8.よく使われている色々な文字広告の看板の前で立っているシーン。キスをしたあと相手の吸っている煙草の煙を吐き出すシーンなど好きな映像もありましたがモノクロの良さを感じさせる美しさはあまり感じられず、ストーリー的にも斬新さにどっきりすることもなかったです。見た時期を選ぶ映画かもしれないです。 【omut】さん [インターネット(字幕)] 4点(2017-03-05 03:03:00) |
7.あっけなさというのがこの監督の重要な要素。ラストもそうだけど、初めて客をとってしまうところも、それらしい逡巡や決意の表情やらを見せず、出来事は不意に訪れる。街頭でのドンパチも、観客が「なんだなんだ」と戸惑ってしまうような仕掛け。観客に対する親切が紋切り型を作ってしまい、出来事を遠ざけてしまう、ということなんだろう。出来事は常に隣り合わせに起こり、ある種の自由の感覚がある。流動していくものを肯定する気持ち。人はいつも不意に状況の中にいるんだ、って。冒頭ヒロインのシルエットにタイトルが被さってるんだけど、音楽が中断しつつ流れる。音楽の中にゆったりと浸れない、沈黙が緊張を強いる。出来事が不意に起こるように、今続いているものが不意に消えることもあるってことか。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-02-11 10:25:06) |
6.期待のほどではなかった。なんだか自主制作の紙芝居を見せられているかのようだった。 ただ、嫁さんをさも魅力的に見せる撮り方している点でいえば、監督として旦那として流石のもんだな なんて思えたが。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-03-22 21:44:04) |
5.ゴダールの中では、一番分かりやすかったが、古いのだか、新しいのだか、フランス的なのだか、アメリカ的なのだか、はたまた日本的なのだか、分かりにくい作品だった。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-23 23:58:17) |
4.ゴダール作品の中では、珍しく好感が持てる作品でした。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-20 23:50:21) |
3.ゴダールには珍しくしっかりと物語を語っていると思う。ゴダールの演出はやっぱり好きだ。 【アンダルシア】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-01 05:17:41) |
2.結婚して子供もいる若くて綺麗な女が、ちょっとした不満やちょっとした欲によって人生の罠にはまり、どんどん落ちていく様を淡々と描いていきます。前作『女は女である』とは一変してアンナ・カリ-ナを自然体で映し出す。突然の無音はサイレント映画を思い起こさせます。そういえば、作中,ヒロインが映画を観て涙するシーンがありますが、その映画はサイレント映画『裁かるゝジャンヌ』。未見なのでいつか観てみたいです。私が古典や古い名作と言われる映画を観る理由は、新しい映画をもっと楽しむためです。引用された作品を観ていれば、それだけで楽しみがひとつ増えるんですから。特にゴダール作品は、過去の作品(自分の作品も含めて)からの引用が結構多い。そしてまた、ゴダールを観ることによって、これから観るその後の新しい映画がより楽しめるに違いない。これだから映画はやめられない。でも困ったことに、未見の映画が多すぎるなあ。 【R&A】さん 6点(2004-04-06 11:18:23) |
1.物語があるから好き。ゴダールはこの映画でカリーナはの愛を全身で表現している。 【さち】さん 8点(2003-05-11 21:51:02) |