楽しいですし、何よりこの映画は露出度が低いにもかかわらず、とてもエロティックで官能的です。 D・W・グリフィス監督は「映画とは女と拳銃」と言ったそうですが、まさにこれは〝女と拳銃〟で出来た映画であります。とても気に入りました!・・・「具体的にどこが良いの?」と問われれば上手いこと説明できず「ちゅーちゅーたこかいな」と答えてしまいそうですが、とにもかくにも気に入ったのです。
ミスター・グレイさん [DVD(邦画)] 9点(2009-07-28 18:26:12)
38.アバンギャルドですね・・・・。しかし、根底にあるストーリーがわかり易かったので流れもつかめましたし、鮮やかな色彩やセットの芸術性など見どころが一杯あるので、「次は何がでてくるんだろう」とワクワクしながら見てました。鈴木清順監督の作品は初めてみたのですが、他の作品を見てみたいですね。発想力の凄さに感服いたしました。
TMさん [DVD(邦画)] 7点(2006-09-14 12:33:59)
37.『ツィゴイネルワイゼン』なんかは意味不明でもそれなりに面白かったんだけど、ここまでくるとついていけなかった。さすがにこれほど支離滅裂だと退屈で仕方がない。途中で観るのをやめなかったことを後悔している。 

『エル・トポ』を思わせるシュールな決闘は、前半に登場する"生活指導の先生"や"外科医"との闘いまではまだ面白かったものの、後半はもう退屈で退屈で……。棒読み台詞は寒々しくて冷めるばかりだし、江角マキコはいろんな意味で浮いている。 

映像美も理解できない。この人の映画は好きだが、画が美しいと感じたことはあまりなくて、むしろ古ぼけていてダサいと思う。とくに死者の小船の場面、まったく美しくなく、ただきらきらが鬱陶しいだけ。何がしたいんだ。 

唯一、樹木希林と加藤治子の夢語りの下りは光っていたように思う。彼女たちの常軌を逸した夢のイメージ、首筋がぞわぞわするような落ち着いた語り口が素晴らしかった。
no oneさん [ビデオ(字幕)] 3点(2006-02-05 01:02:11)
36.「 ヒロインの 大根演技に シラけるも 少女のヌードが やけに眩しい 」 詠み人 素来夢無人・朝
スライムナイトのアーサーさん [DVD(字幕)] 3点(2005-06-21 18:44:57)
35.観客と清順カントクとでにらめっこ、勝ち残り一発勝負って映画でしたね、これは。「にらめっこしましょ、あっぷっぷ!!」・・・俺は真っ先に討ち死にしたクチです。
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 5点(2005-06-04 17:04:30)
34.噂通りのワケ分からん映画でしたね~。んーでも面白かったです、スト-リーがどーとかではなく、次にどーゆー「絵」が出るのかドキドキしました。てか全体的にエロかった。いや、別に韓英恵が脱いでるからとか自慰行為を暗示する台詞・シーンがあるから、というだけでなく、何と言うか、胸の奥がムズムズするようなエロさ。この映画は「殺し屋同士の抗争」が(一応の)ストーリーの柱になっているけれど、「死」と「エロス」ってのは案外近い所にあるんじゃないかなって感じ。これは、画面の中の女優さんの佇まいに注目する作品だと思います。
ぐるぐるさん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-04 15:54:33)
33.もう一回見てやる!!
ゆうろうさん 5点(2005-03-21 22:26:05)
32.保健体育の先生に尽きる
キャプテン・セントルイスさん 9点(2005-02-15 01:13:49)
31.夢や幻想の部分をあり得ない(現実感の無い)映像で見せる映画はいくらでもあるが、鈴木清順の映画は違う。すべてあり得ない世界。とくにこの作品は顕著。同じワンシーンなのにカットごとに登場人物の立ち位置が変わったり背景が変わったりする。前のカットの画は次のカットにはなくなっています。どんなに細かいカット割をしていてもこれは清順流ワンシーンワンカットなのです。(ワンシーンをワンカットで撮るのではなくワンカットがワンシーン。)そしてこれはどんな芸術分野においても出来ない、映画だからこそ出来る表現。従来の観客にやさしい映画文法をぶっ壊したのはゴダール。壊すことによって映画の表現方法の幅を広げ映画にしか出来ないことの可能性を提示した。清順映画はまさにその可能性を最大限に使いつつさらに「美」で被う。この「美」は監督のセンスそのものでまさに天才の技。これまでの作品でも奇天烈なカメラワーク、あり得ない編集、奇妙な演出に驚かされてきたが、仮に奇を衒うことを目的に作ったとしても毎回毎回あっと言わせるなんて凄すぎる。大正浪漫三部作がいかにも”芸術”って雰囲気を持っていますが、私はこの『ピストルオペラ』で気絶しそうになりました。
R&Aさん 9点(2004-10-22 11:51:34)(良:1票)
30.1回観てさっぱり意味がわからなかったので、続けてもう1回観たが、それでも理解できなかった。結局分かったことは、この映画がものすごく好きだということだけ。
揺香さん 9点(2004-08-01 13:34:15)
29.TVでたまに見かける好々爺の頭の中には、こんな摩訶不思議な世界が詰まっているんですね。画と雰囲気でぎゅんぎゅん引っ張る映画です。私は、そうだな、まあまあ楽しめたと思います。次は何が出てくるんだろう、という感覚で観ていました。江角マキコが猫みたいに目を尖らせて、この不思議な世界にびしっとはまっていました。強烈な存在感の山口小夜子にも負けてないと感じました。観客置き去りの突っ走りムービーですが、鈴木清順氏の創作力にある種の敬意を表して合格点です。
のはらさん 7点(2004-07-18 18:33:36)
28.鈴木清順カントクって、かつて映画会社の社長サンから「わけの分からん映画ばかり作られては困る」と言われ、クビになったツワモノです。その「わけの分からん」と言われた作品が、『殺しの烙印』。
で、この映画、その34年ぶりの“続編”というか、新バージョンなんだけど、これが前作に輪をかけて「わけの分からん」シロモノなんすよねぇ…。

