9.地べたを這いずり回る以上に過酷な下水道を這いずり回る姿。実話ベースなので自由を渇望する3つのグループに一縷の望みも見いだせず、それぞれの結末も救いの無いものでした。ソ連赤軍のした事を知るにつけ二度と観れない作品です。 |
8.怖い怖い恐ろしい。地下水道・・歩道のある立派なものを想像していたら、はるかに原始的なドブトンネルなのに引いた。だめだ私には耐えられない。こんなとこに入ったら間違いなく自律神経が誤作動おこして周りの人間に散々迷惑かけたあげくに発狂するだろう。全国の高校でこの気の滅入る映画の上映を義務付けると反戦教育にぴったりだと思う。 【tottoko】さん [地上波(吹替)] 8点(2012-01-14 15:06:11) |
7.地下に潜るまでが予想よりも長くて少しだれたのですが、地下に降りてからは、カメラは延々と暗く狭い地下道のみを追い続け、見る側に息苦しさと圧迫感を与えてきます。そして、地上あるいは出口に戻ったシーンでは、作中の登場人物同様、見る側も光の眩しさに目がくらみそうになります。しかもその後で、どのパターンについても、だらだら続けずにあっさり終わらせているのが良い。コラブとデイジーのパートなどは、余計なことを一切していない分、かえってこちらも足がすくむほどのインパクトがあります。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-02 02:05:15) |
6.地下「水道」なんて言えば聞こえがいいですが、実際のところはヘドロと汚物にまみれながら彷徨い歩く出口のない迷路。この汚らしさが異常なまでにリアルで、この「汚さ」だけでもこの映画は一見の価値とさえ思えるぐらいです(これに比べたら『第三の男』の地下水道はキレイ過ぎる!)。『世代』『灰とダイヤモンド』と同様、抵抗運動に関わる人々の悲哀という面においても勿論素晴らしい作品ですが、閉ざされた空間の中で徐々に追い詰められ狂っていく人間を描いたサイコホラーとしても十分堪能できました。 【とかげ12号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-09-25 14:24:42) |
5.暗い。いい映画であることは間違いないが、もう二度と見たくない。 【トナカイ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-25 23:08:12) |
4.地下水道を拠点にしたレジスタンス暗躍の話だと思って観たら、全く私の思い違いだった。どういう経緯でレジスタンスに加わったのか語られてはいないが、笛を吹きながら彷徨う音楽家の狂気の果ての姿には、観ている方までも汚水にどっぷり浸けられた気分になった。一刻も早く地上に出たいばかりに嘘をついていた部下を、いとも簡単に射殺したザトラ隊長。やっと目にした明るい陽の光の下での同胞による処刑は、見るに耐えなかった。とうに志気も軍紀も失せて瓦解した「私の部隊」を追ってマンホールに戻っていく彼の姿は、正義を貫いているかのような錯覚を与えるが、とても正気の沙汰とは思えず、寒気がした。そもそも地下に潜る際、熟知したデイジーを案内にたたせず、簡単な道だと高をくくった判断ミスを犯していたのは、隊長本人ではなかったか。戦争の悲劇と凄惨さは、殺戮場面やそれを取巻く戦場風景にだけあるのではなく、内部崩壊の末、自滅していく個々の方がより強烈であると実感した。 【トバモリー】さん 7点(2004-04-04 15:13:12) (良:1票) |
3.第2次大戦下のワルシャワ、地下水道を彷徨うレジスタンスの姿を、執拗に描きます。際限なく続く、暗闇の地下水道。当時の明日なき戦況、出口の見えないポーランドの姿をそのまま象徴しているような、異様なまでの重苦しさです(川口浩探検隊の洞窟探検ですらここまでの圧迫感は無かったゾ。ってオイ何と比べとんねん)。ま、型破りな映画であって、バランス良い映画とは言い難いかもしれませんが、まさにその仮借なき描写によって、本作は確かに異彩を放っております。ところでワイダ監督は1926年生まれ、この映画で描かれる時代は彼のまさに多感な時期のはず。それから約十年、30歳そこそこで、これほどまでに感傷を排し冷徹な視線で映像作品化するこのセンス、驚くべきものがあります。 【鱗歌】さん 8点(2003-12-28 21:18:09) (良:1票) |
2.最後中尉かなんかが再びマンホールに入っていく姿が印象的です。主人公の男の名前を地下水道に書いた女が男になんて書いてあるか聞かれて本当のことを言わないとこなんか地下水道に漂う絶望感を表していて、自由の尊さと戦争の無利益さがヒシヒシと伝わってきて全く安っぽくない。いい作品です。 【たましろ】さん 9点(2003-12-18 22:04:17) (良:1票) |
1.地下水道、とても象徴的な空間です。解放を、自由を求め彷徨う世界。暗く閉ざされ交錯し苦しみが襲う世界で必死に光を目指すけれど・・・。終戦から12年後にポーランドという土壌から生まれた映画として十分に納得できるのですが、それ以上にこの映画は時代を越えて抑圧と自由を重く訴えてきます。息苦しさ満点な映画なので、ちょっとシンドいんですけどね。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-10 23:19:10) |