38.古い作品だが作品テンポもよく、安定感ある特撮も安心して観られる。有島一郎のコミカルな演技は流石に面白い。南方原住民描写はこの時代ならではだが、これはもはや当時の東宝特撮の様式美のひとつ。 【クリプトポネ】さん [映画館(邦画)] 6点(2020-05-24 10:48:06) |
37.ゴジラ勝つかキングコング勝つか、世紀の肉弾戦実現成る!これぞ怪獣プロレスエンタメの極致。おーっと、加えてわが日本の“笑撃波怪人”多胡部長の乱入!で面白くないわけがない。コマーシャリズムに対する風刺も上等! 序盤はゴジラ優勢でコング実力を発揮できず押され気味。だが中盤、雷撃を受けパワーアップのコング猛然とラッシュしてゴジラを圧倒。終盤は両者もつれ合いリング下ならぬ海中に没す。プロレス常道の両者リングアウトうやむや決着?はたまた最後、海上に浮上したコングの優勢勝ち?ラストシーンのこの謎には議論ありか。 後の怪獣バトル路線を確立した本作。さすがのゴジラも先輩怪獣のコングに一目置かざるを得ない結末だ。強豪同士の対決はお互い死力を尽くして両リン引き分けか反則がらみで試合終了、というプロレスのお約束と同様の展開で、予想通りドローながら内容は十分満足。コメディー的展開もまた満足。 【風小僧】さん [映画館(邦画)] 8点(2016-01-31 17:20:17) (良:1票) |
36.ゴジラシリーズ初のカラー作品。ハリウッドから版権を買って登場させたキングコングだが、 まさに夢の対決といったところで、シリーズ一の大ヒットになったようだ。 ゴジラ対コングと聞いただけで、当時の子供たちはワクワクしたんだろうけど、 コング自体は巨大な猿なので、口から放射能をまき散らすゴジラとは釣り合わない部分があり、 ストーリー上苦労のあとが窺える。オリジナルの美女と野獣という設定を意識した展開も、 面白くもあり、また制約されてしまったなぁという見方も。 こういう作品は細かいことを言ったらきりがないので、理屈抜きで楽しむのがベストかと。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-11-09 20:46:02) |
35.「え、キングコングとゴジラが戦うの!? 」子供の頃興奮して見ました。これと似た興奮を後に味わったのは「アリ対猪木戦」が実現したときですね。 【ジャッカルの目】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-02-05 09:58:52) |
34.前作から7年。アメリカからキングコングをゲストに迎え、エンタテイメント作品として復活したゴジラ映画。前作でアンギラスと闘ってますが、今作がその後の怪獣対決もののオリジナルでしょう。圧倒的に強いゴジラ。人間味溢れるコング。その対決に人間ドラマがコメディタッチで軽妙に絡み、大変よくまとまっている。その後の作品も常にこれくらいのレベルを維持してくれたらなぁ…。後にボンドガールを務める女優が二人も出ていて、それを意識して観ると贅沢な気分になれます。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-11-18 22:56:57) (良:2票) |
33.ゴジラ映画全盛期のパワーを感じることのできる映画。あの時代が懐かしい。内容はコメディーとリアルさの絶妙なバランスがとれている印象です。 【クレイバード】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-11-01 21:20:53) |
32.数十年ぶりに見直した懐かしの映画。フワリと宙に浮くキングコングにファンタジックな味わいはあったけれど、おおむね怪獣がらみのシーンが記憶よりもかなりチャチだったので呆然とした。「モスラ」は見直しても充分感動できたのに。そのかわり、おそらく子どものときは退屈していたであろう島の住民の踊りに魅せられた。伊福部昭節全開、フェリーニにおけるニーノ・ロータもかくやと、映像と音楽のコラボレーションの輝かしき達成! 暗黒舞踊のようなモダンダンスをリードする根岸明美(この3年後に「赤ひげ」の名演)も妖しくまた美しい! 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-09-13 12:15:20) |
31.特撮より本編の方が面白いんじゃないの?という感じの怪獣映画。コメディタッチの有島一郎は最高。ただ、平成ゴジラで育った世代には、全体的な雰囲気には若干の違和感を感じるのも事実。ゴジラとキングコングの戦いには「?」を浮かべるシーンも多い。でも、それは私のようなヤング世代からの、リアルタイムでこの作品を楽しんだオールドファンへの嫉妬かもしれんな。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-24 01:58:25) |
