1.《ネタバレ》 うーん、全体的に暗い。ストーリーが暗いのはしょうがないが、画面が暗いのはどうにかならないかな。なんだか気が滅入ってしまう映画です。こういうクリスチャンの反宗教的映画って、なんというか、心理的な葛藤こそ面白いと思うんだけど、なかなかそこが上手くない。それに、登場人物がわかりずらくてちょっと困った。髭の大男がいっぱいで、しかも画面が暗くて、誰が狼藉を働いてるのかわかんなかった。なんだかあまり好きではない。ジュリーデルピーが出ているので、どうしても「恋人までのディスタンス」を想像して、あの美しさを求めてしまうのだが、あまり美しくない。父親である王が、どうしてもベアトリスの魅力にあがなうことが出来なかったように、デルピーの美しさを出して欲しかった。