10.大河ドラマなどを見て、当時の史実とか人間関係とかがある程度わかっている人向け。まあ輸出されることはないと思いますが、仮にこのあたりを知らない外国人が見たら、何のことやらさっぱりわからないでしょう。それぐらい、主人公2人以外のキャラについてはバッサリ切り捨てた感じ。 それはそれとして、いかにも無理やり派手な衣装を着させられている感じの北林谷栄(大政所)が印象的。それと、さすがに終盤の主人公2人のやりとりには静かな迫力があります。ここはよかった。しかし、ここにたどり着くまでが長い長い。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-08-28 01:20:14) |
9.全体的に重厚感があり、豪華な美術や装飾が見どころ。 物語が淡白で深みが無く、少々退屈ではある。 三國連太郎、山崎努の対決は見応えがある。 【とれびやん】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-09-03 19:30:09) |
8.この映画の利休と秀吉もそうですが、本能寺の信長・光秀や関ヶ原の家康・光成等、結果は明白な日本史の重大事件の中でも当事者たちの本音は思いめぐらすしかないのでしょうね。利休と秀吉の描き方もデフォルメされているかもしれませんがあり得ることなのかなと思わせる映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-08-04 21:02:02) |
7.2011.9/13鑑賞。久し振りに私好みの作品。歴史的有名人利休も私は余り知らない。色々な逸話も組み込まれた作品らしく楽しめた。 なんとなく黒澤作品の構図、衣装、メーキャップが似ている感じがするが利休、秀吉の性格を旨く表現。また単純素朴と豪華絢爛の対比も衣装、小道具、背景などと共によく演出されている。切腹に到る経緯が豊臣滅亡の経緯と良く似ており面白い。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-09-23 12:11:10) |
6.調度品、セットがすばらしかった。利休も秀吉も名演技でした。 【ホットチョコレート】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-09-15 20:46:49) |
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5.三國連太郎、山崎努をはじめ、脇も媚びたようなところが無く、実力派キャストで丁寧に作られた映画という印象。しかし地味というか、盛り上がりを欠いた面もあると思う。三船版「千利休 本覺坊遺文」も併せて放送してくれると嬉しかったのだが…。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-09-12 22:00:19) |
4.日本的って言葉がよく表現されているし、役者に関しても文句なしの二人、三國連太郎の利休と山崎努の秀吉、この二人の親しみから憎しみへと変わって行く様がきちんと描かれている。そういう意味では非常に良く出来てはいるものの、この二人を取り巻く他の者との駆け引き、ドラマ的、いや、映画的と言った方が良いかもしれない興奮という意味で観ると物足りなさが残る。全体的にまとまっていて、よく出来ているが、何かあと一押し、二押し的な要素に欠ける為につまないとは思わなかったが、特別凄いとも思えず、それなりに楽しめはしたものの物足りない。この同じ監督の映画なら私は「砂の女」の方が好きなのと、凄み、強烈さにおいても上であると思う。 【青観】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-05-17 16:14:55) |
3.三船利休と続けて鑑賞。華やかさではこっち、厳かではあっちって感じかな。個人的好みではこっちのが好きだけど、まあ同じ点数で。「美は、ゆるがない」とか書かれてるとなんかかっこいいなぁと思う。山崎努の秀吉がとてもおもしろくていい。 【バカ王子】さん 6点(2004-06-18 23:42:36) |
2.地味な作品ではあるが、見所はあると思う。とりあえず役者は粒揃い。この面子で大河ドラマにしてもらいたいくらいで、三國連太郎と山崎努のやり取りは迫力がある。映像も美しい。まあ、残念ながら物語としては盛り上がりに欠けるので、歴史物が好きなら損は無いという程度でお薦めします。 【もとや】さん 6点(2004-03-10 13:24:40) |
1.草月流の家元で陶芸家でもある勅使河原監督の自らの美を追求したのであろう映像。侘び寂びの利休の究極的なシンプルな世界と「豪姫」にも出て来る古田織部の斬新で型にはまらない世界と対比するといいかも。あと同時期公開された「本覚坊遺文 千利休」との対比をすると利休の実像が見えてくるかも。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2004-01-15 21:55:36) |