30.戦闘シーンは笑えます。そして、登場人物がものすごく浅はかな考えだけで物事を進めようとするので、なんだかその部分も笑えます。そんな感じなので、まとめると、シリアスな場面にも突っ込みを入れたくなるようなそんな映画です。 【SAKURA】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-02-20 16:05:47) |
29.子供の頃、何回も見た筈なのですが、あらためてDVDで見直すと覚えのないシーン沢山(テレビ放映じゃあちこち切られてたりしますしね)。こんなに盛り沢山な映画だったとは。基本がコメディなので「あはは」と笑って見てられる一方、ゴジラが現われて電車から避難するシーンなどは、ゴジラがどんどん迫ってくるぞ、って恐怖感が結構あったりして、ああ、今だに見る「怪獣が来るぞ!」って悪夢はここらあたりが原点かぁ、と。『ラドン』もそうでしたが、地球温暖化って、この頃既に取り沙汰されていたんですね。ここでは冷凍化されて閉じ込められていたゴジラが目覚めるきっかけとしての要素、って程度の扱いではありますが。日本人が黒塗りメイクしてるアダモちゃん(古いか・・・)みたいな原住民とか、懲りずにいちいちピンチに陥る浜三枝とか、対戦をさっさと諦めちゃうキングコングとか、ゴジラにキングコングを対戦させちゃおうと真剣に作戦組んだりとか、平田昭彦の博士がいちいちもっともらしい事を言うけど役には立ってないとか、狙ってるんだかマジなんだか判らない面白さが楽しく、退屈せずに見られました。もっとも、ここでキングコングに影響されちゃったのか、ゴジラのボディランゲージが出始めておりまして、以降は随分とゴジラも人間的な仕草をするようになっちゃいましたね。 【あにやん🌈】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-07-18 00:26:45) (良:1票) |
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28.哺乳類の王者・キングコングと、爬虫類の王者・ゴジラはどちらが強いのか?という誰しもが決して考えない夢の対決が、ここに実現。ついでに軟体動物頭足綱の王者・大ダコまで登場というのがたまらない。前半の冒険物語のショボさは涙が出るほどだけど、それでも大ダコ大暴れシーンでは、ストップモーション(とおぼしき)特撮を(ごく一部に)駆使し、なかなかの迫力、うれしくなっちゃいます。後半にはいよいよキングコングとゴジラの死闘!キングコングの造形美には、これまた涙が出ちゃいます、ああ、ショボい。北京原人の逆襲なみ、クイーンコングなみ、キングコング(’76)なみ。じゃあ、標準レベルじゃないか・・・。それはさておき、この両者の死闘が、まさに日本中を股にかける、といった感じのスケール感あふれるダイナミズム。細かいカット割のスピード感。スーツアクターの大熱演もあって、ああなんでこんな変な戦いに興奮してしまうんだろう、とつい悔しくなっちゃうほどの興奮を呼びます。ゴジラの尻尾による「水面蹴り」など心憎く、もしかしたら故・橋本真也も参考にしたのか?とすら思えてきたりすると言えばウソになるが(どっちやねん)。実は昔は、キングコングの造形のヒドさ故、拒絶反応が出て、どっちかというと苦手な作品の部類だったのですが、久しぶりに観たら、いや、観ててちょっと燃えちゃいましたよ。ところでなんでもいいけど、この映画の結論が「人間は改めて、動植物の自然に適応する生命力に学ぶべきだ」というセリフだなんて、これまた一体、どうしたらそんな結論が出てくるんだ??? 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-17 23:49:15) (良:1票) |
27.キングコング対ゴジラ。観客動員数1200万人以上を達成した東宝30周年記念映画ですよね♪1200万人ですよ!すごいっ。今のゴジラ映画なんて100万人程度でしょ??特撮全盛期のパワーを感じさせますね。まぁ、内容は今見ると大して面白くなかったんですけどね。だってコミカルすぎるんですもん。でも、コングとゴジラのバトルは楽しめました。でもそれ以上によかったのはコングと大ダコの戦い。なんか妙にリアルに感じました。 【はりねずみ】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-11-24 22:58:06) |
26.キングコングとゴジラが相撃ちになったのは覚えている。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 1点(2005-11-12 01:44:55) |
