13.若くして病と闘うミコと恋人達の切ない物語。不治の病で顔の半分を失ってしまうが、若くてあまりにも美しい顔半分が眩しくて観ていて辛い。必死に恋人マコや家族、同じ病院の患者さんにも心配をかけない様に強がって生きる様は思わず泣けてきます。実話だそうですが、若い命に何故こんな辛い試練を与えるのでしょうか。 【SUPISUTA】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-01-21 22:36:06) |
12.せっかくの実話ベースなのに、描写が凡庸で、この頃によくあった闘病話作品と何も変わらないのです。脇役陣にも名優の数々を投入していながら、ほとんど生かされていない。印象に残ったのは、原作から引っ張ってきたとおぼしき独白の台詞のみ。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 3点(2018-06-28 04:01:04) |
11.純愛映画として観れば予想していたよりも楽しめる。脇役がそれぞれの立場としての演技を難なくこなしていて、特に宇野重吉、やはりこの俳優は脇役として作品の中で主演の女優さんを上手くサポートし、一つの作品を見所のあるものにしている。主演の吉永小百合については、確かに美しい。でも、ちょっと健康的過ぎる気がしてならない。このような映画に果たして吉永小百合が適しているか?という意味でのちょっとした疑問!個人的には守ってあげたくなる女優ナンバーワンの芦川いづみの方が何だかしっくりくる。悪い映画でもないし、つまらなくもない。でも、やっぱり私には吉永小百合だと守ってあげたくなるようなものが感じられないのである。 【青観】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-12-26 18:57:50) |
10.吉永小百合がほとんど顔の半分を隠して出演。でも、半分でも充分に美しい。とかくアイドル扱いされがちだった吉永小百合が演技者として認められた作品らしい。それだけの見応えがありました。実話の映画化だが、そのモデルが逝去したのが1963年で、映画になったのが1964年というスピードに驚き。余談だが、この映画が撮られた10年後に主人公と同じ病院にひと月ほど入院した経験があって、屋上から見る大阪駅近辺の風景がとても懐かしかった。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-12-04 21:32:36) |
【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-04 22:31:43) |
8.実話を基にした感動作。「キューポラのある街(62)」辺りから「泥だらけの純情(63)」、そして本作「愛と死をみつめて(64)」辺りまで吉永小百合の代表作が続く吉永小百合の黄金期、日本映画の黄金期末期かなと思う。たまに大阪弁なる吉永小百合がめっちゃかわいいです。どうしてもアイドル映画って印象の映画だけど、あの吉永小百合が顔中包帯だらけ…、ベタっと貼ってあるだけなのがリアルで衝撃的です。そんなに感動もしなかったけど「禁じられた遊び」弾いてるシーンは印象残ります(あの音楽はちょっと卑怯な気がw)。...まぁこの手のものはあまり得意でないので6点で。次も有名な「青い山脈(63)」見てみます。 【バカ王子】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-13 23:31:05) |
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7.吉永小百合の美しさと、当時の病院の生活ぶりが興味深い。不治だと分かっていれば、1日でも長く両親や誠と暮らすことができるようにすれば良いのに…と思うのは、今の感覚なのであろう。 【みんな嫌い】さん [DVD(邦画)] 5点(2005-05-16 11:47:40) |
6.今まで日活青春コンビが演じたヒット曲がらみの泣かせる話、程度に思ってて見たことがなかったんですがこれは見てビックリ、そういうのにありがちなあざとさを感じさせない真摯な純愛映画でした。 顔の半分を切り取るというこの上なく残酷で理不尽な運命に見舞われながらも最後まで気高く生きた道子さん、辛い彼女を真心で支え続けた実さんの実話が切なくてもうボロボロに泣けました。大泣き映画というジャンルがあれば ベスト10に入れたい。小百合さんの朗読する日記にも胸を打たれるのですが、これほど切々と心に響くナレーションもそうそう聞けるものではありません。公開年がこの話の時に近いので早いなぁ、、と思いましたら、映画の企画は彼女の生存中に始まってたのだと友人に聞きました。小百合さんは道子さんと面会もしてたのだそうで、作品からも道子さんへの熱い思いが感じられます。 相手役の浜田光夫も好演で二人の純粋な生き方には今見ても感動させられます。 【キリコ】さん 8点(2004-11-16 21:41:28) (良:1票) |
5.大島みち子と河野実のベストセラー書簡集「愛と死をみつめて ―ある純愛の記録― 」を基にして作られた、実話物の映画化。ラジオやテレビでもドラマ化されており、とくにTVドラマでの主題歌「愛と死のテーマ」(歌: 青山和子)はレコード大賞を受賞していることから分かるように、年輩の方々にしてみれば余りにも有名な物語りです。私も子供の頃、「まこ 甘えてばかりで ごめんね ……」で始まる哀切溢れるメロディーは幾度となく耳にしました。主人公の女学生みこは顔の左半分を、当時では不治の病ともいえる軟骨肉腫に冒されてしまう。恋人まこのひたむきな愛に支えられながらも、主人公の希望と絶望の間に揺れ動く心理描写には涙なしでは見られない。「健康な日を三日ください」「死ぬほど家に帰りたい」「個室がほしい、そして思いきり泣きたい」…などなど。主役を演じる吉永小百合の好演が、見る者をすっかり感情移入させてくれる。恋人役の浜田光夫も誠実な演技で好感が持てる。胸を打つ純愛映画の秀作です。 【光りやまねこ】さん 8点(2004-03-30 11:04:00) |
4.暗い・・。音楽が徐々にホラーになっていくのは、何かの間違いか・・?ストーリーも吉永小百合の顔半分を取るという、想像したくない作品。1964年といえば東京オリンピック高度経済成長の作品とは思えない。吉永小百合がかわいいのが救い。 【かまるひ】さん 2点(2004-02-08 21:00:46) |
3.ただでさえ実話とは思えないのだが、吉永小百合の存在がさらにそれを増幅させている。 |
2.難病に冒されながらもお互いにいたわりあって残り少ない時間を過ごす。私達にあの純粋さはあるだろうか?日本はこの50年で随分変わってしまったものです。 【あずき】さん 7点(2003-12-06 19:08:37) |
1.浜田光夫も吉永小百合も若いですよねえ。不治の病にかかった”みこ”とそれを必死に看病する”まこ”の青春悲恋物語でしょうか。眼帯をしてベッドに横たわった吉永小百合の手を握って揺らしながら浜田光夫が語るシーンが印象に残ります。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-25 17:18:11) |