お話しは、いたってシンプル。「組織(ギルド)」に所属するプロの殺し屋たちが、ナンバーワンの座を競って殺しあう…という、ただそれだけのもの。だのに、あれよあれよと、奇怪な映像とデタラメ極まりない展開によって、見る者はトロンプ・ルイユ(騙し絵)的な迷宮世界へと迷い込んでしまう。特に後半の、「世界恐怖博覧会」なる見世物小屋(?)で繰り広げられる、江角マキコ演じるナンバースリーの主人公とナンバーワンの対決なんざ、あまりのシュールさに相当の清順ファンですら頭を抱えるんじゃあるまいか…

正直ぼくも途方に暮れつつ、けれど、ここまで徹底しているといっそ“痛快”な気分にさせたれたものです。う~ん、これって、結局のところ、したり顔で自作の〈大正浪漫三部作〉を持ち上げた批評家や(ぼくのような)観客に対して、清順師がアッカンベ~をしてみせたものじゃないか。“ワシの境地にどこまでついてこれるかい?”というイヂワルだけど愛嬌たっぷりな師の、赤々とぬめった「舌」だけをぼくたちは見せられたんじゃあるまいか…

だから、「バカにするな!」と怒る向きも、ただ絶句する向きも、どちらも「正しい」見方でしょう。ともかく、ひとつ言えるのは、この映画の前にゴダールもデヴィッド・リンチも、「まだまだ“修業”が足りん」ということでしょう。まったく、その独創(=独走)ぶりには、0点か満点かで応えるしかありませぬ…

あ、そこのあなた、爺ィの「アッカンベ~」を見続ける覚悟と“寛容さ”がおありですかぃ?
やましんの巻さん 10点(2004-07-16 16:13:30)(良:3票)
27.相変わらず強烈なインパクトを放つ色彩映像に妖しげな雰囲気の清順ワールド。清順の世界は好きで惹かれることが多い。だけれど江角のマキコさん・・彼女だけが妙に現実的でしっくり溶け込んでなくて浮いていた。それに比べ、山口小夜子さんは相変わらずの世界を持ってらっしゃる。彼女は年をとらないのか、、?化粧は昔より薄くなった気がするし、小夜子の健在ぶりにはアッパレでございました。最後にドーンと〝終〝の文字、監督らしいね。
fujicoさん 6点(2004-05-23 15:09:51)
26.こりゃまたどうしようもない映画。キャストは妙に豪華なのになんでこんな映画になっちゃったんだ?
面白くないっていうか…俺にはわからない映画。
ふくちゃんさん 1点(2004-02-25 09:18:22)
25.独特の世界観は徹底していたと思いますが・・私はわかりやすい映画が好きなので。
江角さんと山口さんと美少女子役の美しさにこの点数です。
ひろほりともさん 4点(2004-02-13 12:25:18)
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【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 5.16点
000.00%
1613.33%
2511.11%
3511.11%
424.44%
5817.78%
648.89%
748.89%
812.22%
9715.56%
1036.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 0.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review2人
4 音楽評価 8.50点 Review2人
5 感泣評価 0.00点 Review1人
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