25.「怖いゴジラ」から「かっこいいゴジラ」へと変貌する転機となった第3作。対決モノとしてはよくできており,最後まで飽きずに楽しめるのだが、いかんせんこの軽いタッチがどうにも気になる。あ、多胡部長は最高に好きなんですけどね。 【とかげ12号】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2005-11-04 21:18:15) |
24.1作目をぬきにしてこの評価。前半は高島忠夫&藤木悠の珍道中が見所で後半は日米2大怪獣の世紀の対決が見所。しかし、有島一郎の存在も見所と言っていい。彼がいなければこの映画の「喜劇」としての魅力は半減しただろう。タコ部長は最高の傑作キャラだ。 【イニシャルK】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2005-03-03 12:53:39) (良:2票) |
23.ベスト・オブ・ゴジラだと思います。ゴジラが凛々しい。腕の長さや腿のプリプリ感、そして一番大事であるはずの顔付きや背びれのビラビラ感やそして光り具合、とどれをとってもこの回のゴジラがベストなものであったと私は思います。まさにストロングゴジラです。そしてそれとは好対照にずっと笑いを提供してくれてたキングコングとのお笑い肉弾戦こそがやはりゴジラのベストバウトだったと私は思います。後に対戦することになるキングギドラやメカゴジラのように空を飛べるくせして飛んで闘おうとはしない本当に勝つ気があるのかおめーさん的な相手とは全然訳が違うよ、キングコングとの対戦ではお互いに空を飛べない者同士なもんで 地にしっかり足をつけてのちゃんとした肉弾戦でしたしキングコングだってまともにゴジラに向かってったんでは勝ち目が無い事分かってちゃんと頭使ってましたもん。迫力&面白い対戦でしたもん。最後、わざわざいちいち2頭揃って城にズリズリと近寄って行くシーンなんてさ、もうドキドキもんでしたもん。爆笑もんでしたもんさあ。それにパシフィック製薬のおっちゃんだってさ、なかなかおかしかったしさー。 【3737】さん 8点(2004-11-22 00:32:37) |
22.もうやけくそで最近ゴジラ映画新旧問わず、ほぼパーフェクトめざしてます。んで、これも最近観たんやけど、路線は完全にコミカルです。ドリフなみにコミカルです。でも所々、真剣に描いてます。例えば、ゴジラと外国の潜水艦の対決とかを見せて、いきなりゴジラが日本出現しないところが、変にグローバルで世界観が広がってたり、日本にキングコング輸送するの途中で日本の海上パトロール止められたりする描写も、すっ飛ばさずちゃんと描いていたり、ゴジラに対応する自衛隊の描写とか、避難する描写とか、それなりに見せてくれます。キングコングにしたって、キグルミは間抜けそのもですが、出現する島の映像はちゃんと昔のキングコング映画の雰囲気をだそーとがんばってます。でもコミカルなんです。だから、多少、リアリティーがないところも許せます。あえて突っ込むなら、ヒロインの女性は怪獣に襲われすぎです(これもひょっとして笑いどころ?)。あとゴジラとキングコングの戦いは完全に笑えます。てゆーかキングコングが一番笑えるんやけど。結論は、今の感覚で観ても(むしろ今観るからこそ)楽しくなる怪獣映画でした。 【なにわ君】さん 7点(2004-10-28 19:34:19) |
21.何を隠そう、私が最初に見たゴジラ映画です。その後、年々ゴジラの顔と形が微妙に変化していきますが、特に違和感はなく受け入れられました。今でも結局、このゴジラが私にとって「正統」ゴジラですね。しかし、そんなことより、この作品に限れば、何といっても問題はキングコングでしょうね。今考えると、これはまずかったんじゃないかな。あのコングでは、オブライエンを崇拝するコング・ファンの怒りをかったと思いますよ。特にアメリカ人のファンは「あんなのキングコングじゃない。」と、密かに復讐を誓った者がいたに違いない。もちろん、その一人がエメリッヒだろうな。 【パセリセージ】さん 9点(2004-09-23 09:02:02) (良:1票) |
20.怪獣映画としてはかなりの傑作。しかし怪獣王ゴジラとしては少々迫力に欠けているのかなと。特撮効果が今程でないのは仕方ないにしても、初代等と比べてしまうとリアリティや恐怖感が足りないかなという感じ。がんばれゴジラ。 【えいざっく】さん [ビデオ(邦画)] 3点(2004-07-25 21:34:11) |
19.これは怪獣映画の原点です。キングコングとゴジラですよ。すばらしい。どうもキングコングが劣勢なので応援したくなりますが、どこまでもクールなゴジラもすてき。 【杜子春】さん 7点(2004-06-28 22:18:59) (笑:1票) |