8.映像や照明関係は、ロケ地の選定も含めてとても丁寧で、何か尋常ならざることが起こる不穏な雰囲気満載で期待させるのだが、役者の表現が意外なほどよくない。奥田瑛二は、各シーンの背景を表現し切れておらず一本調子な演技に陥っているし、錦之介さんも三船さんも芦田伸介も、珍しく消化不良気味。つまり、中身が背景負けしてしまっているということ。 【Olias】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-09-06 21:28:48) |
7.井上靖の原作は一読しておくと良かったと思うほど、何も知らないと置いていかれるかもしれない。しかし、あくまで、利休の死の追求、又はそれに付随するミステリーなので、歴史や、時代もの好きにはもってこいかも。主演の奥田瑛二はいいのだが、なぜ、三船敏郎が利休?と、違和感を感じた、存在感とベテランでかったのだろうが、千利休のイメージは達観した、枯れたイメージがあるので違和感を感じた、それ以外は楽しめたのでよし。 【min】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-04-07 20:51:22) |
6.できれば、山崎努太閤で三船利休の絡みを観てみたかった。越前織部もよいです。この撮影時、三船も利休も同じ69歳だったんだな。 【Waffe】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-05 06:10:50) |
5.これはちょっと解説でもないとかなりわかりにくく退屈。名優達の晩年を楽しむってぐらいしかなかったような・・・。萬屋錦之介時代はみたことがなかったので驚いたけど、髭とかなんとなく獅童に似てると思った。東野英治郎にしても老いたなぁと思った。それでも高笑いは健在でした。有楽斎死去のシーンはかなり迫力があった。 【バカ王子】さん 6点(2004-06-18 23:42:35) |
4.利休の死の真相を探るというミステリー仕立てで予想以上に引き込まれ、戦国の茶人の心根にちょっぴり触れるとともに、茶の湯の心にちょっぴり興味を抱きました。三船や錦之介も茶で天下人と渡りあう利休や信長の弟の有楽斎ならばこれ位の迫力無きゃダメかなと思わされてしまう、さすがです。 【亜流派 十五郎】さん 9点(2004-03-15 23:51:51) |
3.三船敏郎は、残念ながら、ボケています。しかし、本作品での奥田瑛二は凄いです。かっこいい!奥田によるオロオロした感じの本覚坊を観て、坊さんに憧れない人はいないでしょう。ぼくは仏教徒ではないけど、この映画を観てから坊さんマニアになりました。いいなあ、坊さん。。。 【バッテリ】さん 9点(2004-01-15 22:06:43) |
2.奥田瑛二の演技に10点。これは傑作中の傑作だと思います。 【アクア】さん 10点(2003-12-03 22:42:14) |
1.利休の死の謎をたどる一種のミステリーですね。私生活とはうって変わって真面目な僧侶を奥田瑛二が好演しています。萬屋錦之介と三船敏郎という濃い俳優が出ているのはマイナス効果だと思うのですが、直接絡むシーンはないので良しとしますか。並の武将よりも武士らしい千利休というのも不思議な感じです。肖像画などから受ける印象はもっと線の細い人かと思っていたので。でも、天下の太閤秀吉に楯突いて怒りを買った人物ですから、それなりにすごみのある人だったのかもしれませんね。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-20 12:18:15) |